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SPのお見合い編ですが、昴さんに引き続き、瑞樹さんに。
瑞樹さん、世間の評判はイマイチなんだけど私は
このつかみどころが無く、ひょうひょうとした感じ好きですよ!
最初、興味を持って、一番に本編攻略したのも瑞樹さんだし。
無理無理、総理である父親の知人の息子とお見合い運びになるまでは共通です。
「瑞樹に相談する」の選択肢で瑞樹ルートに。
お見合いの件、瑞樹に相談すると
「僕は君を信じているから大丈夫だよ。総理の立場もあるから行っておいで」と
快く送りだそうとする。
あまり気が進まない主人公。あまりにあっさりOKなのでちょっとイジワルする。
「もし、相手の人がカッコよくて、性格もよくて私が人目惚れしたらどーするの?」と
それでも瑞樹君、「僕は君を信じてるから」とさらっとかわす。
ホントに「私のこと好きなの?」って思ってしまって掴みどころがないのよね、瑞樹さん。
それに、「お見合い場所にTVみたいに、ししおどしがあるのかみてきて」とか余裕だし。
そして、昴さんのようにSPとして付いて行こうともせずに
「何か困ったことがあったら携帯に電話して」と言うだけだし。
確かに、これでは主人公、不安だよね。
お見合い当日。
予定通り、高級料亭に出向く主人公。
お見合い相手に合うといきなり
「思ってた以上の方だ。直ぐにこの縁談進めましょう」と
いきなり手を握られ、もう結婚することになってしまって戸惑っていると
いきなり犬が2匹入ってきます。
犬が苦手なお見合い相手、右往左往している間に瑞樹さん主人公を連れ出します。
「電話してないのにどうしてわかったの?」と言うと
「犬が途中で他の犬と出合ってからあまりにワンワン吠えるからおかしいと思って」
そう、瑞樹さん、動物と会話できる人なんですよ!
なんとも、不思議な設定なんだけど。
で、結局、お見合いをぐちゃぐちゃにしてしまったのに、
「お見合い相手どーだった?人目惚れした?」とか苛めてくるし。
瑞樹さんのこれまたつかみどころがない点は
あまり甘い部分が無いように見えて、でもところどころツボは押さえていて。
今回も、この「人目惚れした?」のところとか
主人公に「瑞樹が好き」といわせて、キスするし。
最初の方でも、不意に抱きしめたり、キスしたりするんですよ。
それも軽くだったり濃厚だったりバリエーション豊富。
「振り回されてる」って言葉がぴったりかな。
「好きだよ」ってこともちゃんと要所要所で言ってくれるしね、
ホント、いつも間にか、瑞樹さんのペースにはまってどんどん好きになっていくって感じです。
先にやった昴さんとは正反対ですね。
でも、こんなキャラクターも私、好きですよ!
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【瑛君とののの物語】
《107回目》
ののは夢中で探し続けた。
少し開けた場所に大きな木が目に入った。
(そうだ!さっき、あそこで、木の枝に手が届くかどうか飛びついてたんだ、あそこかも?)
ののは、その大きな木のあたりを一心不乱に探し続けた。
木の葉を掻き分ける手に、何かが当たった。
すると、木の葉の中から真っ白な貝殻のついたペンダントがでてきた。
「あった!!良かった・・・」
ののは、そのペンダントを胸の前で握りしめていた。
(これは、私の大切な思い出。あの子に貰った大切なペンダント。絶対に失くせないんだ・・・)
どれくらいそうしていただろう。
気がつくと日が落ちて、辺りは真っ暗になっていた。
「どーしよう。道がみえない・・・」
ののは手探りで来た道を戻ろうとしたが、どこまで行っても同じ場所から抜け出せない。
「ここ、どこ?どーしたらいいんだろう?こっちでいいはずなんだけど・・・」
そう思って一歩踏み出した。
足がガクっとして、バランスを崩した。
「え?ここ崖?」
そう思った瞬間、足をふみはずして体ががくっと下にズレル感覚がした。
そして、一段下の茂みに転がりながら落ちてしまった。
立ちあがろうと足に力を入れた。
「痛っ!・・・。足、くじいちゃった。」
ののは、その場に座り込んでしまった。
(ダメ、もう動けない・・・)
ののは大きくため息をついた。
(はー私ってほんと間抜けだな。何も考えずにこんなとこまできちゃって。
このまま死んじゃうのかな。それも自業自得だよね)
そう思うと、涙が次から次へと溢れてきた。
(ほんと、おバカだわ・・・)
続く・・・
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