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今回、菜々子目線の一番の『裏の顔』はハルかも?!って思ったのは私だけかな?
もう、最初からネタバレ全開で行くけど、
ハル=異星の宇宙人wwww
確かに、クマの着ぐるみの中身の人がどんな人かって
凄く、興味が湧いたし、ストーリー上もホントに優しい人として
描かれていたから、期待してたんです。
で、蓋を開けたら・・・宇宙人・・・!!→「ふざけんな~~~!!」
って最初、PCの前で絶句してたんだけど。
まさか、このハルが最後、私の地雷になり、浦島君に続く号泣作品になるとは・・・
これ、もう胸が詰まるストーリーでしたよ!!
宇宙人、侮るなかれ!wwww
さて、問題のストーリーですが。
菜々子は愛犬ポチを連れて、商店街に買い物に来た時
風船を子供たちに配っている「白クマ」を見つけます。
暫く、様子を見ていると、子供たちに
「高い高いしてーー!」とか「ジャンケンしてーーー!」とか
好き勝手なことを言ってくるのに対して
出来ることはひとりひとり丁寧に対応してあげてます。
腕や耳を引っ張られても、全然怒らずに気が済むまで付き合ってあげてます。
そんな様子を見て、微笑ましくも、「優しすぎ!」と思わず見入ってしまっていた。
それ以来、菜々子は白クマが、と言うより、白クマの着ぐるみに入っている中の人が、
どんな人なのか?が気になり、頻繁にポチの散歩のついでに商店街に行き
白クマを探すようになります。
何度か白クマを見つけては、観察してるうちに何だか、おかしなことに気づきます。
白クマさん、見つけても直ぐに居なくなってしまったり、
またぱっと目の前に現れたり・・・。
そして、ある時、怪我をした子供のひざに手をかざし、その怪我を治してしまう
光景を目のあたりにして、ますます白クマさんの不思議な力に驚いてしまいます。
でも、そんなことはありえないと、自分の見間違いだろうと思う菜々子。
ある夜、珍しく眠れずにベットでゴロゴロしていると窓の外から物音が・・・。
恐る恐る、窓に近づき、開けてみると、そこから変な格好をした男の子が
空間を飛んで、部屋に入ってきました。
あまりに驚いた菜々子は声も出せずに、硬直していると
その男の子は自分が何者でどうしてここにいるかを話してくれました。
その男の子はハルと言って、遠い空の向こうの異星から来たのだと。
テレポーターで時空を移動している時、突然、テレポーターが壊れて
辿り着いたところがこの地球だったと。
そして、途方に暮れて困っているところを、
商店街のおもちゃ屋さんのおじいさんに助けられた。
そのままだと、目立つから普段は白クマの着ぐるみを着ているように言われたと。
ハルは金髪の長い髪に左右違う瞳。頭に、猫のような耳がついている。
顔だちはとても整っている。
菜々子はハルの話を聞いているうちにだんだんハルのことを信用していく。
白クマが突然現れたり、消えたりするのは、空を飛べるから。
でも、怪我を治したのは?と疑問をぶつけると
ハルは「癒しの力」を持っていて、手をかざすをどんな病気や怪我も治せるのだと。
ただ、その力は多大なエネルギーを使うため、使いすぎると自分自身が小さな子供になってしまう。
まる1日休めば、また元の姿に戻るのだと。
半信半疑だった菜々子だけど、その日以来、ハルは時々菜々子に家に遊びに来るようになって
色々話をしているうちに、あまり違和感を感じなくなる。
それどころか、優しすぎるハルは傷ついているものたちを見つけると放っておけず、
すぐに癒しに力を使ってしまい、
自分を犠牲にしていることが気にかかってしょうがなかった。
普段は、空のどこかで寝泊りしているというハルに「一緒に暮らそう」と。
一緒に暮らしだしたハルと菜々子。
姉:百恵に見つからないようにするのは至難の業だったけど
それでも何とか楽しく暮らしていきます。
ハルは天然なんだよね。
「好きな人とは、キスするんだよね」とか「一緒に寝てもいいんだよね」とか言って。
突然、菜々子が入っているお風呂に「一緒にはいろ!」って入ってきたりwwww
全く、下心とかがなく、ホントに小さな子供が言ってるみたいにやってくるから
菜々子も「恋人同士じゃないとそういうことは駄目なの!」って言いながらも
可愛くてしかたがないんだよね。
とってもその気持ちが良く分かる!!
