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ルイはこのゲームのメインキャラだけあって、もう、何と言うか・・・
乙女ゲームの王道をいくストーリーで、お姫さま気分を堪能できます。
確かに最初から、立ち振る舞いや、言い回しとかが
ちょっと普通の男性とは違うよな~って思ってたの。
ひざまづいて手を取ってくれたりキスしてくれたり。
デートに行った先でも、マニアックなウンチク披露してくれるし。
タダ者ではないとは思ってたけどね・・・。
彼の正体にはビックリしました~
しかし・・・美しい・・・
最後のスチルなんてさぁもう、見惚れてしまいました・・・。
ストーリーはまず、主人公が飼っている猫を助けるところから複線が引かれてて
ベタな始まりだけど、ルイルイにはぴったり!
チーム:オングストロームの読者記者に選ばれて、取材を通じて
メンバーや、それととりまく人物と仲良くなっていく。
ルイは、チームリーダーと言う重責も背負っており
偉大な前任者:加賀見慧から引き継いだこともあり、常にチームの発展を考えている。
それゆえに、苦悩したり、人知れず努力もするし、
最後はチームのため、大切な人のため、本当に苦しい選択を選んでいきます。
後半、彼は、自分の素性について大きなことを隠しているな・・・ってことはわかり
ある程度、予想はしていたのだけど、予想以上の展開でした!
これは是非、プレイをして彼の素性を暴いて下さい!!
正に「王子様」
レーシング界の王子様とでもいうところでしょか・・・(笑)
あと、見逃してはいけないのが、やっぱりCV担当の石田さん。
噂どおりで・・・
悠樹の三浦さんに続き、見事に骨抜き、メロメロにさせていただきました~
後半の甘いセリフはもう平常心ではいられない!!
最後、ある場所でルイと会うんだけど
そこでのやりとりはもうおとぎ話のお姫様気分!!
3つの誓いをたててくれるんだけど、もうセリフで撃沈で・・・。
あまりの感動に不覚にも涙流して嗚咽です。
SIGNALはまだ悠樹とルイしか攻略してないんだけど
もう、充分満足している自分がいるんだけどなぁ。
この先、こんなの続くと・・・体がもたない・・・
どこまで骨抜きにされちゃうのかな・・・困ったなぁ・・・。
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【瑛君とののの物語】
《151回目》
やがて、バイトに行く時間が迫ってきた。
ののは、珊瑚礁に行こうかどうかまだ迷っていた。
(あー、今日は行きたくないなぁ。サボッちゃおうかな?)
布団を、鼻先まで引き上げて、大きく溜息をついた。
(でも、やっぱりこんなプライベートなことで休んだら、駄目だよね。
マスターはともかく、佐伯君に何言われるかわかったもんじゃない!)
「やっぱり。行かなきゃね・・・。」
ののはベットから起き上がると着替えをした。
そして何とか家を出ると、珊瑚礁に向かって歩き出した。
道すがら、ののは何度も溜息を吐いていた。
やがて、珊瑚礁に扉の前に立ち、大きく深呼吸をして扉を開けた。
「おはようぎざいます!」
いつもより、元気よく挨拶をしたつもりだったけど
「ああ、おはよう、ののちゃん、何だか、今日は元気がないね。」
とマスターに指摘をされてしまった。
「そ、そんなことないですよ!元気です!!」
「あはは。そうかい?それならいいんだが・・・。」
マスターの言葉を聞きながら、ののはカウンターの奥へ入って行った。
すると、難しそうな顔でコーヒーの豆を挽いている佐伯の姿が目に入った。
「佐伯君・・・おはよう。」
「ああ・・・。」
ののは、奥で制服に着替えてエプロンをつけると店にでようと、
佐伯の横をすぅーと通った時
「おい、のの。」
ののは慌てて足を止めると、佐伯の次の言葉を待った。
「何だ・・ほら・・さっきは悪かったな。ちょっと言いすぎた。」
「さっきって?」
「さっきはさっきだろ、帰り道で」
「あっ、うん、いいよ、もう。」
「ほんと悪かった。
でもな、今後のために覚えておいてくれ。
俺、自分のことは自分で何とかするからさ。
お前は俺のことで、悲しくなるようなことはするな、いいか?」
「はい・・・」
「わかったなら、それでよし。」
「・・・」
「でもさ、お前の気持ちは嬉しかった。俺のこと庇ってくれたんだろ?」
佐伯は優しくののを見つめていた。
「佐伯君・・・。」
「ほら、仕事!仕事しろ!!」
「うん、わかった!」
(あー今日ここに来てよかった!だって佐伯君、何だか優しいし・・・。
さっき見つめられたような・・・凄く優しい瞳で)
続く・・・
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