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ガーネットクレイドルFD始めました。
今回は恋人同士と言う設定の上、クリスマスが題材と言うことで
本編より、甘くなってくるのかなと予想しながらプレイ開始!!
攻略順序は本編とは少し変えようと思いつつ
最初はやはり透矢君!!
学園の大きなイベント、クリスマスパーティを前に
美紅と透矢はケンカをしてしまい、気まずいフインキのふたり。
美紅はクリスマスパーティに一緒に行って欲しいと言う一言がどうして言えない。
そんな中、生徒会の仕事が増えるだけのパーティなんてくだらないと
言いだした透矢。
ますますパーティのことが言えない美紅。
落胆している中、「結納を交わしてほしい」と透矢。
「まだデートすらしたことないのに何でそーなるの?」と反発。
それに対して、デートなんて意味がない、時間の無駄と言った透矢に
「勅使河原君は女の子の気持ちが全く解ってない!ばか!」と言ってしまう。
落ち込んでいる美紅を心配した父親(現在、学園の理事長をやっている)は
相談に乗ろうとするが、「お父さんには関係ない」と何も言わない美紅。
パーティの話が出来ないまま、日が過ぎていく。
そんなある日、目の前がパッと光ったかと思うと
美紅は何故か、ガラス玉の中に入ってしまい、そのガラス玉を透矢が持っていた。
美紅は体も小さくなってしまっている。
訳がわからないふたりのもとに、理事長(父親)がやってきて
どうしてこうなってしまったのか、これからどうしたら良いのか説明します。
透矢が酷く、美紅を傷つけてしまった事が原因で別の世界(夢の世界)にやってきていた。
そして、美紅の心が傷ついたことで、
その世界を光輝かせていたクリスマスツリーが消えてしまった。
これを再び輝かせなければいけない。
ツリーを輝かす為には、この世界に住んでいる紫の王子(リヒト)、白の王子(ナスル)
緑の王子(キイチ)紅の王子(サーリア)からオーナメントをもらって飾らなければならない。
もし、オーナメントが貰えなかった場合、美紅に施されたアザ(呪い)が全身に
広がり、元の世界に戻ることはできなくなる。
そう説明されると、美紅が入っていたガラス玉が割れて、
元の大きさに戻った美紅が現われたが、アザがしっかり腕に刻まれていた。
そしてふたりは、ファラーシャの案内によって、各王子のお城に行き
其々の王子がオーナメントと引き換えに出す条件をクリアーしていく。
最後。オーナメントが揃うと、クリスマスツリーが輝きだし
学園のクリスマスパーティの場面になって
ふたりでクリスマスパーティを、聖夜をすごしてEND。
透矢は相変わらずなんです。
恋愛っていうか、女の子に免疫がないからか
ホント、女心に疎くて、鈍感。
その上、頑固で、天邪鬼で、強情。素直じゃないし、マイペースだし。
だから、美紅を故意にではなく知らず知らずのうちに深く傷つけてしまっていて。
でも、美紅のことは、大好きで、誰にも渡したくないって強く思ってる。
各王子が出す質問にも最初は素直に答えられずにオーナメントもらえなかったり・・・。
でも、「君にとって愛するとは?」の問いに2回目には
「失わないこと。傍に置いて、ずっと守ってやること!」って答えたのは
かっこよかったな・・・
それに、透矢恒例の絶叫告白が今回も健在で
オーナメントを揃えて、大きなツリーの前で言いましたよ。
結納を急いだのは、このまま放っておくと、他の男に取られるかもしれないから
早く俺のものだって解らしめたかったからって。
「女の子の気持ち?そんなのわかるか!俺は男だ!」
「どうも何もお前はおれのだ!」
「だから俺はお前を一刻も早くおれのものにしたかったんだ!文句あるか!!」
「そいつらに絶対わたしたくないんだ!お前を!!」
「お前あ俺のだ!そう決めたんだ!!」
こんなセリフを叫んでましたwwww
ツリーを輝かせて、無事に現世界に帰ってきて
クリスマスパーティに参加するのだけど、
ホールの真ん中で踊ったダンスも良かったけど
疲れて中庭で休憩してる時、プレゼントの銀のブレスレットを渡して
美紅の「これからはふたりでいろんなところに出かけたい」という
お願いも、素直にきいてあげて、
そして、美紅のプレゼントを何か渡したいの言葉に「ひとつ希望がある」と言って
「透矢と呼べ・・・」って・・・。
雪降る中、見つめあってキス。
もう・・・透矢、こんなに成長して・・・。
自分から、キスするなんて、頑張ったね!
絶対、こんなことできないって思ってたのに。
まだまだ、このふたりぶつかりそうだけど
透矢も随分、素直になったから、これからこのふたりは甘くなっていくんだろうな。
だって透矢、本当に美紅のこと愛してるからね。
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【瑛君とののの物語】
《189回目》
「いいか、いくぞ、よいしょ。」
「ねぇ、本当に大丈夫?私重いでしょ?」
「ほんと、お前、思ったより重いのな!」
「もう、ひどいな・・・」
「ジョーダンだよ。お前のひとりやふたり、どーってことないよ!」
佐伯は、ゆっくりと歩き出した。
(あっ、佐伯君の匂いがする・・・何か落ち着くな・・・。)
ののは暫く、佐伯の首元の顔をうずめて、そこから伝わってくる
佐伯の暖かい優しさに浸っていた。
「おい、お前、寝るなよ!」
「あっ、うん、ごめんね。何だか凄く気持ちよくって・・・」
「やらし~~お前、変なこと考えてないだろうな・・・」
「そんなことないけど。佐伯君、暖かいんだもん!落ち着くんだもん!」
「お前なぁ・・・そー言う恥ずかしいこと堂々と言うなよ、こっちまで照れるだろ!」
「だって、本当のことだもん!」
「勝手にやってろ!」
「フフフ・・・何か得しちゃった気分。」
ののは、ギュッと佐伯の首にまわした手に力を入れた。
「こ。こら!首絞めるなよ。殺すきか!」
「フフフ。もっとギュッとしちゃおーかな?」
「頼むから、やめてくれ・・・」
「わかった。じゃーその代わり、佐伯君にひとつお願いがあるんだ・・・。」
「お願い?」
「うん、お願いって言うか、許可?」
「許可?何だ?」
「うん、あのね、佐伯君のこと、名前で呼んで良い?」
「はぁ?何だそんなことか・・・。どうぞご勝手に。」
「ホント?いいの?」
「いいも何も、俺は最初からお前のこと名前で呼んでるし・・・。
あんまり変なのは駄目だぞ。」
「うん、じゃー瑛君って呼んで良い?」
「まぁな、ちょっと恥ずかしい気もするけど、それならいいや。許可してやるよ!」
「ありがとう。瑛君大好き!」
ののはまた、佐伯の首にギュッと抱きついた。
「おい、だから、首を絞めるなって!」
「ごめん!つい・・・」
「お前ってやつは、調子いいな~」
「えへへ・・・」
ふたりは、たわいのない会話をしながらゆっくり歩き、家路に向かった。
ののの家に着く頃には、日が落ちかけ、辺りが緋色に染まっていた。
佐伯は、「もういいから」と言うののの言葉を無視して
結局、家の前までおんぶでののを運んできた。
ののは、恥ずかしいながらも、佐伯の優しさに包まれて、幸せな時間を過ごせたことを
今日の神社でした自分のお願いが、もう叶ってしまったのかと思っていた。
『佐伯瑛君とずっと一緒にいられますように・・・』
こうして新年の始まりは素敵な幕開けとなった。
続く・・・
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