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乙女ゲーム(携帯 PC DS PSP)のプレイ日記です。 文末に「瑛君とののの物語」というお話も掲載中。 気が向いた時、思ったことを綴っていこうかな~って思ってます。 だからきっと更新も話題もバラバラになると思います。 こんなブログですが温かく見守って下さい! *ネタばれ、セルフありです!
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 うわー題名が長くなってしましましたが…
5月7日、私の中でのGW最大のイベント。
 
『MARINE SUPER WAVE LIVE』  に行ってきましたーwww
アーティストのライブ、コンサート自体に行くのが久しぶりの私。
大興奮の1日だったです。
 
このライブ、マリン・エンタテインメントに所属する
声優ユニットアーティストの合同ライブということで
わたくしの好きな声優さんが多数ご出演だったので行ってきた次第です。
 
出演順に感想を…
 
 
 
【JUST】
 
声優・斎賀みつきさんと作曲家・西岡和哉のヴォーカルユニットだそうで。
 
あの…斎賀みつきさんって女性ですよね…
(ファンの方、ごめんなさい、女性声優さんは全く知らないので…)
かっこいい!方ですね。
背が高くて、スリムで、お声もアルトの男性っぽい声帯で。
私、最後の挨拶まで、「女性」なのかどうか???だったんですよ。
 
中性的な魅力のある方なので、男性からも女性からも人気あるんだろーなー。
そうそう、女子高にいたらきっともてるだろーなーって(笑)
アニメの主人公の男の子の声とかやっていそうだし。
 
歌もすごくお上手で。
歌唱力抜群ですね!
今回の4組の中では実績もあるユニットだし貫禄がありましたね。
 
新曲の「カノーブス」素敵でした!
しっとりバラード曲だったんだけど、思わず聞き入ってしまいました。
もちろん、他の4曲もファンと一体となってのりのりで
トップバッターとして、ガンガン盛り上げてくれましたね。
 
 
 
【ELEKITER ROUND φ】
 
ラジオ関西「日野聡vs立花慎之介 平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!!」から誕生したユニット
そう、もうおわかりでしょうが、今回の私のお目当ての方々www
 
正直、立花さん、日野さんは凄く歌が上手!ってわけではないと思うのですが
やはり、大好きなお声なので、理屈抜きで好きなんですよね(笑)
 
ユニットのコンセプトが「和風なロックサウンド」(だったよね…)なので
乗りの良い曲で私たちを盛り上げてくれました。
1stミニアルバムの曲4曲と今度発売予定のアルバムから1曲披露してくれました。
 
新曲「マリア」ですが…不思議な感じの曲でしたね…。
立花さんが曲を書いたそうです。
出だし、スローバラード系なんだけどサビなのかな?って思うようなインパクト。
歌詞から想像できる光景が頭にはっきり浮かんできます。
その後一転、ハードロック調になり、最後の最後
完全にまた転調して、私たちの世代には、何だか懐かしい曲調…
ブルースに近いかな…そんな感じ終わっていきます。
聴いていて、何だか不思議な曲に感じました。
あっ、とっても素敵なんですよ。
早く、立花さんが書いた、歌詞をじっくり見てみたいです。
 
最後に歌ったバラード曲「キセキ」は私の大好きな曲なので
もう、じっくりと聴いてしましました。
 
日野さんも立花さんも初っ端なやはり緊張した面持ちのスタートでwww
でも、2回目の夜の部のステージはもう堂々としてて
彼たちも楽しんでいるのが伝わってくるステージになってました。
 
そうそう、ふたりの歌うときの癖(?)を見つけましたwww
立花さんは、感情込める時、目を瞑ってマイクを両手で包むように握るんですね。
日野さんは、片手をマイク、もう片手をマイクスタンドに掛けて
歌うんですよね。
 
なんと言ってもやっぱり、立花さんかっこよかったですwww
うっとり色っぽく歌っているお顔などは、直視できませんでした。
完全にエコ贔屓www
 
 
 
【M.O.E.】
 
超!A&G+「羽多野・寺島 Radio 2D LOVE」から誕生した、
羽多野渉と寺島拓篤のアニソンカバーユニット。
 
このおふたり、完全に「萌え」担当www
かわゆい、かわゆい!www
だって、最初に「こち亀」のアニソン歌って、手を繋いでスキップして
登場してくるんだもんwww
 
ずっとロック調でのりのりで盛り上がったところで
フッと、安らぎタイムって感じ。
 
でも、その後は、ジョジョに盛り上がっていって
最後は会場みんなで一体になってのりのりになりました。
幽玄白書は本当に懐かしかったですwww
歌よりかわいさが印象に残ったお二人でした(笑)
 
しかし…
噂には聴いていたけど、波多野さんって男前やなーーー!!!
思わず、見入ってしまいましたよ。
この人、絶対、二枚目俳優になれるよね。
お顔が綺麗すぎて、ビックリでしたwww
 
 
 
【BLACK VELVET】
 
 
6人編成のハードロックバンド。
80'sのハードロックやLAメタル、90'sのグランジなどの
オルタナティブ・ロックを融合させた強く激しいヴォーカル・スタイルが特徴。
ハードロック中心だが、熱いバラードも発表しているそうです。
 
きっと6人それぞれ、各方面で有名な方々なのでしょうが
私は森川智之さんしかわかりませーんwww
 
でもね、森川さんの歌い手としての顔を初めてみせてもらったけど
他のイベントで見せる、お茶目で楽しい顔とは別人ですねーwww
驚きの声量と歌唱力ですね。
ホントにビックリしました。
 
もう正統派のハードロックバンドって感じで
登場シーンからハードハードwww
重低音が心臓に響いて、ガンガン体に響くサウンドでしたね。
圧巻…でした。
本人たち、「部活の延長」なんて言ってましたが
全然そんな感じではなく、もう本格的なロックバンドでしたね。
 
それでもMCになると、いつもの森川さんって感じで。
話、面白ろーーいwww
 
 
 
