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乙女ゲーム(携帯 PC DS PSP)のプレイ日記です。 文末に「瑛君とののの物語」というお話も掲載中。 気が向いた時、思ったことを綴っていこうかな~って思ってます。 だからきっと更新も話題もバラバラになると思います。 こんなブログですが温かく見守って下さい! *ネタばれ、セルフありです!
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 やっと御門君、攻略しました~(汗)
うーーん、感想としては・・・
「裏の顔、そんなに隠したいことだったのかな~」ってところです。
期待してたような、どす黒い裏ではなかったな・・・
 
御門君は自称「みんなの王子様」で、ナルシスト。
女子には誰にでも優しくて、自分に自信を持ってます。
言うだけあって、見た目は背が高くてスタイル抜群!顔立ちも良くてホントかっこいいんです。
ナルシストになっても仕方ないかな・・・って思えるぐらい。
女子はみんな、俺を好きになるし、俺に興味を持たない訳がないって思ってます。
言動がキザだし、歯が浮くようなセリフも日常茶飯事。
 
菜々子に対しても「俺のことが好きって思ってる」ってことが前提にあるから
何を言っても良い風に取って、毒吐いても
「もーー照れちゃって!」とか「本当は俺のこと好きなのに~」とか言って糠に釘状態。
この辺りで、私、マジで御門君ウザくて中々ゲーム進まなくて。
 
でも、誰にでも優しいとかじゃなくて、「私だけ」って部分がどんどん見えてきて
取り巻き(親衛隊)にも、はっきり
「俺はこの子と真剣に付き合いたいと思ってる!」って宣言したり
先生である姉に
「先生が心配する気持ちは解るけど、この子を泣かすまねはしない!」とか言い切ったり。
このあたりから、御門君、真剣だし実は真面目なんだ・・って解ってきて。
菜々子役の私も、彼女になってもいいかな~って思えてきましたwwww
 
で、公園のデートの時、「好きです、付き合って下さい」と直球勝負に出られて。
「御門君、いいとこあるじゃん」って。
付き合い出したふたりは、楽しそうに、過ごしてるんだけど・・・。
(御門くん、取り巻きも一蹴してしまって・・・かっこ良かったよ!)
 
ある時、アキバ系オタク男子:小田君が転校生としてやってきて、
困っているところを菜々子が助けたことがきっかけで、ストーカーされてしまいます。
 
御門君とのデートにまで付きまとってくるのに、御門君怒りもしない。
むしろ、転校生で友達もいなくて可愛そうだからと庇ってしまうんです。
最初は菜々子も御門君の優しさから、そうなってしまうのかと思ってたけど
何だか、立場的に御門君が小田君に脅されているようで、不審に思っていた。
 
それでも、何を聞いても、小田君とのことは一切言ういたがらない御門君にしびれを切らして
小田君とデートをして、色々聞きだす菜々子。
そして・・・わかったんです、御門君の裏の顔。
 
さて、皆さん、ここまで読んでわかりましたか?
そうなんです、御門君の裏の顔は・・・・
元「キモデブコスプレイヤー」だったんですwwwww
 
小田君は、御門君がキモデブでコスプレやってた頃の仲間、親友だった。
当時の写真をバラまかれたくなくて言いなりになってた。
でも、当時、やっぱり、「キモイ、デブ」などど苛められて、小田君の気持ちも良く解るから
冷たく突き放すこともできなかった。
 
でも、ある日、菜々子とのデートで交代に応じて、小田と菜々子がデートすることになって
小田が菜々子をホテルに連れ込もうとした時点でさすがの御門も我慢の限界で
小田を殴り飛ばしてしまいます。
そして、今まで自分は間違っていたと、菜々子に謝ります。
菜々子を好きなあまり、以前の本当の自分の姿を知って菜々子が離れて行くかも知れないと
思うと、怖くて怖くて本当のことが言えなかったと。
 
菜々子はどれだけ、御門が自分のことを愛していてくれたか、大事にしていてくれたかがわかり
昔、御門君がどんな姿だったとしても、今の御門君が好きだから、昔のことが解っても
あなたのことを嫌いになったりしないと告げる。
ここでやっとふたりは、本当に気持ちが通じ、一夜を共にします。
 
この後、小田君は腹いせに御門君の昔の写真をネットの闇サイトに載せます。
昔の自分がばれてしまった御門君は、学校で取り巻きだった女子や、羨んでいた男子に
色々苛められたりするんだけど、菜々子と結ばれたと言うことが自信になり
平然と対処していきます。
 
