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これは、もう純愛王道路線のストーリーで
「裏の顔」って話ではないように思いました。
百恵の他の攻略キャラを全てクリヤーしないとルートが開かないので
必然的に最後になってしまうわけですが
他のキャラをプレイしていると大体わかってくるんです。
謎の中国人留学生「李光明」の正体。
では、思いっきりネタバレしますね!
彼は・・・そう、お察しの通り、百恵の忘れようとしても忘れられない
愛しい元彼です!wwwww
解ってしまいますよね。
では、話の流れですが
学園の旧校舎の工事をやっているのだけど、そこでアルバイトしているのが李さんです。
百恵が帰宅途中、彼を見かけて、声をかけたのが出会いのきっかけ。
でも、最初は全く反応なして、無視状態なんです。
不思議に思っていると、工事現場の棟梁が
「彼は中国人留学生の上、人付き合いが苦手で無愛想な奴だから」と教えてくれました。
百恵はわざわざ留学してきてるのに、日本語を話さないっておかしいなと思いつつも
そんな人なんだと納得します。
何故か、李さんのことが気にかかる百恵は彼を見かける度に
無駄だと解っていても、声をかけます。
ある時は、現場の同僚から、からかわれているのを助けたり
答えが返ってこないことが解っていながら質問をたくさんぶつけたり。
そんなある日、百恵は李さんが休憩時間に木彫りの猫を作っているのを見かけ
それが、百恵の元彼が作ってくれた木彫りの猫にそっくりで驚いてしまいます。
作品に特徴があるので、すぐにわかるのだけど、そっくりだった。
そして、李さんがもしかしたら、元彼のことを知っているかもしれないと思い
木彫りの猫のことを聞くけれど、李さんは何を聞いても首を横に振ることを繰り返すだけ。
百恵はこの辺から、何となく、李さんが元彼に似ていることに気づいていきます。
そんなやりとりが続いていたけれど、ある時、李さんに駆け寄った百恵に
立てかけてあった木材が倒れてくるのを、百恵に覆い被さって助けます。
その時「大丈夫か?百恵・・・」と初めて日本語を話します。
しかも、とても流暢に、そして何故か「百恵」と名前を呼んでいる。
どうして名前を知っているのか問いただしても、やはり「わからない」と繰り返す。
ある時「もう、俺をかまわないでくれ!」と言われた百恵だけど
それでも、彼が気になって突き放されても、声を掛け続けてしまう。
どうしてだか、放っておけない・・・。
それから数日後、突然「このあたりに並木学園ってあるか?」と李から聞かれる。
百恵は、直ぐ近くにあることを告げ、一緒に行ってみようと誘います。
李もそれに応じて、公園に行くことに。
そこで、百恵は、李の過去の話を聞きます。
中国で暮らした高校時代からの記憶はあるのだけど、それ以前の記憶が全くないのだと。
何故か日本が懐かしくて、中国の両親に許可してもらい留学してきたのだと。
この、並木公園は夢で見て来てみたかったと。
そして、百恵に「どうして俺を構うのだ?」と聞くと
この時、『李=元彼』 だと確信している百恵は
「あなたは、私の恋人だったから」と告げ、そしてこの公園での思い出や
中学時代のふたりの楽しかった、甘く切ない思い出を話ます。
李は半信半疑だけど、自分が百恵を気になる理由は
それだからかも知れないと思いはじめます。
百恵は、何とか李に記憶を取り戻してほしくて
今まで、怖くて絶対行けなかった、母校の中学へ一緒に行こうと李を誘います。
最初は、何も思い出せなかったけれど、断片的に学校での出来事を思い出し
自分が百恵とこの学校に通っていたこと
そして、自分たち親子3人は車で移動中に他の車に当て逃げされ
崖に落ちて、両親が無くなってしまったこと。
そのあと、両親が無くなった病院で、親戚の間で誰が李を引き取るか揉めて居た時
たまたま通りかかった中国人の夫婦に「この子を育てたい」と申し出され