昼、夜、2回公演だったけど各アーティストたち、やはり2回目の方が
余計にはじけちゃってたように思います。
まぁ、2回目は後の時間も多少オーバーできるからだろうけどwww
曲数はかわらないんだけど
1回目と2回目と曲を変えているユニットもあったし。
MCの時間は2回目の方が長かったですね。
 
本当に、アーティストと会場が一体になって盛り上がって
楽しくて、元気になれた時間でした。
 
ただ…
2公演、スタンディングと言うのは…おばちゃんには辛いwww
あーー若かりし頃は、500人程度のライブハウスに
無名のバンドのライブとか会社帰りでも平気で行ってたのになぁ…。
 
夜の部、最後にきたBLACK VELVETは辛かったですwww
もう、飛べない、手が挙がらないwww
もう限界www
 
帰りの深夜バスの中でぐったりでしたわ。
もう少し体力つけなきゃ…ってひしひし思いましたー(笑)
 
10月初めにライブ(?)の第2弾があるようで。
とっても楽しかったので、都合が合えば是非参加したいなって思ってます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【瑛君とののの物語】

 
≪275回目≫
 
佐伯は入国手続き、荷物の受け取り等済ませて空港の出口までやってきた。
 
(はぁ~何だか、久しぶりだな・・・日本。
まだ2週間ぐらいしか経ってないのにもう何ヶ月もここを離れた感じがするな。)
 
そう思いながら、大きく伸びをした。
 
「さてと・・・行くか。」
 
結局、誰にも帰国の連絡を出来なかった佐伯は自力で自宅に帰るしかなかった。
 
「タクシーに乗るか・・・。って俺、そんな余裕ないな。
とりあえず・・・バスだよな。」
 
バス停に向かって歩いていくと、背後から車のクラクションが鳴らされた。
(ったく!何だよ。俺、普通に歩いてるだけだぞ。)
 
無視をして歩き続けた佐伯だが、クラクションを何度も鳴らされ思わず後ろを振り返った。
(何なんだよ!)
 
振り返って運転席の方をみると、見慣れた顔だったので佐伯は思わず立ち止まった。
 
「え?彩さん?」
 
クラクションを鳴らしていた赤いスポーツカータイプの車が
ゆっくりと佐伯の横に停車した。
そして運転席の窓ガラスがスルスルと下ろされ、聞き覚えのある声が
佐伯の耳に飛び込んできた。
 
「佐伯君、お帰り!お疲れさん!」
 
「あ、彩さん・・・。」
 
「あら?どーしたの?何、変な顔して?早く乗ったら?」
 
「何でここにいるんですか・・・?」
 
「何で?って、見ての通り。佐伯君を迎えに来たんじゃない。
とにかく乗って。お店まで送っていくから。」
 
「いいんですか?」
 
「ええ、その為に来たんだから。」
 
「じゃー、お言葉に甘えてお願いします。」
 
佐伯はそう答えて助手席側に移動し、ドアを開けて彩の隣に座った。
佐伯がシートベルトをしたのを確認すると、彩はゆっくりと車を走り出した。
 
「貴方、帰国すること誰にも連絡してないんでしょ?」
 
「ああ、直前まで研修やっててバタバタしてたから
連絡する暇もなかった。」
 
「相変わらず、マイペースね。」
 
「そうかな?」
 
彩は、大通りに車を走らせると、いつものようにテンポよく話出した。
 
「このままお店に行っていい?それか・・・どっか寄る?」
 
「寄らなくていいです、このまま店にお願いします。」
 
「了解。」
 
佐伯は思い出したようにポケットから携帯電話を取り出すと、
珊瑚礁の祖父のところに電話をかけた。
 
案の定、電話の向こうからは、驚きの声が発せられていた。
一通り手短に事情を話し、携帯を切った。
 
「これでよしっと。」
 
佐伯は、小さく溜息をついて、助手席の背もたれにドンともたれかかった。
 
「あら?もういいの?電話?もうひとり忘れてない?」
 
「え?誰?」
 
「誰って・・・。」
 
「あ・・・のののこと?」
 
「そう、連絡してないでしょ?」
 
「ああ。」
 
「早くしたら。彼女、待ってるんじゃない?」
 
「ののなら、どうせ夜、会いにいくから、後でいいですよ。」
 
「あーあ、佐伯君ってば全く乙女心がわかってないのね。
こんな調子じゃ、あの男の子にかっさらわれてしまうわよ。
ののちゃんが、別の子とデートしちゃう気持ちわかるな・・・。」
 
「え?どういうことですか?」
 
「今日ね、ここに来る前、プラネタリウムのところでののちゃんに会ったのよ。
嬉しくて声かけたら、一緒に男の子がいたのよ。
えーーーと、何て名前だったかな?いのう・・・」
 
「井上ですか?」
 
「そうそう、その井上君。
何だかとっても仲よさそうに歩いてたから・・・。
ありゃ、井上君はもうののちゃんの虜だね。
佐伯君もあんな協力なライバルがいたなんて・・・大変だね。」
 
「何で、あいつ井上なんかと?」
 
「何でって。貴方、真面目に言ってるの?」
 
「いたって真面目だけど?」
 
「もう、全く駄目だね。今日は何の日か知ってる?」
 
「今日は・・・12月24日。・・・あっ、クリスマスイブ。」
 
「ちょっと、もしかして・・・本当に今気付いたの?」
 
「・・・。」
 
「私が、推測すると・・・。
多分、ののちゃん、クリスマスイブにひとりが寂しかったんじゃないかな?
それを察した井上君がののちゃんをデートに誘った・・・こんなとこかな?」
 
「ちょっと待って。24日にひとりって・・・そんなの俺が研修行くって決まってから
わかってたことじゃないか。何で今更?
それに、あいつだって納得してたはず。
ここ発つ前にちゃんと話したから・・・。」
 