結局、載せられた写真が合成写真だったとわかり、
責められる標的が小田に移り騒動は収まるのだけど。
それでも、かつての親友を放っておけない御門君は
「自分で努力して、自分を変えていくしかないんだ!」と小田君を諭します。
そして、小田君も変わろうと努力を始めます。
 
エピローグは高校を卒業して、大学生になった菜々子とデザイン関係の専門学校に進み
売れっ子スタイリストになった御門が仲良くデートをしているシーンでした。
菜々子の服を色々見立てて、最後に
「さて、最後はあの店に寄ろうか。もちろん、コーディネイトは俺が全部してやるよ」
と向かったのは、ウェデングドレスの専門店。
「俺が世界一奇麗な花嫁にしてやる・・・」と。
幸せなプロポーズを受けて、涙ぐんでる菜々子。
 
あーーーーとっても幸せそう・・・。
終わりよければすべて良し!って感じでした!!
 
 
さて、こんなストーリーだったのだけど・・・。
うーーん。元キモデブコスプレって「裏の顔」って言うほど
そんなに隠したい過去なのかな~って言うのがずっとあったのだけど。
やっぱり、本人にしてみたら、重大なことなんだよね。
もうちょっと凄い「裏の顔」を期待したんだけどなぁ。
 
でも、じゃーーー今の私・・・。
「乙女ゲームプレイヤー」って私の裏の顔になるのかな~なんて思ってしまった。
もちろん、私の表の顔を知ってる人は、絶対驚くだろうけどwwww
だって私、結構お堅い仕事だし、凄く仕事には厳しいもんwwww
乙女ゲームや声優さんにCD聞いてニヤニヤしてるってバレタラびっくりだろうなwwww
ってことは、私も立派に「裏の顔」があるってことかなwwww
 
御門君、普段から言動が甘いからあんまりエロさは感じなかったな。
CV:緑川さんだし、期待大だったんだけど・・・
あっ、もちろん、普通の会話がずっと甘いから、麻痺してたのかなwwww
最後の「一夜を共に」のシーンも浦島君の方がエロかったぞっwwww
やっぱり、エロさは、普段とのギャップとかもあるのかな~って思ってしまったwwww
 
ちなみに御門君のBAD ENDは小田君とのデート後、じょじょに小田君と
過ごす時間が長くなり、最後には小田君の彼女になってしまうってストーリー。
とっても微妙・・・なENDだったわ・・・。
 
 
さて、次は、最大の難関メガネクールキャラの闇乃先生行きますね!
これまた、時間かかりそうwww
 
 
 
 
 
 
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【瑛君とののの物語】
 
 
《179回目》
 
ののは自分の隣のいすにおいてある鞄からきれいにラッピングしてある
小さな袋を取り出した。
 
「佐伯君、これね、クリスマスプレゼント。」
ののは、その小さな袋を佐伯の前に差し出した。
 
「俺に?」
 
「うん、あのね、あんまり凝ったものは出来なかったんだけど・・・
気に入ってくれるといいな。」
 
「ありがとう。開けてもいいか?」
 
「うん。」
 
佐伯はその小さな袋を受け取ると、赤いリボンを解いて、中の物を取り出した。
「あっ、マフラーだ。これ、お前が作ったのか?」
 
「うん、あっ、でもあんまりマジマジ見ないでね。網目が揃ってないのばれちゃうから・・・。」
 
佐伯は手に取ったマフラーを自分の首に巻いた。
「どうだ、似合うか?」
 
「うん!やっぱりこの色にして良かった!」
 
喜ぶののの頭を、またポンポンとたたいて
「ありがと、のの。大切にするよ。」
 
「うん。良かった・・・。」
 
「そうだ、俺もあるんだ、お前にプレゼント。」
 
そう言うと、佐伯はカウンターの下から、小さな箱を取り出し、ののの前に置いた。
「どうぞ、受け取って下さい。」
 
「えっ?ありがとう。何だろう?開けてもいい?」
 
「どうぞ。」
 
ののは、小さな箱を手に取ると、包装紙をきれいにはいで、箱のふたを開けた。
「あっ、これ!」
 
「どうだ?気に入ったか?」
 
「うん、でも、これ・・・何で?」
 
「お前、俺と一緒に、店のケーキ皿買いに行った時、これ欲しそうにしてただろ?」
 
「うん、そうそう・・・。よく覚えてたね。でも、これ凄く高かったはず・・・。
だって、値段見て私、駄目だ買えないって思ったんだもん。
こんな高価なもの・・・いいの?」
 