癒しの力を使いすぎて、小さな男の子になったハルもとっても可愛いしwww。
そんな純粋で優しいハルにどんどん惹かれていく菜々子。
でも最近、子供から大人に戻るスピードが遅くなり、ひどい時は体の一部分が
透けていたりするのが酷く気になって、商店街に様子を見に行くと・・・。
案の定、子供や大人に囲まれて、やれ「怪我を治してくれ」だの、
「病気を治してくれ」だの言われている。
見ていていたたまれなくなった菜々子は、その場に行き、囲んでいる人たちに
「ごめんなさい!」と言って、ハルを連れ出します。
そして涙ながらに、「もう「癒しの力」を使わないで」とハルにお願いします。
ハルは「大丈夫だから、でも、そんなに泣いている君を見るのは嫌だから」と
あまり使わないようにすると約束してくれます。
それでも、時々、小さくなって帰ってくるハル。
本当に優しくて、困っている人や動物を放っておけない宇宙人。
ある日、疲れているハルを気遣って、ハルの大好きな猫ちゃんがたくさんいる
「猫喫茶」に連れて行きます。
とても楽しい時間う過ごして帰ってきたのだけど
その翌日、ハルが小さくなり、酷く透けて帰ってきた。
猫喫茶の猫ちゃんたち、それぞれ見えない怪我や病気、ストレスなどみんなが抱えていて
それを全部治してきたのだと・・・。
ハルはその日以来、ベッドに寝ているけど、一向に良くならない。
そして自分の寿命がきたことを悟るハル。
「死は誰にでも訪れる、運命を代えちゃいけないって言ったのは君だよ」と言って
菜々子を説得させようとするハル。
それでも菜々子はハルと離れたくなくて、何か生き延びる方法はないか?と尋ねると
落としたテレポートを見つけて、自分の星に帰れば治ると。
テレポートを落とした場所を聞いて、そこに向かい探し始める菜々子。
その間も、ハルの体はどんどん透けて消えていっている。
携帯が鳴り、姉から
「ハルがもう消えそう!」と連絡が入り、菜々子は・・・
ここで選択肢があって、①ハルの元に帰る、②そのまま探し続ける
①は消えていくハルを見送ることになります。
ここのやりとりもう、辛くて辛くて、涙が止まりません。
書き出すとまた落ち込んでしまうので、是非、皆さんでこのストーリー見てください。
悲しすぎて完全に地雷ですwwww
②は、何とか、テレポートをみつけて家に帰ります。
でも、時、遅しでハルはもう消えてしまってます。
落胆している菜々子のところに、ハルが一時的に戻ってきます。
菜々子はハルにテレポートを渡し、元の星に早く戻るように言います。
そして、最後に口付けを交わし、唇の温かさが消えたとき、ハルも消えてしまいました。
もう、こちらも、号泣で・・・
そしてエピローグ。
菜々子の卒業式の場面になって。
ハルのことが忘れられない、菜々子はあれから、ふらっとよく商店街に足を運んでいた。
その日も、商店街に行ってみると白クマさんがいました。
子供たちが「このクマさん前の人とは違うから、怪我や病気は治せないんだって」と言ってます。
菜々子は白クマの前に行き
「私ね、初代の白クマさん大好きだったのよ・・・。ううん、違う、今もずっと好きなのよ・・・」
と声をかける、すると・・・
「僕も、ずっと君のこと好きだよ!」と声がして、そして目の前にあの愛おしいハルが立っていた。
「僕、君との約束どおり、元どおりになってここに戻ってきたんだよ!