「無理してたんじゃない?ののちゃん。
ホントは寂しいけど、そんなこと言ったら貴方を困らせてしまうって。」
 
「そんなこと、俺に言われても・・・。」
 
「駄目駄目!巷のイケメン君は彼女の言葉の裏の裏まで読み込まなきゃ。」
 
「んなことできるか!俺ののじゃないんだから。」
 
「あら?でもさ、井上君はそれを察したからののちゃんと
今日、一緒にいたんでしょ?」
 
「・・・……」
 
「ハイ、佐伯君の負け~フフフ。」
 
「ちょっと、彩さん、楽しんでるだろ?」
 
「フフフ。
ののちゃんには佐伯君じゃなくて井上君のような子がいいのかもね。」
 
「・・・。」
 
彩の皮肉の混じった言葉が佐伯の心に刻み込まれた。
(そうなんだろうか・・。・)
 
「ちょっと、佐伯君、マジにとったの?
ごめん、ごめんちょっとキツかったかな?」
 
「いえ・・・本当のことだからな。」
 
「もう、落ち込まないでよ。
夜、ののちゃんに会った時にちゃんと説明して
貴方の気持ち、考えを伝えればいいことじゃない?」
 
「そうだな。」
 
「とにかく、早くお店に帰ろう。佐伯君も疲れてるでしょ?
少し休んでから行動すればいいよ。」
 
その言葉を最後に彩と佐伯の会話は終わった。
彩は車内に流れる音楽のボリュームを少し上げた。
その音楽を聴きながら、佐伯は静かに目を閉じた。
 
「彩さん、悪い、俺少し寝るわ。
着いたら起こしてくれ。」
 
「了解。少しでも熟睡できるといいけどね。」
 
 
 
 
 
 
 
 
                         続く…
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拍手

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 連日TVから流れる地震関連のニュースで、日を追うごとに
被害の大きさを知らされ心が痛んでおります。
 
地震発生時、私は職場にいましたが、船に乗って
緩やかだけど大きな波を超えているような揺れをかなり長い時間感じてました。
でも、お気楽に、職場の皆と
「ドアを開けようか・・・」とか「外に非難?」とか
どこかで、「たいしたことないだろう」って思っていました。
今、そんな自分がとても恥ずかしく、愚かだな・・・って思っています。
 
でも、そんなことに気付き、地震に対して真剣に考えてみようって
思わざるおえなくなったこと・・・これも今回の地震がきっかけになるんだと思います。
日本の皆が、危機意識を高め、被災地域の復興を最優先すると言う意識を持てば
復興もスムーズにいくのかなって思います。
皆がそんな意識を持てば多少不利益を蒙っても、文句は出ないはず・・・って思いますからね。
今後はこの危機感、意識が持続するよう、心がけたいと思います。
 
私に出来ることなど知れているのだけど
節電をしたり、少しだけど募金をしたりしたいと思ってます。
 
 
地震当日、そんなお気楽だった私は、色々用事を済ませて帰宅すると
既に20時を回っていて、地震のTVをみながら気になっていたのは
翌日開催の「遥か祭り」のこと。
最初、関東地方にあれほどの被害があると思ってなくて・・・(ホント、お気楽だったんです。)
でも主催者コーエーのHP見てもすっと「メンテナンス中」の表示で情報が全くなくて。
焦ってしまって、数人のお友達に開催されるのかどうかメールで聞いてたりしてました。
 
するとTVから今回会場になっている「パシフィコ横浜」は帰宅不能になった方々の
避難場所になっていると知って、ここでやっとことの重大さに気付いた始末。
関東地方でもこんな被害が出てるんだ・・・って。
結局、日曜日になって、HPに公演中止の発表が出ていましたけど。
 
私の個人的な事情で今回のイベントは凄く、楽しみにしていたし、
どうしても見たかったんだけど(恐らく暫くイベントに行けなくなるので・・・)
こんな状態では、中止せざる終えないんだと納得はしています。
きっと、また同じ会場で開催しようとすると
すぐにスケジュールが決まるわけでもないですものね。
本当はどれだけ先になっても、公演して欲しいのだけどね。
延期でなく中止になってしまうのは、残念かな。
 
 
さて、「遥かなる時空の中で5」の進捗状況ですが・・・
さすがに、この休日は、どっぷりゲームってわけにはいかず
平日、少しづつプレイしてやっと今、6章をやってます。
 
そして・・・そう、念願の小松氏に会えて、仲間になってもらって
ただ今、一緒に戦っております。
嬉しいです!立花さんの声がきけて(笑)
もっと冷酷非道な感じなのかな?と思ったけど
すごく冷めた考え方なんだけど、思ったより優しいですね(笑)
 
ソウ君の変貌ぶりにビックリしてしまったのは私だけではないはず・・・。
それに、桐生兄弟はやはり只者ではなかったのだと・・・。
 
都姉ちゃんがやたらかっこよくて、
「男だったらいいのに・・・」って何度思ったことか(笑)
 
そうそう、戦いも息子がいなくても何とかひとりで戦えるようになったし
連鎖術も使える様になったし、少しは慣れてきて進歩しました!
レベルをどれくらいまで上げればいいのかわからないんだけど
とりあえず、早く、くぎりの7章まで行きたいと思ってます。
 
相変わらず、遅々とした進み具合なのだけど私はこの作品、好きですよー。
戦闘物が初めてという物珍しさもあるのだけど
ストーリーも自然に次に進めて行きたくなるので
引き込まれているのだと思います。
全く遥かシリーズをプレイしていない目からみると
良い作品なのではないかな・・・っていう感想です。
まだまだ、ほんの序盤なので最終的にどうなるかはわかりませんが・・・。
早く個人ルートに入りたいな。(もちろん狙いは小松氏(笑))
 
