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梅さんプレイ感想は・・・「いい味出てました!」かな?www
このゲームの中では、ちょっと異色な人物っぽく描かれていたのと
他キャラがやっぱり重めなので、軽い感じの梅さんは
プレイしてて新鮮でした。
坂本竜馬という人物はあまりに有名だけど
乙女ゲームでは、明るくて、ちょっと軽めで、口説き魔って人物像に
なってること多いかな?って思いました。
ちょっと前、短期間だけど携帯アプリでも幕末ものをやってて
そこの竜馬さんもこんな感じでした。
実は、私、このタイプ苦手なんです。
口説かれるのはいいんだけど、これだけガンガンこられると
完全に引き気味になってしまう。
「俺のこと好きなくせにー」的な発言も、ポイントポイントで
発してくれればいいんだけど、これだけ頻繁だと・・・
私、好き好き攻撃するキャラには、好き嫌いの境界線があるみたいで
梅さんは、やりすぎなんです、残念なことに。
で、好きの境界線を越えて嫌い方向へ行ってしまったのよね。
でも、浪人に絡まれてるところを助けるときの
凄みの聞いた言葉はキュンキュンきたし
(普段が軽めで冗談ばかりいってるから、こんな時はギャップが大きい)
時々、自分に言い聞かせるように独り言を言うところなんて
「梅さん、こんな一面もあるんだー」って、魅力的だったな。
新撰組にも、部外者なのに、自分の屯所のように自由に出入りしてたし
(自由に出入りしててもあの土方さんに何も言わせないんだもん、凄いよね~)
梅さんの人を引き付ける魅力は凄いなって思う。
各場面で出てくるタイミングもばっちりだし、
発言も、一見おちゃらけているのかと思えば、
確信をついたこと言っていたり。
色んなことの橋渡し的な行動も躊躇なくやってのけるし。
もちろん、恋愛に対してしても、とっても積極的でもう押せ押せだよね。
あらゆる方法をつかって口説いてくるし
すぐに傍に現れて、自分の思いのたけだけさっさと語って行ってしまうし。
ほんと、嵐のような人だな。
頭が切れるし、物知りだし、
好奇心旺盛で何事もチャレンジしようととってもポジティブだし。
恐らく、一般的にはすごーくもてるんだと思う。
だから、このゲームのキャラ中でも人気があるのは頷けます。
最後、またまた死んだと思って涙して
(私、何回もこのパターン引っかかってます。わかってるんだけどな・・・)
そしてエピローグで微笑んで・・・。
船の上の突然のキスから繋がるエピローグは
何か、幸せそうで良かったです。
そー言えば、梅さん、強引かと思いきや、
「辞めて」といえば、引き下がってくれて
意外に紳士的な態度でちょっと物足りないなと思いつつも好感が持てました。
どんなに口説いても、嫌がることは絶対しないからね。
最後、約束どおり迎えに来てくれて、嬉しかったなwww
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【瑛君とののの物語】
《206回目》
漆黒の海を見ながら、うつらうつらしていたののは、頬に何か冷たいものが
ぽつりと当たって、目を覚ました。
「えっ?・・・雨?」
どんよりと雲に覆われた空をゆっくりと見上げると、ポツリポツリと雨粒が
顔に降りかかってきた。
まだ、降り始めのようで、顔に雨粒の当たる間隔がやけに長い。
ののは、慌てて立ち上がって、珊瑚礁をみた。
「まだ、終わらないのかな・・・」
お店はまだ光々と明かりがついており、窓越しに人影がチラチラみえる。
(まだ、お客さん、いるみたい・・・)
ののは念のため、握り締めていた携帯を開いて着信を確認した。
はるひからのメールの後は、何も入ってなかった。
(どーしよ・・・傘、持ってないし・・・。
でも、これくらいならまだ大丈夫かな?
雨脚が強くなってきたら、お店に入れてもらおうかな?)
ののは、また、元の場所に腰を降ろした。
そこへ、お店のの常連客のマスターの友人が通りかかった。
「おや?」
「あっ、こんばんは!」
「ののちゃん?こんばんは!どーしたの?こんなところで。
雨に濡れるよ・・・。」
「あっ、はい、もう帰ります・・・。」
「そっかー。今日はバレンタインだからお店忙しかったんだね。
こんな遅くまでお疲れさんだね。」
「え?」
「僕、ちょっとマスターにコーヒーのテイクアウトを頼んでね。
今からとりにいくんだよ。今日は、お店、お客さんで一杯だろうからね。」
「そーなんですか?」
「じゃーののちゃん、気をつけて帰るんだよ。」
「はい、ありがとうございます!おやすみなさい!」
「ああ、おやすみ!」
マスターのお友達は急いでお店に向かって歩いて行った。
その後ろ姿を見送りながら、雨脚が少し強くなってきたのをののは感じていた。
続く・・・
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