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誉先輩は「策士」って印象ですね。
見た目も接する印象もボイスも至って優しくてソフトな感じなんですが
ここぞという時に見せる威圧感や、恋の駆け引きなんかは
一目を置くものがあるな・・・って思いました。
宮地君と梓君が、天敵(笑)同士で、顔を合わせては喧嘩をしているのだけど
そんな時も、暖かく見守っている場合と
見過ごせない場合をちゃんと見極めて、対応しています。
見過ごせない時の怒り方は、決して力でねじ伏せるようなことはしないのだけど
厳しい口調と的確な指摘で有無を言わせない威圧感を放って
部員たちを黙らせ、納得させます。
誉先輩の言葉は、正論ばかりで隙がなく、そんなところも、
無言の威圧感になっているんだろうな・・・って思います。
恋愛に関しても、中々の策士で・・・。
優しく包み込むような態度で遠まわしに
好きオーラーを出して接することもあれば
素直に気持ちを伝えることもあるし。
でも、その素直な言葉も、ちょっとひねりが入っているので
鈍感な主人公:月子には、どうとったらいいのかわからず
聞き返したりすると
「そのうちね!」とか言われて、すっと話題を変えられたりするので
結局、「あれは何だったんだろう?どんな意味があるんだろう?」って
返って心に残ってしまったりして。
その辺も作戦として駆使しているなら、
ホントに誉先輩凄いな・・・って思ってしまいます。
基本的には、優しい「お兄さん」ってイメージなんですよね。
部員のみんなのこと、一人ひとりを良く理解していて
出来る限り本人の自由にさせていて、それを見守る。
でも、その人が、間違った方向に向かおうとすると正論で優しく諭す。
中々、高校生でこんな心の広い人はいないんじゃないか・・・って感じ。
完璧っぽいんだけど、弱点もあって、そこがまた好感が持てる。
「本番に弱い、プレッシャーに弱い・・・」
でも、これも元を正せば、部長として「勝たなければ」という責任感からきているもので
宮地君や梓、主人公、その他に部員に
「部長がこけてもカバーできます」と言われて、肩の荷を降ろしたところで克服。
他人の言葉も素直に受けとれる柔軟性も持っているんですよね。
そして、落ち着いた優しげな物腰は、
「茶道の家元の息子」という血筋からくるものでしょう。
茶道、弓道、占星術とどれかを選ばなければという難関にも
一人で悩んで選んで進もうをしていたのだけど
「無理にひとつにしなくていいのではないか?先輩なら全てを手に入れられるんじゃないか」と
月子に言われ、自分の抑えていた気持ちに気づいて
「やるだけやってみよう」と全てを手に入れる道を選んで進んでいこうとするのだけど
ここでも、意固地にならず月子の意見を素直に受け入れてますよね。
誉先輩はきっと、お互い話し合って助け合って一緒に成長していけるタイプの
恋人、旦那様になるんだろうなって思います。
広い心で暖かく見守ってくれて、でも、駄目なことは駄目と諭してくれて
もう、絶対幸せになれるタイプですよね。
これだけ絶賛しておいて、なぜ一番じゃないのか。
これ、春の羊君の時にも書きましたが
誉先輩も残念ながら、ボイスが苦手なんです。
どうも、私は、高めに甘いお声を受け付けないようでwww
それから、見守ってくれるタイプなので、性格的にはいいんだけど
やっぱり優しすぎるところが・・・
さて、気きになるENDですが。
一つ目は付き合ってから5年後。
結婚式前に教会を下見に訪れてるシーン。
そこで、誉先輩が「結婚式の練習をしよう」と。
祭壇の前で、熱烈告白してました~
「君の代わりなんて、この世のどこを探してもいない。僕には君だけなんだ。
だから、改めて言わせて欲しい。・・・僕と結婚して下さい。
これから先の未来は、僕が君を幸せにしてあげるから、心配しないでね。」
僕、しあわせだよ。言葉で言いつくせないぐらい。」
そして誓いのキス
「愛してる・・・」と。
2つ目は、誉先輩が弓道部を引退してから、暫く後のシーン。
部活後、誉先輩に呼ばれて、生徒会室の畳の部屋で。
月子に誉先輩がお茶をたてる。
弓道と西洋占星術をやってる姿は知ってるから、お茶をたててる姿をみせたかったと。
「茶道をやってる僕の姿も好きになってくれたかな?
