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ゲームの内容は全て終了したので、
今度は特典CDを聴いてみました。
まず、前半は各攻略キャラから鈴花に宛てた恋文。
それぞれ個性が出ていて面白かったですよ。
CDの他に、本当に恋文が書面で付いていたのだけど・・・。
皆さん、毛筆なんだけど凄く達筆で・・・
特に永倉さんはあの外見からは想像つかない草書体(?だと思う・・・)の
とても奇麗な文字で綴られていました。
後半は、キャラクターへの質問コーナーになっていて
攻略キャラがひとりづつ質問されてそれに答えていました。
中には笑える答えとかあって結構楽しめました。
せっかくなので、数回にわけて「恋文」を紹介したいと思います。
(順番は私の好きなキャラ順ですwww悪しからずご了承くださいませ♪)
【近藤勇】
正直、君が僕たちのもとに来た時は、ただのお荷物としか思ってなかった。
でも、実際はそうじゃなかった。
君はそのひたむきな努力と意思の強さで
僕たちの認識が間違っていたことを力ずくで認めさせたよね。
ホント、頭が下がる思いだよ。
でも、そんな君だからこそ僕は、君から目が離せなくなって・・・。
自分の立場もわきまえず俺は、君のことを・・・。
いや、やめておこう。
いくら俺でもこれ以上の気持ちを言葉にすることはできない。
それだけ、俺のこの気持ちが
本気だからこその自制と思ってくれるとありがたい。
おっと、だからといって、この俺が君にとって
無害な男と断じるのはまだ早いぜ?
この痩せ我慢が最後まで貫けるなんて・・・
自分でも信じちゃいないんだからさ。
【斉藤一】
どうやら俺はお前のことを好きになってしまったらしい。
俺は手紙など書く気はなかったのだが、
お前を探し回っているときに
呼び止められた永倉さんに事情を話したところ、
まずは落ち着いて手紙で自分の気持ちを伝えるようにと言われた。
俺は特に焦ってなどいないつもりなのだが、
今は、永倉さんに監視されながら、この手紙を書いている。
何故か永倉さんからは、しばらくお前と直接顔を合わせたりしないようにと
釘を打たれたのだが・・・
俺にはその理由が分からない。
永倉さんによれば、俺のやり方では少し問題があるらしい。
結局、この手紙も俺からではなく永倉さんの手で
お前に手渡されることになってしまった。
俺の気持ちの伝え方にどんな問題があるかは知らないが
この手紙を読み終えたら直ぐに返事をくれ。
とにかく俺は、今直ぐにでも、お前からの返事が欲しいのだ。
一刻でも早く返事を書いてくれ。
くれぐれも頼んだぞ。
近藤さん、やっぱり手紙でもはっきり言葉に出して言えないんだな・・・
(立場的に・・・)って思いました。
斎藤さんは、もう、手紙でも天然炸裂だねwww
「俺のやり方では問題があるらしい」って全く自覚なしなんだね、この人やっぱりwww
返事出した後、どーなるんだろー?って興味津々なんだけど・・・。
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【瑛君とののの物語】
《210回目》
佐伯は自分の部屋のドアに前に立って、一息ついた。
そして扉を開けた。
ふわーと暖かい空気が佐伯を包んだ。
(おー暖かいな・・)
「おい、待たせたな!戻ったぞ・・・」
「・・・。」
今の言葉は、家庭を持ったら言いそうだなと思い少し照れたまま佐伯は返事を待った。
(あれ、何で返事がないんだ?)
佐伯はもう一度、声をかけた。さっきよりもう少し大きな声で。
声をかけながら、部屋の奥へ入ってみると、
ベットに臥せっている女の子の背中が見えた。
(えっ?あいつ寝てるのか?)
佐伯は、そっと近づき、ののの顔を覗き込んで、小さな声で呟いた。
「こらっ、お前な~、こんなとこで寝るなよなっ!」
「・・・。」
「おい、のの?」
声をかけても全く無反応なのの顔を再度覗き込んだ。
「あーあ、いいのか、お前。こんな無防備で・・・。」
佐伯はののの寝顔を暫く見ていた。
(こいつ、良く見ると、意外と可愛いんだ・・。
長いまつげがほど良いカーブを描いている。
鼻も筋が通っていて、ほっそりしている。
上唇と下唇のバランスがよくて、整った唇。
あっ、こんなところにほくろがあるんだな・・・。
それより、何でこんなに肌が綺麗で白いんだ?)
佐伯は、思わず、手を伸ばして、ののの頬に触れてみた。
ののは熟睡状態に入っているのか、佐伯の手が触れても
微動だにせず、軽い寝息をたてて眠り続けていた。
(ふっふ、ったくしょ-がない奴だな。気づかないなんて余程疲れているのかな。)
頬に触れた指から包み込むように掌で、ほほに触れて、親指で
ののの整った唇をなぞった。
(柔らかくて、暖かいな・・・)
佐伯はののの耳元に唇を寄せると、
「襲っちまうぞ・・・」
とつぶやいて、そのまま頬に軽くキスを落とした。
続く・・・
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