「いいよ、俺、これのために彩さんのモデルの仕事引き受けたんだからさ。」
 
「・・・・そうだったの。
そうそう、どうしてモデルの仕事なんて引き受けたのか不思議で佐伯君に聞いた時、
確か、買いたい物があるって言ってたよね。
あの時言ってたの、この時計のことだったんだ・・・。」
 
ののは、箱から時計を取り出してマジマジをながめていた。
 
 
 
 
 
 
                 続く・・・
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 本当は今頃、もうコンプリートしてるはず・・・だったんだけど。
最初の浦島君の話が重すぎて中々、切り替えが上手くいかず
ただ今、ナルシストキャラ御門君攻略中ですが。
昨夜、御門君ルートに入った感じ。
 
やっとこれから、裏の顔を・・・ってところです。
 
しかし、私、ちょっと気付いたことがある!
「すみれの蕾」のユキ君の時から思ったんだけど、ひとり二役に弱い!!wwww
この前やった「SIGNAL」の倭ルートもそうだしね。
今回の浦島君も。
しかも、二役のひとりが消えたし、いなくなったり、亡くなったりだと
特に、弱いぞwwww
 
戦国ものの流血と死に弱いのは解ってたんだけど
まさかのひとり二役の弱いとは・・・
 
御門君はね・・・私的には、今のところあまり魅力を感じないんだけど。
ナルシストすぎて、ついていけない・・・。
「勝手に一人で言ってろ!」って思えて、好きになれないよーーーwwww
しかも、甘いセリフに甘い声だからなぁ・・・。
「外野で勝手に言っててね」って冷たく言ってしまいそうwwww
 
まさか、御門君でこんなに苦戦すると思わなかったぞ。
だってさ、いるんだもん、メガネのクールキャラがさ、ちゃんと。
だから、私は絶対このメガネクールの闇乃先生さえ乗り切れば、このゲームは
フルコンプできるとふんでいたのにさ。
こんなところに、思わぬ伏兵がいたとは・・・!。
 
でも、ちゃんと御門君も、闇乃先生も攻略しないと、
クマの着ぐるみの人や、謎の中国人攻略できないから頑張るよ!
 
それに、家庭教師の石川先生は絶対ツボだと思ってるし。
キスキスの遊佐さんだしwwww
だから、「石川先生が待ってる!」って思って、この苦手キャラ2人何とかがんばりま~す!!
 
でも、これから専用ルートだから面白くて、夢中になるかもね!!
はぁ・・・。
 
 
 
 
 
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【瑛君とののの物語】
 
 
《178回目》
 
「俺のところにも、あいつからメールがきて、もう俺のことは諦める。
でも、お詫びにあなたの大好きな人を遊園地に行かせるからってな。
だから、あいつがくるなんて思ってなかった。
それにお前、24日の予定聞いた時に、出かけるって言ってただろ?
だからてっきりお前がくるんだと思ってさ。」
 
「あれは、はるひに24日に何も予定ないなら、
ハリーのコンサートに行こうって誘われたから。
一人でいると色々考えそうだから、
コンサート行った方が気が紛れるかな?って思って。」
 
「あれは、はるひに誘われたのか?井上じゃないのか?」
 
「違うよ。何で井上君?」
 
「俺も、お前に聞きたいことあるんだけどさ、
回りくどいの面倒だから単刀直入に聞くぞ?」
 
「うん。」
 
「お前、井上とどういう関係?」
 
「どうって・・・」
 
「俺さ、この前、ショッピングモールでお前と井上がカフェにいるの見たんだ。
今日も、ほら、コンサートの時、楽しそうに話てただろ?」
 
「私と井上君は私とハリーみたいな感じだよ。気軽に色んな話できる人・・・だよ。」
 
「お前、告白されたりしてないの?」
 
「そんなの、ないよ!」
 
「そうかな?時間の問題のような気がするけど・・・」
 
「えっ?何で」
 
「分からないなら、まぁいいや。わかった。もういいよ、井上のことは。」
 
少しの沈黙の後、今度はののが口を開いた。
「あの、佐伯君・・・くるみさんとは・・・くるみさんのことはどーするの?」
 
「どーするって。どーもしないよ。
でもさ、俺もあんな奴は初めてでさ。正直、とまどってたんだよな。
ほら、一応、自分の置かれている立場っての分かってるつもりだから。
だから、あんまり冷たくもできなかったんだけど。
俺も我慢の限界で。
今日さ、ビシッって言ってやったから、もう俺には近ずかないんじゃないかな?」
 