家族も説得してきたよ!」と。
感慨無量の菜々子はハルに抱きつきました。
エピローグで、また出会えて、一緒に暮らせることになった二人をみれて
ホント、救われました。
エピローグを見た後、もう一度、プレイをすると、別にエピローグがみれました。
それは、やはり、菜々子のところに戻ってくるのだけど
菜々子の未来でどうしても気になる時があると。
それは浦島君が死んでしまうかららしい。
ハルはその未来に行って浦島君を助けて
菜々子と宗二郎、百恵と宗一郎が幸せそうに過ごしている未来にかえて
そして、帰っていく・・・。
最初、この「宇宙人」っていう設定を馬鹿にしてたけど
こんなに、泣かせてもらうとは思いませんでした。
こんな子供だましのような話なんだけど何だかとても感動してしまってwwww
まだ、私にも、少しは純粋に話しを読める心があるってことなのかなwwww
ハルのルートはホント意外でした。
みごとな「裏の顔」でした!wwww
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【瑛君とののの物語】
《182回目》
2010年1月1日
ののは自宅の自分のベットの上で目を覚ました。
(あーーー、よく寝た・・・。今、何時だろ?)
そう思って、ベッドの傍に置いてある目覚まし時計で時間を確認した。
(うゎ!もう10時だ!!)
慌てて、ベットから飛び起きて、携帯電話の着信を確認した。
(あーーー、やっぱりメールで連絡きてる・・・)
ののは、着信メールの一覧を見ながら「おめでとう」メールが入っている中、
お目当ての佐伯からのメールを開いて読んでみた。
『あけおめ~眠っ・・・。
おい、のの起きてるか?どーせグーグー寝てるんだろうな。
初詣行くぞ。
1時にお前の家に行くから、用意しとけよ!
まぁ、今年もよろしく!』
(フー、良かった、1時だったら大丈夫だ・・・寝坊するかと思った。
新年早々、寝坊なんてしたら、佐伯君に何言われるか、わからないものね。)
ののは、早速、顔を洗いに下に下りていった。
洗面所で顔を荒い、歯を磨きながら、これからのことを考えていた。
(今日は、頑張って晴れ着を着ていこうかしら。
佐伯君、きっと驚くだろうな・・・ちょっとは見直してくれるかな・・・)
ののはパジャマから部屋着に着替えると、リビングに居る両親に新年の挨拶をした。
「お父さん、お母さん、明けましておめでと!」
「おめでとう、のの」
両親からの返事がかえってくる。
「ねぇねぇ、お母さん、お昼から初詣に出かけるんだけど着物着せてもらえる?」
「あら、どーしたの?着物なんてあなたから言い出すなんて珍しいわね。
いいわよ。さては、デートでしょ?」
「えへへ・・・わかる?そうなの、だからお願いね!」
「わかったわ!出かける1時間前には、下に降りてきてね!」
「わかった。1時からだから、お昼は早めに食べてそのまま着付けお願いね。」
母と娘がはなしていると、父親が慌てて口をはさんだ。
「おいおい、デ、デートって?」
「あらっ、あなたには言ってなかったっけ?
この子にも目出度く、彼氏ができたのよ!」
「お、お母さん、恥ずかしいから、あんまり言いふらさないでね。」
「あら?お父さんならいいでしょ?」
「うん、まあ。」
ふたりの会話を尻目に動揺を隠し切れない父親はやっとの思いで出言葉を発した。
「そうなのか。それは知らなかったなぁ。
じゃー、まぁ今度、ウチに連れてきなさい!俺も、その、会っておきたいからな・・・」
「わかったよ、そのうちね、お父さん!」
「ああ・・・。」
「何かね、頭がよくて、凄いイケメンらしいわよ!」
「そ、そうか・・・。まぁ、とにかく、一度、連れてきなさい。」
「もう、お母さんったら、茶かさないでよ!!」
そう言って、ののは一旦、自分の部屋に戻った。
続く・・・
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