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さて、最大の難関だと思っていた闇乃先生ですが・・・
先生、割と良かったです、苦にならなかった。
むしろ、途中から惹かれていった感じです。
最後は可愛かったしwwww
闇乃先生は、全校生徒から恐れられている先生で。
生徒にも自分にも厳しい、授業が真面目、生徒指導も徹底しています。
例外とか絶対認めないし、一見、冷血に見えます。
でも、授業はとても丁寧で解り易いし
生徒一人一人をよく観察・把握していて
いつもその生徒に合った適切な指導をしています。
言葉は、きついけど、生徒を褒めることもします。
決して、厳しい冷たいだけの教師ではないんですよね。
でも、やっぱり怖いし、近寄りがたい・・・。
さて、じゃーどうして、菜々子は先生と恋愛関係になっていくのか?
これ、興味あるでしょ?
それは・・・「犬の散歩」なんです!
(皆さん、犬の散歩、しましょうね!!wwww)
近くの大きな公園が愛犬ポチの散歩コースになっている菜々子は
ある日、散歩に出て公園で闇乃先生が犬と戯れているのを発見。
声をかけるかどうか迷っていたら、ポチが寄っていってしまって見つかります。
そして、ポチをかわいがる先生をみて、先生の見かたがかわるんです。
そう、これ、正しく、キャップ萌えですwwww
だって、先生、学校でみせる顔と全然違うんだもん!!
これは、反則だよねwww
この公園での犬の散歩で先生と会うことを繰り返すうちに
菜々子は先生のことがじょじょに好きになっていきます。
そうすると、先生のことが気になり、学校での先生の噂も気になります。
ゲイだの、隠し子がいる、妻子持ち、不倫などなど。
でも、ある日、公園で良く会う小さな男の子:誠(だったかな?)とお話をしているところに
先生がやってきて、誠君にちゃんと大きな声で挨拶しなさいと怒ります。
そして誠君が先生のことをパパと呼んだことで、親子だということが解ります。
先生に尋ねたところ、親子だと認めました。
先生を好きになってしまっていた菜々子は酷くショックを受け落ち込みます。
諦めるべきだと思いつつも、走り出した気持ちは止められない。
好きな気持ちを抑えることはできない、報われなくても、先生を好きという気持ちを
大切にしようと決めた菜々子。
そんなある日、公園に散歩に出掛けると誠君が池で溺れていてそれを助けます。
誠君をおんぶして、誠君の自宅へ向かう途中、体か冷え、足がガクガクして
歩けなくなったところへ、先生の車が止まり先生がふたりを抱きしめます。
先生は心配してずっと誠君を探し回っていたようで、
2人を見つけると、強く抱きしめながら嗚咽してしまいます。
先生の自宅へ行き、お風呂に入って奇麗にして暖まるよう言われます。
そして、先生が自分の秘密=裏の顔を告げます。
そう、先生の裏の顔は・・・
実は誠君は先生の姉夫婦の子供で、甥っ子に当たるのだけど
姉夫婦が事故で亡くなり、引き取り手がなかった誠君を引き取り
自分の息子として育てることにした・・・そう、シングルファーザ―だったんです。
全然黒くない、むしろ善意の「裏の顔」
そして、独身で男の自分がひとりで子育てをしているので上手く育てられないと
色んな苦悩、葛藤を菜々子に話す。
確かに、厳しく接しすぎているところはあるけど
愛情を伴った厳しさだから、誠君にはちゃんろ通じていると先生を励ます菜々子。
そんな菜々子を愛おしく見つめ、抱き寄せようとする闇乃。
しかし、我に返って、先生モードになってしまう。
そして、お姉さんが心配しているし、ここに長くいてはいけないと言われる菜々子。
でも、そう言いながら掴まれた両肩から伝わる想い、先生の熱い視線を感じ
菜々子は、思い切って「もう少しここにいたい」と言います。
