× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。  | 
 イケメン学園の単発アプリ「みんなで家事分担編」の続きです。
 寮の管理者の梅さんが屋根の修理をしようとして落ちて救急車で運ばれる。  
大事には至らなかったけど、安静にしていないといけないので  
梅さんの仕事を皆で分担してやろうということに。  
仕事は6種類で主人公はどれかのお手伝いに付くと言うことになり  
これが選択肢になってます。  
選択肢は・・・・・・  
①掃除 ②洗濯 ③屋根の修理 ④買い物 ⑤炊事 ⑥ご近所付き合い  
で、次の選んだのが ②洗濯 
狙いどおり零でした。やった!っと思ってプレイを始めたのですが・・・。 
まぁ、山と積まれた洗濯物を二人で片付けるのだけど 
シーツやマット類もあって結構、大変そうです。 
でも、洗濯場で洗濯して、外に干すをいう作業なので 
特に、変わったイベントもありませんでした。 
最後の一山になったところで零が洗濯場の方にきて 
これが最後ならと、汗をかいたからと上に着ていたシャツを脱ぎ、 
上半身裸になり脱いだシャツを洗濯機にいれます。 
そして、恥ずかしくて目のやり場に困っている主人公を 
壁際に追い詰め、頬のところで両手をついて、主人公が身動きできないようにします。 
そして「俺が怖いか?」とききます。 
それに対して「怖くはないけど、びっくりした」と返事をすると 
零が主人公にキスをします。 
だんだん激しくなってきて、主人公のブラウスのボタンに手がっかったところで 
梅さんが入ってきます。 
驚いた梅さんは、零の頬をたたきます。 
おもいっきり手形がついてしまった零。 
梅さんに怒られて、主人公に謝ります。 
「怖かっただろ。悪かった。ちょっとからかうつもりが押さえがきかなくなった」って。 
その後、夕食で他の寮生に手形について色々詮索されるのだけど 
梅さんが気を利かせて「零の頬に虫がとまったから」とごまかしてENDだったのだけど。 
何だか、ちょっと前から思ってるんだけど、零のキャラ、随分変わってきませんか? 
最初は落ち着いてて、無口で、女の子の扱いが下手な設定だったのに 
何か違うようになってきたよ。 
私は、本編をやっていた頃の零が好きなので、ちょっと残念です。 
==================================== 
【瑛君とののの物語】 
《111回目》 
「でもまぁ、だいじに至らなくてよかった。 
あっ、お前ら、急がないと終電出ちまうぞ。道はわかるか?」 
「はい、ここまで来たら大丈夫です。街灯もありますし」と佐伯がこたえる。 
「じゃー気をつけて帰れよ。」 
「はい、ほんとうにありがとうございました。」 
佐伯は軽く一礼すると、駅に向かって歩きだした。 
「そうだ、お前、家に電話しとけよ。おふくろさん心配してるだろうから。」 
「うん、そうするね。」 
ののは渡された携帯電話を受け取ると、家に電話をかけた。 
「もしもし、お母さん、ごめんね遅くなって・・・あのね、じつは・・・。」 
駅のホームで電車を待っていると、最終電車がホームに入ってきた。 
2人は、その電車に乗り込み、座席にすわった。 
最終電車なのに、お客さんはまばらで2人の車両には他には誰も乗って居なかった。 
「ところで、お前、何を落としたんだ?ペンダントがどうとか言ってたな?」 
「うん・・・。」 
ののは静かに握り占めていた手を開いた。 
そこには白い貝殻のペンダントがあった。 
それを見た佐伯君は大きく目を見開いて驚いた様子だった。 
「お前、それ・・・どーしたんだ?」 
「これね、だたのがらくたにみえるでしょ。 
でも私にとっては宝物なんだ。 
実はね、わたし、小さい頃に一度だけ珊瑚礁のお店がある海に着たことあるんだ。 
良く場所を覚えてないけど、海が見えるデッキみたいなところで迷子になって泣いてたら 
ひとりの男の子がやってきてね。 
それで色々お話してくれたんだ。 
それは、そこに住む若者と人魚のお話だった。 
とっても悲しいお話でね。 
泣きだしたら、その男の子が『大丈夫!僕ならきっと君をみつけてあげるから。 
はい、これ持っていて。これを持っててくれたら、絶対に君を見つけてあげるから』って渡してくれたの。 
私、何だか、これを持っていたら絶対もう一度その子に会えそうな気がして。 
それ以来、ずっとここに掛けてるんだ・・・。」と胸の前でその貝殻をぐっと握った。 
「そんな奇跡のようなこと、起こるはずないんだけど、どうしてもその子にもう一度会いたくて。 
どうしても手放せなくて。ほんとバカみたいなんだけど、これは、私の宝物なの。 
だから、落としたって気付いた時、探さなきゃ、あの子に二度と会えない気がして 
必死だったの。あと先のことなんて考えられなかったの。それくらい私にとっては大事だったの」 
ののは、またその貝殻のペンダントをギュっとにぎりしめた。 
                    続く・・・ 
===================================== PR  |