 
最後に、コーエーさんに一言。
地震の影響で色々不都合があったのは理解してます。
それにしても、今回の公演中止の告知に関しては、情けないですよね。
中止の連絡だけなら、何とでも出来るでしょ?
コーエーさん規模に及ばない小さな企業でも
お客様最優先で連絡は入れていましたよ。
もう少し、「顧客」のことを考えた行動をとったらどうですか?
この失態を取り戻すには、今後大変な努力が必要だと思います。
私は、仕事柄、顧客の信用を失ってそれを取り戻す大変さは身に染みて判ってます。
どうか、企業挙げてこんなことになった原因究明。適正な対策措置を
取っていただき、にどどこのようなことのないよう1日も早く、顧客の信用を取り戻して下さい。
そして、「さすがコーエーさん!」って言われるよう努力してください。
乙女ゲームを愛する私は、応援させていただきますので。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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【瑛君とののの物語】
 
 
≪270回目≫
 
佐伯が日本を経ってから2週間ほど過ぎた時・・・
 
街がクリスマスムードで盛り上がってきたある日のこと。
 
放課後、ののは、バイトが休みということもあり
ぼんやりと考え事をしながら、最後に机に出されていた教科書を鞄につめこんでいた。
 
(はぁ・・・もうすぐクリスマス。みんな楽しそうだな・・・)
 
「はぁ・・・。」
 
大きな溜息が思わず口から零れた時、背後から声が聴こえた。
 
「ののちゃん、大きな溜息ついてどうしたの?」
 
ののはあわてて振り向くと、そこには、穏やかな笑顔を浮かべた
井上が佇んでいた。
 
「あっ、井上君。」
 
井上は、ののの前までゆっくりと歩いてくると、
そこにある椅子を引いて、椅子をまたぐ様にしてののの前に座った。
 
「それに、何だか元気ないよね、最近・・・。」
 
「そんなことないよ。今日は、バイトないから、放課後焦らなくていいから
ちょっとぼーとしてただけだよ。」
 
「そう?そんな風には見えなかったけど。
心、ここにあらずって感じで、ちょっと寂しそうにみえたけど・・・僕の勘違い?」
 
「えっ?うーん、ちょっと疲れてるかな・・・」
 
「相変わらず、ののちゃん・・・素直じゃないね。」
 
「そんなことないよ。」
 
「僕さ、いつもののちゃんのこと見てるから、よくわかるんだよ。
隠したって駄目だよ。」
 
「そんな・・・私、隠してなんていないよ。」
 
「そう?じゃー素直に寂しいって言えば。」
 
「・・・。」
 
「佐伯がいなくて寂しいんだろ?」
 
「そんなことないよ。」
 
「ふふ・・・。また、強がっちゃって・・・かわいいね、ののちゃん。」
 
「もう、井上君、からかわないで。」
 
「からかってないよ。」
 
そう言って井上は、ののの俯き加減の顔を覗き見た。
(ちょっと・・・井上君、顔が近いよ・・・恥ずかしい)
 
「あのさ、ののちゃん・・」
 
「な、何?」
 
今度は、井上の手がののの頭に載せられて、またぐっと顔が近づいてきた。
思わぬ至近距離にののは無意識に体を引いていた。
 
「逃げないで、ののちゃん。
佐伯がいなくてもさ、僕がののちゃんのこと元気にしてあげるからさ。」
 
「・・・。」
 
「ほら、俯かないで。僕の目をみて。
本当は寂しいんでしょ?」
 
ののは、井上の言葉に素直に首を縦にふった。
 
「やっぱり・・・。じゃーさ、24日の日、一緒に出かけよう。
連れて行ってあげたいとこあるしさ。
佐伯いないんだったら、別に気にしなくていいでしょ。」
 
「え、でも・・・。」
 
「でも?何?ちょっと友達と出かけるくらいいいだろ?
それとも、佐伯にそんなことまで禁止されてるの?」
 
「そうじゃないけど・・・。」
 
「じゃーいいじゃない。何か問題ある?
別に、友達と都合が会う日に出かけるだけだろ?」
 
「それは、そうなんだけど・・・。」
 
ののがどうやって対処したらいいのか混乱していると
「じゃー何も問題ない。決定だね。
楽しみにしてて。僕、絶対にののちゃんのこと元気にしてあげるから。」
 
「う、うん。」
 
「よし、ちょっとは元気出てきた?
ホント、楽しく過ごさせてあげるからさ!期待してていいよ!」
 
井上はののの頭を軽くポンポンとたたくと
そのまま立ち上がってののに続けて言った。
 
「じゃーそろそろ帰ろうか?」
 
「一緒に帰るの?」
 
「そうだよ、何か問題ある?」
 
「う、ううん、何でもない。」
 
「大丈夫。ちゃんとお家まで送って行ってあげるから。」
 
「そうじゃない、そんなこといいよ、井上君、遠回りになるから。」
 
「そんなの、ののちゃんが気にすることないの。
お姫様をお送りするのはナイトの役目だから。
ほら、行こう!」
 
井上は、すっとののの手を取ってののを立たせてあげた。
 
「ありがとう・・・。」
 
ののは反射的にそう答えて、井上と歩き出した。
井上はののの手をふわりと握り、そのまま教室を出た。
そのままふたりは、下校の途に付いた。
 
 
 
 
 
 
 
                     続く…
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拍手

 さてさて、今回はまたイベントネタに戻りま~す。
1月29日(土)神戸ハーバーランド「カルメニ」1階オープンスタジオへ
立花慎之介さん&日野聡さんがやってる
「平成ニッポン・国取り合戦ラジオ!!」
公開録音の収録に参加してきました。
 
最初に誤解のないように…ですが
この記事は、文句を言っているわけではありません。
次…に繋げいって欲しいって思いから書いてます。
今時「無料」のイベントなんて本当に貴重でありがたいんですよ。
だから、「こんなことなら無くそう」とか、
「やっぱチケット制にしよう」とかそんな方向には行って欲しくないんです。
今回初めての試みだったと思うから
参加した方々の色んな声をきいて、次につなげて欲しいんです。
反省点を改善して、イベントの精度を上げていってほしいんです。
だから、敢えて、記事にしようと思ったことです。
生意気な言ってるのは重々承知しておりますから。
 