「でも、それじゃ、珊瑚礁のこととかバラされちゃうかもよ。」
 
「お前、まだ、そんなこと気にしてるのか?馬鹿だな。
それで、あいつの脅しにビビッてあいつのこと応援してるのか?」
 
「違うもん!もう、応援してないもん。最初は言いなりだったけど。
でも、応援したくないから・・・しない、もう。」
 
佐伯は、ののの頭をポンポンとたたいて
「よろしい。それでいいんだよ。俺のことは自分でなんとかするっていってるだろ?」
 
「うん。」
 
「まぁ、店のことはばらされた所で、辞めるつもりないし。
文句言われないだめにも、勉強もそこそこやってるしな。
たださ、ばらされて、ファンの皆さんが押し寄せてくるのが面倒なだけ。」
そう言って佐伯は笑った。
 
「でも、確かに、ファンの皆さんがきたら・・・私も嫌かな?いじめられそう・・・」
そう言って、ののも微笑んだ。
 
「若ちゃんなんて、とっくの昔に知ってるし・・・」
 
「そうなんだ。」
 
「ずっと、とぼけてくれてるけど。困ったらいつでも相談にのるよって言われてるよ。」
 
「そうなんだ。」
 
 
 
 
                      続く・・・
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拍手

 さて、「すみれの蕾」を堪能した後、次、どうしようかと思い
そうそう、「SIGNAL」と、同時期に発売になって放置されていたのを思い出し
プレイしてみることにしました。
「誰にでも裏がある -True or Lie?-」
 
このゲーム、ちょっと変わっていて、主人公、つまりプレイヤーの立場が2種類あるんです。
まずは高校生の立場で桜井菜々子。
そして教師の立場で桜井百恵。
迷ったんだけど、まずはノーマルに学園生活を送ろうと
高校生:桜井菜々子でプレイ開始!
 
さて、まずは誰から攻略しようかと・・・
浦島君のボイスが大好きな三浦祥朗さんだったので
いつもの癖で先にプレイしてしまったのだけど・・・
これ、おもいっきり地雷でした・・・。
ストーリーがかなり重い内容になってました。
号泣する上、プレイ後、ドーーーンと心が重くなるENDです。
 
 
宗二郎はバレーのセッターをやっていて、明るく爽やかな青年。
バレーだけではなく勉強も良く出来て、常に学年トップ。
外見もバレーをするには小さいけど、顔も整っていて、
体は鍛え抜かれているからスタイルもいい。
 
これだけ揃っていれば、性格が悪いのだろうか?と思ったら、
皆から信頼されてて、優しくて思いやりがあって誠実で・・・。
でも、それを鼻にかけていることもなく、むしろ謙遜してて。
 
褒められたり、際どいこととか言われると、照れてしまう恥ずかしがりやさん。
こんな完璧な人、存在するんだ・・・くらいの人です。
だから、とってももてます。
でも、バレーを優先させていることもあって、学校いち、奇麗な人に
告られてもきっぱりお断りしてました。
 
 
さて、こんな人の「裏の顔」とはどんなものか?
非常に興味があったんだけど・・・
 
ストーリーを簡単に説明すると
浦島君と菜々子は隣のクラス同士。
菜々子のクラスに、浦島君のバレー仲間の青木君がいる関係で
浦島君はよく菜々子のクラスに遊びにきていた。
ちょくちょく顔を合わせた時、話をするようになって
少しづつ仲良くなっていくふたり。
 
菜々子の愛犬ポチの散歩途中、バッタリ浦島君に会って
近所に住んでいることがわかり、
部活の帰りにたまたま出会って一緒にラーメンを食べたりした
ことがきっかけで、急接近する。
浦島君の練習姿をいつの間にか目で追うようになる。
 
ある時、浦島君が菜々子のメアドを聞いてきて、教えたのをきっかけに
メールのやり取りが始まる。
試合を見に来るように誘われたり、やっと出来た休みの日の二人ででかけたり
絵にかいたような、純愛物語路線。
 
