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私、やっとPSPデビューしました。
でも、やっぱり、使い方がイマイチ判らず、セーブしたつもりが
出来てなかったりして四苦八苦しています。
さて、デビュー作品で何をしようかとっても迷いました。
本来ならば昔からずーとやりたいと思っていた「金色のコルダ」シリーズなのですが
これはちょっとデビュー作にするには難しいし時間がかかる。
まずはあまり複雑じゃなくサクッと出来るもの。
あと、「銀の冠~」をはじめ、最近、刺激が強い作品が多かったので
久し振りに「超純愛王道話」をやりたかったんです。
それで、選んだのが「星空のおくりもの」
これ、実は、少し前に乙女ゲーム達人のマイミクさんに進められて。
色々調べてみたら、今の私のツボ!
恐らく、超純愛だと思う。高校3年生の設定なんだけどね。
攻略キャラは4人。順番、悩んだのだけど、どうも先生は全員攻略した後
じゃないと取れないシーンがあるみたいなので最後に。
あと、3人は全員、主人公:桜衣の同級生。
ってことで、素直に恐らくこのゲームのメインキャラの隆志君から。
これ以降はネタばれです。
知りたくない方はスルーしてくださいね。
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久し振りの、超純愛話だったからかな。
「すみれの蕾」のユキ君の真実ルート以来、大泣きしました・・・。
何かね、環境もほのぼのしてて、ホントに心が洗われるようだったなぁ。
主人公:桜衣は高校3年生で、通ってる高校は卒業と同時に廃校が決まっている。
生徒も桜衣と幼馴染で同級生の男の子:紳と誠悟2人の3人だけ。
担任の先生も同級生の誠悟のお兄さん。だからこの先生も幼馴染。
この学校に、3年の9月に転校生:隆志がやってくる。
このふたり、出会いが王道なんですよ。
七夕の夜、星空をみに、桜衣のお気に入りの丘に行った時に出会う。
そしてその時は、名前もお互い名乗らず分かれる。
ところが、9月にやってきた転校生が隆志だった・・・もう、ストーリーがベタすぎて大好きです!
この隆志君、とても不思議な魅力のある子で、つかみどころが無いっていうのか
それか、壁がありすぎるのか?
ずっと敬語で話すし(これにはちゃんと理由があるのだけど)
高校3年生の男の子とは思えないほど、素直で純粋です。正しく「ピュア」です。
桜衣は何とか、自分達3人と仲間になって欲しくて、打ちとけて欲しくて
あの手この手で頑張ります。
そして、隆志が好きな「星」を利用して、天文部を4人で発足。
隆志を部長にし、嫌がる紳をも部員にして、この部活をとおして
4人の友情が深まっていく過程が丁寧に描かれてます。
そして、これも王道なんだけど、桜衣、凄く鈍感なんです。
紳も誠悟もさり気なく愛情表現してるのに全然気付きません。
なんか、二人が可愛そうになるくらい気付きません。
唯一、担任の先生だけは、言葉でガンガン愛情表現してるのだけど
これも、桜衣は冗談としかとってません。
先生も可愛そう・・・。
色々ぶつかり合って、隆志がやっと3人とうちとけた頃、隆志が突然、倒れます。
これまたベタベタなんですが、隆志は目の病気を患っていて失明するのも時間の問題。
今度、発作があったら、覚悟をして欲しいと医者に言われていた、そんな状態だった。
そんなことは、全て隠して、転校してきて、それまでごく普通に過ごしてきていたのだった。
隆志は即入院、手術となったが、こんな目にあわせたのは桜衣のせいにされて、
隆志の叔父さん(隆志が叔父さん宅にすんでいた)から金輪際合わないようにと宣告される。
でも、そのころやっと自分の気持ちに気付き、隆志に会いたくてしかたがない。
毎日、隆志の居場所を教えて欲しいと叔父さん宅に通いつづける。
しかし、ガンとして会わせてくれない叔父さんに諦めかけていた頃、
1通の点字の手紙が届く。(隆志は失明してしまいます)
それは、隆志からだった。
この手紙は、もう、涙無くして読めません。
是非、読んでください、隆志の桜衣に対する愛情がもう溢れんばかりに詰まった手紙です。
最後に、どうしても伝えたいことがあるから、あの丘に来て欲しいと。
そして丘に急いで行く桜衣。
丘には隆志が待っていて、桜衣はもう言葉がなくで抱きついてキスをする。
このシーンはもう、純愛のお手本って感じで、もう涙が私、止まりません。
隆志はこのスト-リーで初めて「好き」と言うことばを発するし
ファーストキスがこんなに感動的だともう羨ましいです。
桜衣は言葉のかわりにキスをするんですよね。
いいよね、凄く好きって気持ちがつたわる。
ふたりはこれから二人で歩いていくことを誓い、HAPPY ENDです。
エンドロールと歌が流れたあと・・・「エピローグ」がありました。
これは、3年後という設定で
桜衣と隆志、地元で一緒に暮らしてました。
桜衣は地元で就職。隆志は恋愛小説家として独り立ちし始めた。
隆志、桜衣にデレデレでしたよ。
で、めでたく新しい命を授かってましたよ!
わーもうなんて幸せなエピローグなんでしょ。
ホント、このふたり、くっついて良かった、幸せで良かったって思えました。
あー久しぶりにの、超純愛・・・萌えました・・・。
ところで、この作品、やられた方いますか???
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【瑛君とののの物語】
《84回目》
向った先は・・・金魚すくいの屋台。
ののが佐伯君の後を追いかけ、追いつくと
「のの、懐かしいな~金魚すくいだよ!なーなーやってみないか?」
「えーでも、もうすくえないかも?」
「よし!やるぞ!おじさん、2人分ちょうだい。」
といって、すくう紙をもらう。
二人して、真剣に取り組んでいると
「あっ、佐伯君、もうダメだ破れちゃったよ・・・。」
「お前なぁ~早すぎるぞ、もっと粘ばれよな~」
「だって、下手くそなんだもん!」
「しょうがねーなー。俺が見本を見せてやろうか?」
と、お目当ての黒の出目金をすくいにかかった。
ところが、見事に紙が真ん中から破れてしまった。
「ハハハ・・。何だ、佐伯君もたいしたことないじゃん!」
するとすがさず、ののの頭の上にチョップが飛んできた。
「お前、誰に口きいてんだ!」
すると、お店のおじさんが「はい残念でした。」といいながらおまけの金魚をすくおうとした時
佐伯くんが言った。
「おじさん、こいつと俺、1匹づつでいいから、この黒の出目金2匹いれてよ。」
「お兄ちゃん、それはちょっとねぇ」
「おじさん、お願い!」ののがすかさずお願いする。
「もう・・・しょうがないな・・・。他で言わないでくださいよ!
まぁ、あんたら、似合いのカップルだかた、奮発してやるよ。そろそろ結婚でもするのかい?」
「え!?け、け、結婚?!」
「まだか?」
「おじさん、俺らまだ高校生だし、そんなんじゃないし・・・」
「彼女じゃないの?」
「え?まぁ、彼女といえばそうかもしれないしそうじゃないかもだし・・・。」
「何だ、兄ちゃん、はっきりしないな~こんな可愛い子放っておいたら
他の男に「とられるぞ!さっさと、押し倒してやっとちまえ。わかったか」
「ああ、わかったよ!」
続く・・・
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