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Starry☆Skyシリーズは以前からずっとやりたいと思っていたんです。
昨年の乙女ゲームランキングでも上位に食い込んでいたし
乙女ゲーム仲間の間でもとっても評判がいいので・・・。
さて、やはり、順番どおり、「春」から始めました。
誰から攻略しようかと・・・
まずは、第一印象でトップの哉太からwww
その前に簡単にストーリーを紹介すると・・・
主人公:月子と七海哉太と東月錫也は幼馴染で
全寮制の星月学園に通う高校生。
ある日、羊という転校生がやってきた。
彼は、月子が幼い時、祖母の家にいた時に知り合った男の子だった。
今まで、3人で仲良く学園生活していた関係に
羊が加わることにより、変化が訪れる。
様々な出来事の中で衝突を繰り返し、3人だった絆が4人の絆に
除々に変化していく。
そして、その変化は今まで「幼馴染」という大義名分で付き合っていたことにも、
変化をもたらし、1段階進んだ関係になろうとする。
哉太と錫也と羊、それぞれ全く違う個性を持った男の子たち。
月子が最後に結ばれるのは誰か・・・
哉太はね・・・何か可愛いの!!
素直になれなくて天邪鬼になってしまうとことか、泣き虫なとこ、
不意打ちくらっておどおどしてしまうとことかもう、ほんと可愛いの。
強がって「泣いてねぇよ!」って言いながら泣いてる時なんて
抱きしめてぎゅーーーってしてあげたいwww
でもさ、ケンカ強いし、人一番大切な人たちのこと思ってるし
明るいしね、いいところも一杯。
ちょっと、間抜けになってしまうとことかもいいなwww
怒りながら、甘いこと言うところとかね。
甘いこと言って照れまくってるとことかwww
で・・・私が、哉太に一番惹かれたところは・・・
まずは、自分の病気にちゃんと向き合っていこうと決めたところ。
自分の夢である天体写真家の道を進もうと決意したとこ。
主人公と離れ離れになって悲しませるかもしれないけど
信じて待っててくれみたいなこと言ってたでしょ。
そして、その夢を叶えて、結婚だったでしょ。
こうやって、自分の信念貫いて行く人好きなんだ~
それがたとえ愛する人と別れることになっても
信念を選べる強さを持ってる人ってホント、素敵に思います。
そして「待ってろっ」て言える、愛情の強さと自信を持ってる人、好きだな~
屋上庭園でのファーストキスは良かったね。
ファーストキスらしくて、哉太のドキドキが伝わってきたよ。
ホントに「ファーストラブ」の初々しさを体験したようで
とってもキュンキュンして、乙女に戻れました!!
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【瑛君とののの物語】
《215回目》
すると、ふっと佐伯の唇が離れて再び強く抱きしめられた。
「のの・・・」
「はい?」
「俺さ、このままだと、お前に何するかわからないから・・・」
「うん・・・」
「でも、お前のこと、大事にしたいし、傷つけたくない・・・」
「うん・・・」
「俺さ、今の自分に自信がないんだ。何もかも中途半端な気がして・・・。
店のことも、考えてるようで、この先どうすかなんて決める自信ないし・・・。
進路だって、正直迷ってる。
それに、気持ちに余裕が全くないんだ・・・。」
「・・・」
「こんな情けない俺のままで、お前のこと抱きたくないんだ・・・」
「瑛君・・・」
「もう少し、時間をくれるか。
俺さ、お前のこと、丸ごと全部受け止めて幸せにしてやれるって
自信をつけて、結ばれたいんだ。」
「うん・・・わかったよ。私待ってるから・・・」
すると、佐伯は、もう一度だけきゅっとののを抱きしめてその腕の力を緩めた。
そして、床に置いてあったチョコの箱を取って、
今度はハート型のチョコをひとつ摘むと口に入れた。
「どうかな・・・?」
「美味いぞ。」
「ほんと?」
「お前にしては上出来だよ。頑張ったな!」
「フフフ、よかった!」
そして、佐伯は、貝殻の中のメッセージをこっそり開いて読んだ。
(こいつ、ほんと可愛いなぁ・・・)
「よし、じゃー帰るか!送るよ。」
「うん、わかった。」
佐伯は、ゆっとくりと立ち上がって、ののに手を出した。
「ほら!」
ののはその手を掴んで立ち上がった。
(瑛君の手、やっぱり大きくて暖かくて安心する・・・)
そして、扉を開けて外に出たところで、佐伯がののの耳元で呟いた。
「お前の願いは俺が必ず叶えてやるから・・・」
その言葉がののの心にストンと落ちると
自然にののの頬に涙が流れた。
「お前、こんなとこで泣くなよな!俺が苛めてるみたいだろ!」
「だって・・・苛めてるじゃん・・・瑛君が、急にそんなこと言うから・・・」
「ばっかだな、任せとけって!ほら、さっさと行くぞ!」
佐伯はそう言うと、ののの肩を抱いて歩き出した。
辺りは、すっかり闇に包まれていた。
佐伯との二度目のキスはチョコレートの味がする甘いものだった。
そしてののは、自分が書いたメッセージカードを思い浮かべていた・・・
『瑛君とずっと一緒にいられますように・・・』
バレンタインストーリー終わり。次回に続く・・・
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