でも、接する機会がふえると、浦島君の不思議な行動が気になってくる。
「ウルトラブルーデイ」と呼ばれる、とても落ち込んで、覇気がなく、暗~い時があったり。
怪我をしてついたはずの手首のあざが突然消えていたり。
街中で偶然で会った転校前の同級生に「お前どこの大学いくんだ?今年卒業だろ」と
年齢を1歳上に見られたり。
でも、敢えて追求はしなかった。
 
宗二郎はバレーの都の試合で優勝し、全国大会に出ることを目標にし、
努力を惜しまず、時間を全てバレーに費やしてきた。
 
そして、都大会のひとつ前の大会で優勝した時、意を決して菜々子に告白します。
「君が好きです。俺と付き合って下さい。」と・・・。
(もう~~、浦島君のこのストレートさがキュンキュンです。)
 
菜々子は喜んで、宗二郎の申し出を受け、付き合いだします。
忙しいながら、部活の帰りに待ち合わせたり、メールのやり取りをしたりして
二人の仲は深くなっていきます。
そして念願の都大会優勝をし、晴れて全国大会が決まった翌日・・・
宗二郎は学校を無断欠席をし、そのまま学校に出て来なくなりました。
その間、電話をしてもメールをしても音沙汰なしの宗二郎を心配し、
そしてだんだん、色んなことに疑心暗鬼になっていく菜々子。
 
そんな雨のある日、傘がなかったので雨宿りしているところに
突然、宗二郎が現れます。
菜々子は今まで我慢していた思いがあふれ出し、宗二郎を責めてしまいます。
でも、どれだけ理由を聞いても、苦しい表情で
「どうしても、いえないんだ」を繰り返すだけ。
「それでも、君のことは大好きだ」と。
 
菜々子はこれ以上、何を言っても教えてはもらえないと悟り、
そして、自分を好きといってくれた宗二郎を信じようと心に誓います。
ずぶ濡れになって、宗二郎は菜々子を家まで送っていきます。
離れたくない菜々子は「家に上がっていって」と言います。
 
その夜、元々、姉の百恵と二人暮らしの家は百子が飲み会で家を空けていた。
そんな偶然も重なり、お互いを「信じよう」と決めた二人はその夜、結ばれました。
(余談ですが、18禁じゃなくても、Hシーンってあるんだね。
行為自体の描写はもちろんないけど、裸で抱き合ってるスチルとかあって・・・
シーツで覆われているからセーフなんだろうけど、かなり際どい・・・
これは、かなり萌えましたwww)
 
翌日、満たされた気分で登校した菜々子だけど、また奈落の底に突き落とされる事件が。
学校の掲示板に「浦島宗二郎の休学の知らせ」が張り出されていた。
呆然としている菜々子を友人が助けているのだけれど。
 
そこに、ウルトラマリンブルー状態の宗二郎がやってきて掲示されている紙を
破り捨てます。
でも、そこで、血を吐いて倒れてしまいます。
そこへ、いつものバレー好きな浦島君があらわれます。
そう、浦島君が2人。
 
混乱の中、倒れた方の宗二郎は救急車で病院に運ばれた。
そして、病院についた菜々子は、元気な宗二郎の口から、衝撃に事実を告げられる。
いままで、どうしても言えなかったこと・・・。
それは、宗二郎には、双子の兄がいて、テストや勉強に関する時は
兄の宗一郎が登校し、それ以外は宗二郎が登校していたと。
 
小さいころから病弱な兄宗一郎は入院生活をしていたので
学校に行きたくても行けなかった。
だから、1日でも学校にいけることを本当に楽しみにしていた。
途中、宗一郎の病状が思わしくなく1年休学もしていた。
 
突然の話に困惑する菜々子だが、この双子はお互いを思いやりあって
ふたりでひとりとして今まで生きてきたんだなと理解する。
でも、それはそれだけど、どうして宗二郎の目標であり夢である全国代会に
出ないのかがわからず、聞いてみると。
 
宗一郎病状はもう待ったがないところまできていて
助かる方法はただひとつ。・・・そう、臓器移植。
しかも、もう直ぐにでも手術をしないと手遅れというところまで来ていた。
もちろん、宗二郎は移植をする決意を決めていたが、宗一郎がガンとしてウンと言わない。
それはなぜか・・・それは、臓器を移植した宗二郎の体ではもう第一線でバレーを
やっていくことは不可能だから。つまり、この時点で選手生命が絶たれることになる。
 