僕は君が思ってる以上に、君のことが大好きなんだよ。」
で、「僕のことを好きって言ってくれたご褒美に」と、キスをしてくれます。
「僕は君が愛おしくて仕方がない。ずっと僕と一緒にいてください。
大好きだよ、これからもずっと。改めて、これからもよろしくね。」
そう、やさしく語ってくれました。
最後に3人を攻略すると、ノーマルエンドが見れました!
これ、意外に感動しちゃったんだ、私。
サブキャラの犬飼君が凄く良いこと言ってたよ。
「楽しかった夏の思い出は俺たち弓道部員の胸に深く強く刻まれている。
その思い出を抱えて次のステップに踏み出すんだ。
楽しい思い出があるから前に進める。
それが、この先、辛い困難にブチ当たった時に背中を押してくれる。
季節は俺たちの意志とは関係なく巡っていく。
楽しい思い出とともに。
夏が終わるのは淋しいが、その次の季節でまた楽しい思い出を作っていくのも大切だ。
だから・・・立ち止まんなよ。
淋しくったって・・・前に進もうぜ。」
「どの季節よりも短いから、一瞬一瞬が輝いている。
短いからこそ全力で輝こうとする。
人は全力で夏を楽しもうとするんだ。」
この言葉を聴いて、涙したのは私だけでしょうかwww
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【瑛君とののの物語】
《220回目》
すると、はるひが背後からののに声をかけた。
「のの、おはよー!あんた、何、にやにやしとるん?」
「えっ!あれ~はるひ!おはよー、もう来てたの?今日は早いね。」
「あんたのこと観察してたんや。
教室入ってくるとこからにやついてやん、何かあったん?」
「うん、あのね、今日はビンゴだったの!」
「あープリンスの微笑みかーー。」
「うん!やっぱ、嬉しい・・・」
「あーあ、朝から、ご馳走様!
しかし、こんなことで幸せになれるあんたのほうが幸せやな~。」
「そうかな?」
「ところでさ、ホワイトデーどーするの?あんたら。」
「ホワイトデー?」
ののは、ふっと真顔に戻ってきょとんとしていた。
「ちょっと、あんた、今頃何言っとるん。
もう、今週末やでホワイトデー。プリンスとどっか行くんやろ?」
「えっ、行かないと思うよ。だって日曜日でしょ?
佐伯君、お店に出るだろうし・・・。
特別メニューとか出すだろろうから忙しいと思うんだ。
それにそんな話、何も出てないし・・・。」
「ちょっと、のの、相変わらず暢気やな~あんたはそれでええの?」
「うん、別にホワイトデーだからって、
忙しい中、わざわざ出かけなくていいし・・・。」
「あんたー物分り良すぎ!寂しくないの?」
「だって、忙しいのわかってて、我侭なんていえないよ・・・」
「あかん・・・あたしには理解不能な考え方やわ・・・」
「そうかな?じゃーはるひはどーするの?」
「そんなん決まってるやん!1日デートするんさ。フフフ」
「そうなんだ!いいな~」
「でも、お誘いかけたら振られてしもて・・・」
「えー・・・そーなの?」
「もーーそんな顔しなや!14日はファンの子のために、
ホワイトデーコンサートをやるんやて。」
「そっか!ハリーのバンド人気あるもんね。
ホワイトデーコンサートなんて素敵じゃない!」
「まぁな。あたしとしてはふたりっきりの時間を過ごしたいって思ってたんやけど
ハリーさ、そのコンサートに招待してくれたんさ。」
「わぁーはるひ、いいな。良かったじゃない!」
「そーやろ。実は、すんごく嬉しいんや!
あんたもさ、プリンスが誘ってくれやんのやったら
あんたから、どっか、誘ってみたら・・・」
「そうだね・・・考えてみようかな」
すると、教室にチャイムが響き渡った。
はるひは、「じゃーね!」と言うと、自分の席に戻っていった。
(いいな。はるひ。私も本当に考えてみようかな・・・)
そして、その日1日、ののは佐伯とどこかへ出かけようかどうしようか
色々と考えを巡らせて過ごしていた。
続く・・・
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