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イケメン学園の単発アプリ「みんなで家事分担編」の続きです。
寮の管理者の梅さんが屋根の修理をしようとして落ちて救急車で運ばれる。
大事には至らなかったけど、安静にしていないといけないので
梅さんの仕事を皆で分担してやろうということに。
仕事は6種類で主人公はどれかのお手伝いに付くと言うことになり
これが選択肢になってます。
選択肢は・・・・・・
①掃除 ②洗濯 ③屋根の修理 ④買い物 ⑤炊事 ⑥ご近所付き合い
次に選んだのは ③屋根の修理
零が終ったので、水瀬君狙いで
選択肢「屋根の修理」を選んだのだけど、祐君になりました。
佑君、運動神経抜群なので屋根にすいすい登っていくけど
主人公は怖くて中々上に登れない。
やっとの思いでや屋根に登ってみると
佑君、もう修理にかかっている。
ヒビ割れが発生しているところを、専用の固形物を塗っていく作業。
てきぱきと作業をこなしている佑君に、少しだけ塗りつけるのを教えてもらう。
そこそこ出来たので調子にのってしまい、足を踏み外してしまいます。
もう落ちると言う瞬間、
祐君が自分が建てになって主人公が転がり落ちるのを止めます。
二人、ぴったり抱き合った形になってしまい、
ここからしばし妄想タイム!
「激しい」らしいのでご自由に・・・。
暫くそうしていると、屋根の下から零が二人を呼ぶ。
そして屋根から降りる。
「もう絶対はなさないからね」と佑君、主人公にささやく。
この後、夕食時に早く作業が終ったわりには
屋根にいる時間が長かったから何をしていたのか?とあれこれ
詮索されてたり、からかわれたりしてました。
確かに、朝から屋根に登って、降りてきたの夕方だもんね。
ずっと、いちゃちゃタイムだったのかな???
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【瑛君とののの物語】
《112回目》
「そうか・・・。やっぱりお前だったのか。」
「え?何?」
「なんでもないよ!そんな大事なもんだったんだな。いつかそいつに会えるといいな。
いや、きっと会えるよ」
「佐伯君・・・。バカにしない?こんな話。」
「するもしないも、お前の大切な思い出だろ。バカになんてできないよ。
俺も、そいつに会えるように応援してやるよ。」
「うん!ありがとう。きっと会えるよね。」
そうこうしてる間に下車駅についた。
佐伯君はののを抱えながら電車を降り、改札を抜けた。
そして、また、屈んで背中をののに向けると
「ほら、乗れ。家まで送っててやるから。」
「でも、いいの?重いでしょ、私。」
「ばーか、そんなん何でもないよ。お前、歩るけないんだから素直におぶされよ。」
「うん、ありがとね」
ののは、素直に佐伯君の背中におぶさった。
「よし、じゃー帰るぞ」
「うん。・・・」
しばらく無言で歩いていると、佐伯君が沈黙を破った。
「あのさ、さっきの子供の頃にであった男の子の話だけど・・・。
お前さ、そいつのこと好きなの?」
「え?好きかどうかってきかれると・・・うーん、よくわからない。
本当に5歳ぐらいの話しだし。だたね、どうしてもその子にはもう一度会いたいんだ。
好きとかより、会いたい気持ちが強いの。だから会ってみたらわかるのかなって思ってるの。」
「そんなふうに、思いを膨らましてて、そいつがとんでもない奴だったらどーするんだ」
「そんなこと無いよ。だってあの時のその子の目みてたら、とんでもない奴になるはずないもん!」
「フフッ。また出たな。お前の根拠のない自信。」
「そんなことないよ。絶対、素敵な青年になってるよ?」
「どーだか?」
「酷いな。絶対かっこ良くって、頭よくて、優しくて、素直で誠実で温かい人だよ。」
「お前、ムチャ言うなよ・・・」
「ううん、絶対そう!」
「そっか。まぁ、楽しみだな。」
「うん!絶対会えるよね、いつかきっと。」
「フフッ。そーだな、いつかな・・・。」
そうこうしてる間に、ののの家の前に着いた。
「お前、明日ちゃんと医者行って、足見て貰ってから学校にこいよ。
捻挫だからって甘くみてるとダメだぞ」
「うん、わかった。佐伯君、今日は、迷惑かけてごめんね」
「いいよ、これも、貸しにしとくから。」
「わかった。じゃーおやすみなさい」
「おやすみ・・・」
佐伯君は玄関のところでののをそっと下ろすと、振り向いて手をふって帰って行った。
(何だか、色んなことがあり過ぎた1日だったな。
あれ?そう言えば、あの子の目って佐伯君に似てるな、今気付いたけど。
だから佐伯君の目、見てると安心するのかな・・・)
ののは、佐伯君の遠ざかっていく背中をみながらふとそんなことを思っていた。
続く・・・
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