 
収録は2回分あったのですが、オープンスタジオ前のブースに簡易の席が
設けられていて、50席だったのですが、その席は抽選だったんです。
抽選は1回目か2回目どちらか1回だけということで
私は、1回目の抽選に…。
103人中、50人が当たる確立だからもしかしたら…って思ったのだけど
私が手にしていた90番台は殆ど当たりが出なくて…
私、私の友達、友達の娘さんの3人とも見事落選。
今年は、やっぱり、くじ運は悪そうだ…って(笑)
 
立ち見は自由…ということだったのだけど
ポールで仕切られた中だけでしか立ち見も出来ない状態で
5,6重に重なってたと思う。
きっと、3列目以降は、ブースの中、ほとんど見れなかったと思う。
 
子連れの友達は、「あの中に小さい子供連れてはいられないよ…」ってことで
折角来たのに、リタイヤになってしまって。
 
私も、何とか、最後尾から声だけでも聴こうと頑張ってたんだけど
元々人ごみが苦手…と言うか、囲まれることが苦手な私は
案の定、途中で気分が悪くなって、途中から、観覧エリアから外れて休んだり
しながら、聴いてたのだけど。
 
 
今回のイベントは「無料」だからね、あんまり文句は言えないのだけど。
やっぱり、ちょっと酷いな…って思ったことがある。
 
抽選を制限するぐらい、「平等」を謳うなら
立ち見を含めて1回目、2回目を総入れ替えするべきじゃないですか?
私は2回目の立ち見で何とか見れないかと
1回目からずっと待ってたのに、2回目の立ち見で人の入れ替わりは
殆どなく、結局、早朝から並んでいたのに、全く姿が見えない状態でしたよ。
 
あとね、他のお客様のご迷惑にならないように…ってことで
警備をすごく厳重にしてたのだけど
1階の観戦エリアから離れたところで聴いていたり
2階からブースが少しだけ立花さんの姿が見えるところから覗いていると、
すぐ警備員がよってきて
「ここで見るのは困る」とか言うのだけど、
どちらもそんなに他のお客様に迷惑かかる場所じゃないし
「平等」に…って思うなら、少しでも、見える場所は解放すべきじゃないですか?
それこそ、見張ってて、危険な行為、迷惑行為に及んだら
注意すればいいことで…
あそこまで、制限する必要があるのでしょうか?
 
挙句の果てには、気分が悪くなって、でも、声は聴きたいから
少し離れたところで、休んでいたら
次から次へと警備員さんや、スタッフさんが声をかけてくる。
「ここで聴くのは困る」みたいな感じでね。
もちろん、面と向かって「困る」とは言わないけど
「大丈夫ですか?」と声をかけてくるのだけど
言葉の端々に、「どっかいけ」って思いが込められてるようでね。
「2階に椅子がありますから」とか
「無理はなさらない方がいいのでは」とか。
 
私、誰かに迷惑かけましたか?
どうして、ただ聴いてるだけなのに、そこまでされなきゃいけないの?
気分悪くても、聴きたいって思って、何とか迷惑にならないところで
休んで、聴いてただけなのに。
ちょっと酷いな…って思いました。
 
こんな思いをするなら、いっそのこと有料にして
部外者はシャットアウトしたらいいんですよ。
 
なんか、厳重にすることのポイントがずれてる感じ。
「平等、平等」ってまったく平等じゃないんだもん。
ちょっとがっかりなイベントでしたね。
 
 
もちろん、ラジオ自体は、楽しかったですよ。
立花さんも日野さんも普段、こんな感じで放送してるんだなーってわかったし。
本当に楽しそうにやってましたから(笑)
バレンタインが近いということで、ファンサービスで
甘ーいセリフも言ってくれてたし。
国取りラジオのマスコット的存在の「みぽりん」さんもいたし。
放送自体は、とても楽しかったです。
 
だからね、余計に、ちょっと残念だったかな。
 
まぁ、何度も言うけど、「無料」ってことが一番平等で良心的だとは思うのだけど。
もう少し、抽選に外れた者の「不公平感」をなくす方法を考えてほしかったな…って思います。
 
私はまだしも、あれ、抽選に当たらなかった、子連れのファンには
ホント、辛いですよ。
ベビーカーだったら、あんなとこ入れないでしょ。
そんな人は、来るな…ってことなのかも知れないけど。
 
次回、開催する時は、もう少し考えてほしいなーって思いました。
 
 
そうそう、このイベントで販売された「国取り袋」購入しました!
ポーチ、鏡、シュシュ、全部使えそうで、良かったです。
 
メッセージカードもそれぞれ「らしい」言葉が添えられていて。
直筆初めて見たから、ちょっと感動しちゃいました。
 
そして…問題のトークCDですが…
うん…これは確かに、放送はできないでしょうwww
ただのエロトークって言ってしまえばそれまでなんだけど。
 
バレンタインチョコをもらうって話から
「チョコじゃなくてリボン付けた君が欲しい」から、暴走していったんだけどねwww
もう、おふたりとも盛り上がっててーwww
特に日野さんwwwハイテンショーン!!
 
凄く印象に残ってる話は…
ガンガン押してくる子はどう?って話で
日野さんが、「きっとぶつかってしまうから」ってちょっと引き気味になるのに対して
立花さんったら
「ガンガン来る子は、逆にねじ伏せてやりたいって思う」だってwww
立花さん…やっぱり私生活でも「ドS」なのねーwww
ちょっと笑ってしまいました。
 
恋のお悩み相談コーナーもあったのだけど
それも、悩みを解決しているのか?悩みの内容に便乗して
エロトーク炸裂している感じでwww
まぁ、よくCDにしたな…って感想ですね。
 
あの…立花さん&日野さんに「夢」をお持ちの方は聴かない方がwww
私としては
彼らも所詮30過ぎのおじちゃんなのねーwwwって
とっても親近感が湧いて、ますます好きになったけどね。
 
 
公録が終わった後、結局、聴いていられなかった友達と合流して
お茶しながら、乙女トークに華をさかせてたんだけどね。
そのお友達とは、ちょっと久しぶりだったので
話しててもすぐに時間がたってしまって、楽しかったです!
一緒にきてくれた娘ちゃんには、寒い中、
過酷な(?)イベントに付きあわせてしまってちょっと可愛そうだったんだけどね。
 
今回、イベントはイマイチだったけど
お友達に会って、たくさん話できたから、来た甲斐はあったって思ってます。
あっちゃん、本当に、寒い中、娘さん連れで大変な思いさせてしまって
ごめんなさいね。
イベントは申し訳なかったけど、でも、会えて話せて楽しかったです!!
 