そのまま、中国人夫婦の子供として中国で暮らすことになったことを告白する。
百恵と恋人同士だったことを思い出した李は、百恵とふたりで過ごすようになる。
心を開いてくれた李はだんだん元彼のような明るさを取り戻していった。
しかし、どうしても李は解決したいことがあった。
それは、両親を殺した犯人を見つけたいということ。
手がかりは、当て逃げした車が社有車で、
車体に青地で「HAYAMA工業」と書かれていたこと。
百恵はその手掛かりを基に、ウェブで調べ、その会社を突き止める。
ふたりでそこへ行くけど、とにかく古い事件で当時の車などないし当時を知る人ももう居ない。
諦めて帰ろうとしたとき、通りががりの初老の男性が、HAYAMA工業の車の
写真を持っていることに興味を持ち、話しかけてきた。
そして、その男性が、当時ひき逃げした男性を知っていると教えてくれる。
犯人は、現在、精神病院に入っていた。
事故の後、原因不明の病気で首から下が不随になってしまい、
今やや生きた屍のようになってしまっていた。
李が、当時の話をすると、激しく反応をして、とにかく「申し訳なかった」と謝ってきた。
その姿をみて、「こうやって天罰が下っているならもういいだろう」と
その場を立ち去るふたり。
その後、李の部屋で食事を作る百恵。
その日は、妹の菜々子も友達の家に遊びに行って帰らないので
百恵も李の部屋で、一夜を過ごす。
そして、今までの募る思いを抑えきれず、二人は抱き合いキスをし
甘く、幸せな一夜を過ごします。
多分、李が記憶を失い、中国人として生活していることが「裏の顔」なんだろうけど
私からみたら、結構、純愛王道路線で良くある設定じゃないかな・・・って。
でも、王道話好きなので、2人が結ばれた時は思わず号泣してしまいました(笑)
これで、メインとサブキャラの攻略は完了。
次はこれもゲームでは珍しい、「男性視点」の話をプレイしま~す!!
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【瑛君とののの物語】
《186回目》
暫く、歩いていると、別の鳥居が見えてきた。
よく見てみると、やけにカップルが多い。
恋愛成就で、有名な小さな神社だった。
「ねぇ、佐伯君、あそこに、行かない?」
ののは、カップルで賑わっている神社を指差した。
「しかし、あそこ混んでるな。しかも二人連ればかりだ・・・」
「ねぇ佐伯君、あそこの神社のこと知らないの?」
「知らないなぁ・・・。何かあるのか?」
「あのね、恋愛成就で有名な神社なの。」
「ふーん、恋愛成就か・・・。もうしたからいいよ。」
「えっ?」
「お前なぁ、そこで真顔になるな、さらっと流がせ・・・」
「あ、うん。でも私行ってみたいから行こうよ、ねっ!」
「・・・・」(こいつ、ホントにスル―しやがった・・・ふぅ~)
ののは、佐伯の腕を引っ張ると、神社の方へ歩き出した。
後列に並んで、順番が来るのを待っていた。
さっき程、並んではいないので、少し話しをしている間に着いてしまった。
また二人は手を合わせて御願い事をしていた。
参拝が終わり、帰り道を歩き出そうとすると神社の売店が賑わってる。
二人は気になって、ちょっと覗いてみると、そこには「おみくじ」の列があった。
「あっ、おみくじだ。お前やる?」
「うん、やるやる!」
「・・・・。」
「佐伯君もやろうよ!」
「お父さんは、ここで待ってるから、行って来なさい。」
「駄目だよ~何で急にお父さんになるわけ?行こうよ。」
「だって混んでるじゃん、俺いいよ・・・」
「お父さんなら、娘が心配で、あんな人ごみ放っっておけないでしょ!」
「お前、痛いところをついてくるな・・・。」
「フフフ、行こ!ね!佐伯君!」
「ったく、しょーがないな、まぁ、じゃー行くか!」
「やった!」
続く・・・
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