しかし、自分の立場上、それは絶対いけない、例外は作れないと諭され
大人しく、お風呂に入って帰ることにした。
お風呂から上がると、先生と誠君はリビングで眠ってしまっていた。
それを眺めていた菜々子もいつの間にか眠ってしまい、一夜を共に過ごした形になってしまった。
もちろん、何もなかったのだけど。
朝方、先生の家から菜々子が出て行くのを、父兄に目撃されていて
学校に密告されてしまい、菜々子の抗議も空しく、闇乃先生は退職することに。
闇乃先生が学校最後の日、菜々子は思い切って先生に告白をします。
「先生のことが好きです・・・」と。
しかし先生は、やはり教師と生徒の立場では何も出来ないし
君はまだ若いからこれからもっと君にふさわしい男性に出会うからと菜々子を拒絶します。
月日がたち菜々子の卒業式の日。
全てが終わり、帰ろうと校門を出たところに、ある人物が立っていた。
菜々子が忘れようにも忘れることが出来なかった人。
そう、闇乃先生、バラの花束を持って待ってました。
菜々子が思わず、抱きついて、
「ずっと好きでした。忘れられなくて」
すると先生も
「私も同じだ。だからここに来た。今日なら立場も気にしなくていいからと」
そして、校門の壁に押し付けられて熱い口づけ・・・。
もう・・・先生も決める時は決めるのね・・・。
バラの花束持って立ってる闇乃先生が凄く可愛くてwwww
そしてエピローグ。
卒業後、2人は付き合いだして、4年が経っていた。
菜々子は大学を卒業して外資系企業に就職。
闇乃は先生を続けていた。
明日、菜々子のご両親にあって、結婚の挨拶をするんだと
練習なんかしているとっても幸せそうな姿でした。
ホント、後半、素の先生が見え出すとギャップを感じてかなり萌えました~
先生と生徒という壁も切なかったし・・・。
ほんと、最後はふたり結ばれて良かったです!
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【瑛君とののの物語】
《180回目》
ののは、箱から時計を取り出してマジマジをながめていた。
「まぁ、そういうこと。」
「ありがとう!凄くうれしい。私、これ宝物にするからね!」
「宝物はいいけど、ちゃんと使ってくれよ。」
「うん、わかってるよ、ありがとう!」
佐伯はののの手のひらから時計を取り上げて言った。
「のの、左手出してみろ。」
「えっ?う、うん。こう?」
ののは、おそるおそる左手を佐伯に差し出すと、佐伯が差し出されたののの手首を掴んだ。
そして、そのブレスレット型の時計をののの手首につけた。
「うん、よく似合うぞ。」
「ありがと。」
佐伯に掴まれた手首から佐伯の体温が伝わり、ののはどんどん鼓動が早くなってきた。
(佐伯君、手離してくれないと、私の心臓、爆発しそうだよ・・・)
佐伯は暫くののの手首を掴んだまま、ののをじっと見ていた。
ののと佐伯の視線が絡まった。
(どーしよ、これ以上、佐伯君の顔が見れないよ・・・)
するとののをじっと見ていた佐伯の視線が外れて、ののを通してみえる窓に視線が移った。
(あっ、どーしたんだろ?)
窓に視線を移した佐伯が呟いた。
「あっ、雪だ・・・。」
「えっ?」
「どーりで今日は、寒いわけだ。雪が降ってくるなんてな。」
その声につられて、ののも体をひねって自分のい背後にある大きな窓に目をやった。
「本当。雪だね・・・。素敵・・・。ホワイトクリスマスになったね。」
「ああ・・・。」
佐伯は、掴んでいたののの手首を離すと、カウンターから出きてののに言った。
「ちょっと、外、出てみるか?」
「うん!」
「よし、行くぞ。」
佐伯はののの肩に手を掛けると、そのまま自分の方に抱き寄せて
珊瑚礁の扉を開けて外に出た。
続く・・・
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