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携帯アプリのサイトが次々とクリスマスの単発ストーリーと配信しています。
「恋人は専属SP」は12月1日から単発アプリが配信されました。
クリスマス関係では一番早いかな・・・
で、やっぱり一番は瑞貴と!
瑞貴とはディズニーランドデートでした。
「普通のクリスマスをしてみたい!」これが、瑞貴の希望。
昨年までは、アイドルだったから、クリスマスはいつも仕事だったとかで。
普通にクリスマスを過ごしたことがないとか・・・。
それで本当に超定番のディズニーランドに行ったのね。
最初は良かったんだけど・・・。
子供が飛ばして木に引っかかった風船を瑞貴が取ってあげたんだけど
それで、人の注目を浴びてしまって、みんながざわざわと寄ってくる。
今は、主人公も総理大臣の娘ということで世間に知られている。
大物ふたりのデート現場ということで、どんどん人が集まってしまう。
どうしようもなくなてしまったふたりは
瑞貴が一番楽しみにしていたアトラクションを諦め、
その場から逃げることにした。
人気の少ない、パークの端っこにきて、騒ぎが収まるまでじっとするふたり。
すっかり辺りも暗くなったころ、瑞樹が突然、「連れて行ってあげたい場所がある」と
主人公の手を引いて歩き出す。
そしてお城の番人に話しかけると、お城の中へふたりを入れてくれる。
お城の上階へ行くとホテルのような部屋があった。
そこへ、主人公を促す瑞樹。
普段は、一般には公開されていない部屋で、アイドル時代の力を駆使して
この部屋を借りたらしい。
窓を開けると、きらびやかなパレードがみえる。
そして、瑞樹が2番目に楽しみにしていた花火がはじまる。
その花火をみながら、これからもすっとクリスマスを2人で過ごそうと
熱い熱い口づけをする。
あ~~~ん・・・瑞樹、久々に甘かったわ・・・。
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【瑛君とののの物語】
《155回目》
「何?瑛君、用事って買い物だったの?」
「何で、お前、こんなところにいるんだ?」
「だってーー気になったから後つけてきちゃった!!」
あっけらかんとそういう、くるみに佐伯は少し苛立ちを感じていた。
「はぁ・・・。辞めてくれよ、迷惑なんだよ。」
それでもくるみは動じることなく言葉を続けた。
「いいじゃない?買い物でしょ?私も一緒にみてあげる!」
「だから、そんなのいいから!迷惑だからあっちいけ!」
「そんなー冷たいな~」
ふたりが話をしていると、店員がやってきた。
「あの、お客様、確認してまいりました。現在、こちらのものは、この4種類になります。」
そういって、トレーに乗せた、腕時計を佐伯に見せた。
佐伯はそのトレーをみると、真ん中にダイヤの宝石が入ったピンクの文字盤の時計があった。
(あっ、これだ!)
そう思って、佐伯は、その時計を手に取った。
「何々、時計買うの?あっ、でもそれって女性ものじゃない?」
「・・・」
無言の佐伯に、気を使ったのか、店員がいった。
「もしかして、こちらの彼女のプレゼントでしたでしょうか?」
佐伯は、店員の思いがけない言葉にびっくりしてとっさに口からでまかせに答えた。
「いえ!ちがいます!ちょっと人に頼まれただけです。」
すかざず、くるみがつづける。
「そーなんだ。頼まれ物?よかった~私また、誰かにプレゼントでもするのかと思った。」
「プレゼントだよ!」
「誰にたのまれたの?お友達?恥ずかしくて買いにこれなかったとか?」
「・・・。」
「瑛君って優しいんだね!」
佐伯はニコニコしながら、会話を続けているくるみは無視して
手に持っていた、腕時計を店員に渡した。
「じゃーすみません。これにします。」
「ありがとうございます。こちらは、プレゼントでよかったですか?」
「はい。」
「かしこまりました。ただ今、包装してまいりますので、暫くお持ち下さいませ」
そういうと、店員はレジに向かっていった。
続く・・・
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