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最近、千道君は、正体がわかってきて、ちょっと注目!なんですよね!
凄く気になるキャラになってきました。
主人公はバスで臨海学校の目的地に行って気分が悪くなって、
冴島先生にお姫さまだっこされて部屋で暫く休みます。
その姿をみて、寮生みんな文句をいいます。
千道君は騒ぎたてず冷静にその光景をみてますが、
最後にこのシーンの話しがでてくるんですね。後ほど・・・。
主人公が海に戻ると、ビーチフラック大会が始まっていた。
優勝者はライフセービング講習の人口呼吸の実習を主人公と出来るという権利が与えられる。
主人公は激しく抗議するけど、そんなこと聞き入れない冴島先生。
で、結局、千道君が優勝するんだけど、何故だか、講習の権利を辞退する。
2位の佑君が講習をするが、肝心の人口呼吸のところで、
主人公は梅さんに入れ替わってもらった。 主人公は抜け出してシャワーをあびに行くと、千道君がいた。
「僕は先生と同類なんですよ。あなたの困った顔が見たくてつい意地悪してしまう」と言うと
いきなり抱きよせて、キスをします。
人口呼吸の権利があるからと。
主人公が途方に暮れていると「人工呼吸、失敗だったかな?」とさらに激しくキスをします。
「どうして?」と言う質問にたいして
「好きだからに決まってるじゃないですか。」ともう告白ですよ!
驚いていると「かわいいですよ!」と何度もキスを繰り返します。
そして今度は千道君が質問してきます。
「先生のことどう思ってますか?男として見てますか?」
「彼女になったら大変だろうな~って思うけど、それ以上は考えられない」と答える。
安心した千道君、主人公からボディシャンプーを借りると
「後で、みつからないように返しにいきますよ」って。
わー夜、こっそり会いに来るってことだよね・・・。この二人危ないかも!?
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【瑛君とののの物語】
《79回目》
体勢を整えると、佐伯君は私の手をぎゅっと握った。
「まぁ、なんだ、お前、危なっかしいから、手つないでやるよ!」
ののは繋いだ手から伝わってくる佐伯君の温もりを感じながら、同時に佐伯君の優しさも感じていた。
「ありがと、佐伯君。やさしいね!。」
「バーカ、転んで怪我でもされたら困るからだよっ!」
(ふふ、佐伯君何だか照れてる?)
「ねー佐伯君、来週、ここで花火大会があるんだよね。この空に上がるの?」
「おう、そうだ。奇麗だぞ。そっか、お前、越してきたから、花火初めてなんだな。」
「うん!皆が奇麗奇麗って言っているから、どんなに奇麗なのかな~って凄く興味ある!」
「じゃー、来週の花火一緒に行くか?」
「え?2人で?」
「そーだけど・・・。嫌か?この前のプレゼントのお礼。ふたりでどっか行こうっていったろ?」
「全然!全然嫌じゃないよ・・・。本当に一緒に花火行ってくれるの?」
「ああ。」
「あっ、でもお店は?」
「花火の夜は、じいさんの仲間が一杯来て皆でお店の手伝いやりながら居座ってるから、俺はフリーなんだ」
「そう、なんだ。」
「まぁ、フリーだけど、混んでる中、わざわざ花火見に行くのも面倒だから、いつも部屋から覗いてたけどな」
「へぇ、部屋から見えるんだ」
「まあ、大体な。でも、お前といくなら、見に行くのも悪くはなくはない。」
「何それ?どっちなの?」
「見に行きたい・・・お前と。わかったな!来週空けとけ。」
「わかった、絶対だよ、約束だよ!」
「お前は約束が好きな女だな~。あーめんどくさ~」
と言うと、不意に佐伯君は立ち止り、繋いでない手でののの頬に当て、優しく頬にキスをした。
「えっ!?」
「ほらっ、お前の好きな約束!これで大丈夫か?楽しみにしてろよ!」
「うん・・・。ありがとう」
やがて、ののの家の前まできて、2人は別れ、佐伯君は珊瑚礁に向かった。
(嬉しいな、佐伯君と花火に行けるなんて。)
ののは、さっき佐伯君の唇が触れたほほにそっと手をやった。
続く・・・
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