バレーだけを生きがいに頑張ってきた姿をずっと応援してきた宗一郎は
そんな、手術は絶対させないと・・・。
菜々子は、もうどうしていいかわからない。
そして、最後に選択肢があって、ここでエンドが二手に分かれます。
 
①とりあえず全国大会の1回戦だけでる
②手術をする
 
①は1回戦に試合中に宗一郎が亡くなります。
立ち直れない宗二郎は、宗一郎の遺書を読んでそして、バレーを死ぬまで
続ける決心をします。
その遺書には「みんなに愛されて、俺はずっと幸せだった」と言う内容のことが書かれていました。
もう、号泣で、涙、涙で遺書が読めませんでした。
このENDは、暗くはないんだけど、切なすきます。
 
②は全国大会を諦めて、手術をし、宗一郎は助かります。
しかし、宗二郎は第一線を離れ、でも、バレーに関わっていたいため
教師になって、指導者として生きていくEND。
こちらのほうが、まだ救われる感じですがそれでも、やっぱり
すっきりハッピーエンドとはどうしても思えず、どーーんとした気分でした。
両方、辛すぎる、切な過ぎる、もう、地雷、地雷。
 
 
「誰にでも裏がある」って言うのは、もっとこう
人間のどす黒い部分を付いてくるのかな~って思ってたんだけど
裏は裏でも、この手の切ないって言うか、正当な裏だと思ってなくて。
何だか、本当にどうしようもなく重い話で心が沈んでしまいました。
悪くはないんだけど、イメージしていたのと違ったから。
 
でも、あとの3人はちょっと本当の「裏」の話はあるかもしれません。
特に、家庭教師の先生は怪しいぞ・・・
次は、ちょっと明るくなりたいので、ナルシストキャラに行きたいと思います!
 
 
 
 
 
 
 
 
=====================================
【瑛君とののの物語】
 
 
《176回目》
 
「素敵だね、このお店。」
 
「お前、馬鹿だな・・・今ごろ気づいたのか?ここは、喫茶珊瑚礁だぞ。」
 
「そうだよね・・・」
 
カウンター席にののを座らせ、カウンター越しに佐伯が立っていた。
「さて、お嬢様ご注文は?」
 
「ちょっと・・・佐伯君、お嬢様って・・・からかわないでよ・・・。」
 
「からかってないよ。ほら、何にする?」
 
「うーーん、そうだな?お勧めはなんですか?マスター?」
 
「そーだなーどーしようかな?」
 
「マスター、お任せしてよろしいでしょうか?」
 
「お前こそ、マスターってなんだよ!からかうなよ!」
 
「フフフ・・・。からかってないよ。本当にマスターみたいだから。」
 
「わかったよ。じゃーちょっと待ってて。」
そう言うと、佐伯はカウンター奥の厨房に消えていった。
 
暫くするとローソクを立てたケーキとコーヒーが運ばれてきた。
それを、ののの前に並べると
 
「お客様、今日のお勧めでございます。
コーヒーは当店オリジナルブレンドの「珊瑚礁ブレンド」のスペシャルバージョンでございます。
ケーキもこの日のためにご用意させていただた
新作クリスマスデコレーションケーキ2009でございます。」
 
佐伯は、ののの顔を見てにっこりと笑った。
ののは、自分の前に置かれたケーキをまじまじと眺めていた。
イチゴと生クリームをたっぷり使ったケーキだった。
 
「お前が、ローソクの火を消してくれ。」
 
そう言われたののは目の前で瞬いているローソクの火をひと吹きした。
すると佐伯が早速ケーキを切り分けて、のののお皿にいれた。
 
ののは、ケーキを一口食べると
「おいしい!佐伯君、本当にお菓子作り上手だね。」
 
「おう!このケーキは新作だぞ。お前に一番に食べさせたくてな・・・」
 
「ありがとう!」
すると佐伯に手が、ののの頬に触れてきた。
(えっ?何?佐伯君)
ののの胸の鼓動がどんどん早くなっていく。
 
 
 
 
 
 
 
                  続く・・・
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自己紹介ってこれといって何もないんですよね・・・。
会社員・主婦・母親の3足のワラジ履いてますが、どれも中途半端だし・・・。
密に乙女ゲーム大好きで結構、のめり込んでしまう方です!だから、余韻でしばらく次に行けない時がしばしば。でもやる時はやるけどやらない時は全くやらないかな・・・。昔のを突然やり出したりってこともしばしばです。
こんな私ですがよろしく!です。
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