 
 
 
 
 
 
 
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【瑛君とののの物語】
 
 
≪266回目≫
 
「このまま・・・」
 
「・・・」
 
「暫く、このままで・・・少し、話聞いてくれるか?」
 
「・・・う、うん。いいよ。」
 
佐伯は更に抱き締める腕の力を強めると、一呼吸おいてから静かに話し出した。
 
「俺さ、この店・・・珊瑚礁を守っていきたいんだ。
珊瑚礁をずっと続けていきたいんだ。」
 
「うん、そうだね。瑛君頑張ってるもんね。お店のこと。」
 
波の音が耳に心地よく響いている。
 
「俺さ、ここにくるまでは・・・実家に居る頃は凄く優等生だったんだ。
父さん、母さんの言うことを良く聞いて・・・。
勉強も一生懸命やったよ。
そうすると、凄く褒めてくれるんだよ。
中学3年の夏まで、それが当たり前だと思ってた。
 
でも、中3の夏、じいちゃんが体調を崩して初めて珊瑚礁の手伝いに来たとき、
俺初めて、外の世界を知ったよ。
ここの手伝いは、新鮮で、楽しくて、毎日凄く充実してた。
 
夏休みが終わって、実家帰っても、この店のことばかり考えて・・・。
そうしたら、元気になりかけてたじいちゃんがまた病気して
今度は、店たたむって言い出して。
 
俺、いても立ってもいられなくなってこの町に家出してきたんだ。
そして、勝手に羽ヶ先学園の試験受けて、親が猛反対するのも無視して
ここに住み出した。
当然だけど、両親、怒ってさ、実は俺、勘当されちゃったんだ。」
 
「そっか・・・それで瑛君、あんまり家族の話、してくれなかったんだね。」
 
「ああ。」
 
「大変だったんだね。」
 
「まあな。でも、俺は、自分の好きなことやってるんだから
まだ、良かったんだよ。
一番、大変だったのは・・・じいちゃんだな。
怒り心頭の両親から守ってくれて、体調子よくないのに
俺の面倒みて、仕事も教えてくれてさ。」
 
「マスター・・・やっぱり優しいんだね。」
 
「その上、何度か、俺と両親の仲も取り持とうとして
そして、やっと条件つきで許可が出たんだ。」
 
「条件つきって?」
 
「勉強をちゃんとやって、親の勧める大学にはいること。」
 
「あ・・・だから、瑛君、色々やりくりして時間作って勉強してるんだ。」
 
「そう、成績落さないことが条件だからね。
だから、何としても、勉強はきちんとやって店の経営に役に立つような
大学に行って勉強したいんだ。」
 
(あ・・・瑛君ってもうそんな将来のこときちんと考えてるんだ・・・すごいな。)
 
「だから、前も言ったけど、
店と勉強のことで手一杯でほかの事まで手がまわらない。
だから、お前のことも…」
 
「えっ?私のこと?」
 
「ああ、お前のことも・・・きっと今のままでは寂しい思いを
たくさんさせてしまうって思ってな。
中々、一歩が踏み出せなかったんだ。
幸せにしてやる自信がなくて。」
 
「瑛君・・・」
 
「でも、最近気付いたんだ。
今の俺にとって、お前がどれだけ大きな存在になっているのか。
どれだけ支えてもらってるのか。」
 
「そんな・・・大げさだよ・・・。」
 
「大げさじゃないよ、本当のこと。」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「俺、店のことも、お前のことも、諦めたくないいんだ。
両方手に入れたいと思ってる。
大切にしたいと思っている。」
 
「うん・・・。」
 
「・・・」
 
「・・・」
 
「勝手な言い分だとは思うけど、いつかちゃんとお前に・・・。
お前に伝えたいと思ってる。
この店をふたりでやって行きたいって・・・。」
 
「えっ?今なんていったの?」
 
「・・・」
 
「えっ?えーーー!なんて言ったの?」
 
「バ、バカ・・・。こんな恥ずかしいこと何度もいえるか!
お前、相変わらず、ぼんやりだな・・・」
 
「ぼんやり・・・って酷くない?」
 
「酷くない、お前にぴったりだ。」
 
「うう・・・」
 
ののが、がくっと肩を落すと、佐伯はもう一度、ののの耳元で囁いた。
 
「俺、頑張るからさ・・・ずっと傍にいてくれないか?」
 
「瑛君・・・」
 
「のの。こっち向け。」
 
「えっ?」
 
佐伯の言葉に思わず反応してののは佐伯の方に顔を向けた。
すると、ののの唇に暖かいものが触れていた。
 
「う、う・・・ん。」
 
ののが驚いて、顔を戻そうとすると、佐伯は、ののを抱き締めていた
片腕から力を抜くと、その手をののの頬に添えた。
そして、離れようとするののの唇を追いかけ、
優しくもう一度、口付けをした。
 
それは、次第に深くなり、ののの頭を真っ白にさせていった。
 
やがてゆっくりと、佐伯の唇が離れ、
ののの耳に吐息をかけるように佐伯が囁いた。
 
「3週間なんて、あっと言う間だから・・・大丈夫だよな・・・」
 
「うん・・・。」
 
「お前の好きそうな、食い物、嫌って言うほど買ってきてやるから。」
 
「もう・・・酷い言いよう。」
 
「何だ、欲しくないのか?」
 
「・・・。やっぱり欲しい・・・かな?」
 
「だろ?素直になれ!待ってろよ。」
 
「うん、わかった。」
 
「よしよし。」
 
そう言って佐伯は再び、両腕でののを抱きしめた。
 
 
 
 
 
 
 
                  続く…
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新年、最初の日記は…
やはり、最近マイブームのイベントレポです。
 
そして、やはり新年最初のイベントは、好き声優さんが出演しているものに
行きたいって思うのがファン心ですよねwww
 
ってことで
1月8日土曜日、横浜アリーナで行われた
 
『遥か祭り2011~初春時代絵巻~』
の夜の部に参加してきました!
 
