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ここのところ、「気分転換」と称して、声優さんのCDばかり聴いてますが・・・
(ちなみにゲームはすすんでませんwwww)
このシリーズのCD、聴いたことある方みえるかな?
これは、アニメイトに行って、声優さんにCDを見ていてたまたま見つけたものです。
そこには、5.6作品しかなかったのですが、調べてみるとかなり何種類も出てるようで・・・。
しかも、人気の声優さんは一通りありますね。
と、そんなにたくさんの作品があるとは知らず
宮野真守さん、櫻井孝宏さん、神谷浩史さん、この3人でどれにしようか散々迷った挙句
まもちゃんにしました!
朗読CDといえば、かの有名な官能昔話がありますが
あんなに凝った造りにはなっていません!(音響効果とか・・・ね)
単に、声優さんが物語を朗読しているだけ。
単純すぎて、返って声優さんの腕の見せどころかなって思う。
実力がないと、これは上手くできないと思います。
さて。まもちゃんは・・・
生まれて初めてある女性に恋をして、やっとの思いでデートにこぎつけたのに
その初デートの前日バイク事後でこの世を去った青年の話。
これは、話の内容からいっても、もう金コルの加地君とダブってしまいました。
何故かというと、好きになった女性をひたすら追い求めるんです。
それが、自分が死んでしまっても・・・なんです。
そして、生まれ変わっても彼女に出会いたいって。
「僕は彼女を愛しているから・・・」
これが、最後のセリフなんだけど、これがもうキュンキュンきます・・・。
まもちゃん、これは殺し文句・・・
それから途中で、「きれいだ・・・」って言うセリフがあるんだけど
これも、もう秒殺されます。
しかし、まもちゃん、たいしたもんだね。
わたし、途中で号泣状態だったもの。
それだけ、朗読が上手いってことだよね。
話の結末は、おそらく予想を覆すものだと思います。
私も予想とは全然ちがって・・・その結末がまた、切なさを強めてました。
興味がある方は是非、CD聴いて結末を確かめて下さいね!
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【瑛君とののの物語】
《177回目》
「お前、ここにクリームついてるぞ・・・。」
そう言って、触れた手の人差し指でクロームをぬぐってくれた。
(あー、もうドキドキしたな・・・。心臓に悪いよ、佐伯君。)
すると佐伯はカウンター越しに自分のコーヒーを作り、
ケーキをお皿に入れて食べ出した。
「ウン、やっぱ俺が作るケーキは最高だな。
これはいけそうだから、新作ケーキのメニューに追加しよう。」
「そうだね!きっと評判になるよ。」
「・・・。」
「・・・。」
暫く沈黙が続いたあと、佐伯が言葉を出した。
「お前さ、俺に聞きたいことあるんじゃない?」
「えっ?何で?」
「あるだろ?」
「うん・・・ある。たくさん・・・。」
「だよな、何で聞かないんだ?」
「だって、佐伯君、私が聞きたいこと・・・聞かれるの嫌がるだろうな・・・って思って。
嫌がられたり、面倒に思われるのは私も嫌だから・・・聞けないの。」
「お前は、馬鹿か?で、うじうじ一人で色々考えて落ち込んでるのか?」
「そう・・・かな?」
「はぁ~」
佐伯は溜息をひとつついた。
「あのな、それを聞かなかったらお前不安なんだろ?だったら聞けよ。
俺だって、お前が不安そうにしてるの嫌なんだよ。
そんな顔みてたら、俺だって色々詮索して、不安になるだろ。」
「ごめんなさい。」
佐伯は、コーヒーを一口飲んだ。
「で、何が聞きたいの?」
「うん、あのね・・・。
佐伯君今日、くるみさんとデートだった?会いに行ったの?」
「ああ、行ったよ。」
「そう・・・。実はくるみさんからメールが来たんだ。
24日に遊園地で佐伯君に会うから、上手くいくように応援して・・・って。」
「あいつ。そんな小細工までしてたのか・・・。
俺、確かに行ったけど、お前が来ると思って行ったんだ。」
「えっ?」
続く・・・
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