[キャスト]
 
三木眞一郎 / 高橋直純 / 宮田幸季
中原 茂 / 井上和彦
置鮎龍太郎 / 鳥海浩輔
松田佑貴 / 花輪英司
近藤 隆 / 堀江一眞
寺島拓篤 / 鈴村健一
立花慎之介 / 竹本英史
 
 
[映像バーチャル出演キャスト]
関 智一 / 保志総一朗 / 石田 彰
  
 
お目当てはもちろん立花慎之介さん!
 
実は今回、お小遣い節約のため行もバスを使用したのですが
東名高速の事故で渋滞して、4時半に横浜到着予定が1時間半遅れで6時に横浜到着。
待ち合わせしていたお友達とも合流できず、急いで新横浜へ出て会場へ。
ぎりぎり間に合ったんだけど
やっぱり、昼間の車移動は、渋滞があるので余程余裕を持たなくては…と実感。
これからはやはり、鉄道を使った方がいいなって思いましたよ。
これ、ちょっと余談な話なんだけど。
 
 
さて、本題!
 
まず最初に御了解いただきたいのですが…
 
私は、今回『遥か祭り』シリーズに初めて参加しました。
それに、ゲームも既存のシリーズはプレイしていません。
だから、これから書く内容で、ずっと遥かを応援している方々にとっては
不快に思うことがあるかもしれませんが
全くの初参加者の感想だということで、大目にみていただければ嬉しいです。
 
まず、イベントが終わって感じたことは…
10年の歴史と重みあるイベントで襟を正してしまうような独特な空気を感じました。
歌で言うなら、紅白歌合戦に参加した感じかなwww
服でたとえるなら、正装服、フォーマル服をきて参加しなきゃって感じかなwww
 
「暗黙の了解」事項があって。
品格とか、威厳とかそんなものを感じました。
だって、舞台設定や照明関係も凝ってるし。
まず、会場が他とは違うものねwww
 
これは多分、前回の『ぽけっとB's-LOGまつり』イベントが
あまりにフリーダムだったせいかもしれません。
こちらは、何もかも「初」の試みのイベントだったので
皆さん手さぐり状態で、でも、「皆で盛り上げていこう!」って空気があって
これからどうしたらいいか…ってイベントだったから。
 
でも『遥か』の場合は、もう完成されているイベントって感じで
このふたつはイベントの両極みたいな印象を持ちました。
 
どちらがいい、悪いの問題ではなくて
それぞれ持ち味を出していて、参加者側としては新鮮でした。
 
今回は、「イベント」と言っても本当に色んな趣旨を持ったものがあって
参加者側は自分の好きな志向のイベントに参加すればいいんだな・・・って
勉強させてもらいました。
 
 
でも、内容は凄く深かったです。
作品紹介の生朗読ミニドラマ、歌、クイズ、挨拶等々あって
約2時間半の公演でしたが飽きることなくそれぞれのコーナーにくぎ付けでした。
全く、プレイしていない私でさえ、そう思ったのだから
ずっとファンの方には、きっと感慨深い内容だったのでは?って思います。
 
 
実は私、声優さんの好き嫌いは「声」から入っているので
正直、お顔を知らない方がほとんどで(笑)
今回も初めてお顔を拝見した方がたくさんいましたが
やっぱり、皆さん、素敵ですねwww
 
三木さん、高橋さん、宮田さん、中原さん、置鮎さん、鳥海さん、
松田さん、花輪さん、堀江さん
初めてお顔みましたーーー(笑)
 
今まで持っていたイメージと違ったのは
宮田さんと、鳥海さんですかねwww
このおふたり、面白い方だったんですねwww
 
あと高橋さんは、俳優さんか、歌手か…そちらからの転向組かな?って思うほど
歌、踊り、ファンサービスがお上手でしたねwww
 
三木さんは…派手な人なのね(笑)…予想はしてたけど。
 
派手で思い出した!
皆さん、衣装に凄く力入れられてるようで。
今まで、観てきたイベントから考えると、やっぱちょっと違うな…って思った。
衣装がねwww

そうそう、衣装と言えば・・・立花さん
今回も、彼独特の感性の衣装でしょうかね(笑)
素敵でしたよ!!
 
 
でね、やっぱ新キャストの『遥か5』のメンバーが4人いらしたのだけど
寺島さん、鈴村さん、立花さん、竹本さん。
 
何だか、少なからず気を遣っていらっしゃるのがわかるのね(笑)
竹本さんが、フインキを和らげてたけど。
 
鈴村さんなんて、あのいつもの砕けた楽しいトークを
していいものか?してはいけないのか?迷ってるのがありありとわかって。(笑)
次回からは、何とか、普段通りにやってもらいたいな…って思ってしまった。
 
やはり、『遥か5』に関しては、色々問題があるようで
ゲームにしろ、キャストにしろ、馴染むまでちょっと時間がかかるのか?って思ってしまった。
何とか、受け入れてもらえるといいのにな…って心から願うばかりです。
 
 
そんな中、我らが立花さん、やってくれましたよー
 
『君は馬鹿なの?』
 
自分の演じるキャラクターで観客にメッセージを送る場面で
このドSキャラセリフを言ってくれましたー。
これはね、もう、立花ファンとしては、悩殺セリフになりますよwww
もう、この一言で、大満足でございました。(笑)
3月公演でも期待していいかしらーwww
 
がんばれー新キャストさん!!
 
 
でも、ね
やっぱり、ゲームをプレイしなきゃって言うのは痛感しました。
何もプレイしてないんじゃ、完全に「もぐり」ですもんね。
 
だから、はい!とりあえず、『遥か5』は発売されたら即、プレイしたいと思います。
これが恐らく、遥かデビューとなるでしょう。
 
でも、それでは10年の歴史を感じることは出来ないと思うので
今まで、遥かファンのお友達に散々勧められている
『遥か3』をプレイしたいなと思ってます。
他に、お勧めシリーズがあれば、是非、お教え下さいね!
 
欲を言うなら、コーエーさん作品に関しては
やはり乙女ゲームの先駆者的ゲーム『アンジェリーク』シリーズもやってみたいんだけど。
はぁ…時間が欲しいです…私(笑)
 
でも、新年、最初に参加するにはふさわしいイベントだったのでは?って思ってます。
これで、背筋をピン!と伸ばして
次、また、楽しんでこようと思ってます。
次…決まってないんだけね。
 
予定としては、立花さんのラジオの公録の予定だけど、
何分、抽選なのでお会い出来るかどうか…。
 
でも、もし参加できたらこの公録もまた
違った色のイベントになるんだろーなーって思います。
だから、凄く楽しみです。
 
まだ、今のところ、どんなイベントがいいとかわからないので
今年1年、たくさん色んな種類のイベントに参加できるといいなーって思ってます。
 
そういえば…
今回もお友達に会う予定だったのだけど
バスが遅れてしまって、会う時間が全くなくて
挨拶程度しかできなかったお友達
そして、同じ会場にいたのにメールだけでしか連絡が取れなかったお友達。
ホント、すみませんでした!
 
これからは、余裕をもって会場に行けるようにしますね。
あまりお話出来なくてすみませんでした。
これに懲りずに、また、よろしくです!
 
 
 
  
 
 
 
================================
【瑛君とののの物語】
 
 
≪263回目≫
 
それを吹き飛ばしたいかのように、佐伯がぎゅっとののの手を握り言った。
 
「大丈夫!3週間なんてすぐだよ。」
 
「うん、そうだね。」
 
ののも自分の中に沸き起こってくる不安や落胆を払拭したくて
佐伯の手をぎゅっと握り返した。
 
その後ふたりは、あまり言葉を交わすことなく、ののの家に着いた。
そしていつものように、おやすみの挨拶をして別れたのであった。
 
自分の部屋に入ったののは急に寂しさがこみ上げてきて、体の力が抜けてしまった。
 
「しょうがないよね・・・」
 
ののは、クリスマスを佐伯を過ごすことを当たり前のことと考えていた。
当日、バイトになることは予想していたけれど
数時間でも、数分でもいい、ふたりで過ごす時間があると思っていた。
 
そして、そこでどんなことが起こるのだろう・・・と色々思いをめぐらせていた。
もちろん、佐伯へのプレゼントも用意し始めていた。
 
「何か素敵な思い出」を期待していた淡い思いがはかなく消え去ってしまって
思った以上に落胆していた。
 
「しょうがないんだよ・・・ね。」
 
もう一度、自分に言い聞かせるようにつぶやいた。
 
 
その後、佐伯が日本を発つ12月7日までは、平穏に日常が過ぎていった。
 
12月10日から始まる研修会に時差解消など体調調整のため
佐伯は日本を12月7日に発つことになった。
 
祖父や彩の協力もあり、学校を休む件も、渡航についての手続きも
特に大きなトラブルも無くスムースにことが運んでいった。
 
そして・・・12月6日
 
 
翌日、お昼の便で日本を発つことになり、佐伯は日本での最後の夜を迎えていた。
 
日本を発つ7日金曜日は皆それぞれ仕事、学校があるので
佐伯は全ての人に見送りは断っていた。
 
もちろん、ののにもその話をするつもりでいた。
 
その日店にバイトにきていたののに佐伯は声をかけた。
 
「おい、のの、帰り送ってくから上がるとき声かけろよ。」
 
「うん、わかった、いいの?」
 
「おう、店はじいちゃんに頼んであるから。」
 
「わーい、嬉しい!」
 
「ったく、お前って単純。こんなことで喜ぶなんてな。」
 
「だって・・・瑛君に送ってもらえると、やっぱり嬉しいもん!」
 
「まぁ、しばらく送ってやれないからな。」
 
「あっ・・・そうだね・・・。」
 
「ばっか、お前、そんな顔するなよ。たった数週間のことだろ?」
 
「う、うん。そーだよね・・・。」
 
そんな会話を交わした30分後、マスターからののに仕事を上がるように声がかかった。
 
ののは、佐伯に「じゃーお先に!」と声をかけて帰り支度をする。
 
その声を聴いて佐伯は、マスターのところで2,3話をして
店の扉の前でののを待っていた。
 
佐伯の姿を見つけたののは慌てて奥から小走りに扉に向かった。
 
「マスターお先に失礼します!また明日よろしくお願いします!」
 
「ああ、ののちゃん、お疲れさん。気をつけておかえり。」
 
マスターの言葉を聞た二人は外へ出た。
冷たい空気が二人の体を覆った。
 
「うぅぅ…さすがに外は寒いな。」
 
「そうだね・・・。」
 
そんな会話を交わした後、しばらくふたりは無言で歩いていた。
 
灯台へと駅への道の分岐点に差し掛かったとき佐伯がののに言った。
 
「なぁ、のの、ちょっと寄り道していかないか?」
 
「うん、いいよ・・・どこへ行くの?」
 
「あの灯台。」
 
そういい終わると同時に、佐伯はののの手を取ると
少しスピードを上げて、灯台への道を歩き出した。
 
 
 
 
 
 
 
                    続く…
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