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昨日、やっとの思いで最後1枚だけ残っていた悠樹のスチルを
根性で捜し出して(悠樹だからね!自力で何とかしたかったんだ)
スチル全部埋めました!
これで、フルコンプです。
のんびりプレイの私にしては、速い方だと思います。
それくらい、シグナルは夢中にさせてくれるゲームでした。
フルコンプして思うことは
これ、かなりの良作品だと思ったのだけど・・・。
もう少し速く発売されていたら
先日発表のあった「乙女ゲーム・オブ・ザ・イヤー2009」に投票してたと思います。
私のお気に入りキャラの順位は
悠樹=留依>航河=和さん>倭>ハヤト>織田さん>黒峰さん で収まりました。
シグナルの登場人物はそれぞれ個性を持っていて
惹かれるポイントも全然違ってくるので、本当にひとり選べって言われると
選べない・・・それくらいそれぞれ魅力のあるキャラでした。
だから、誰を攻略してても感情移入し易くて夢中でストーリを進めることが
出来ると思います。
ストーリーも、それぞれ全く別のものが用意されていて、飽きることがありません。
どれもこれも、涙を流してプレイしましたから・・・。
感動のクラマックスはこれまた色んな種類のものだからホント飽きません。
もしも、お気に入りの声優さんがCVされているとかだったら
もう、絶対お勧めです!
じっくりプレイして、癒されて下さいね。
あとシグナルにはお楽しみ特典みたいなのがあって。
シグナルの攻略キャラにはそれぞれ猫キャラがあって
攻略すると、エクストラの猫ピアノが出来る。
そしてプレイ中、画面の右下にでてくる主人公が飼っている猫をつつくと
その、猫キャラが出てくるようになるんだけど
これが、時間帯によって、色んなことをやってくれるんです。
ご飯をたべたり、お風呂に入ったり、好きなことして遊んだり・・・。
それがもう、凄くかわいくて。
次に、これまた攻略するとエクストラでおまけの画面(???って表示されている)が
出てきて、それは、それぞれのキャラクターが
頑張ったプレイヤーに向けて、甘い言葉、囁きで労ってくれる。
ファンにとっては、堪らないおまけがついてます。
特に、石田さん、三浦さん、緑川さんのファンのかた、これだけ聴くだけでも
満足するんじゃないかと思います(笑)
それから、織田さんルートで出て来るミニゲーム。
DSのタッチペン機能を使ったゲームなんだけど
各キャラが両手を縛られて放置されてて、そこにプレイヤーがたどりつくと
キャラが「水を飲ませてくれ」だの「だんごを食べさせてくれ」だの
おねだりして来るんです。
で、それをあげる時にたっちする場所によってセルフが違うのだけど
これが、やけにエロいのです。
で、このゲームの後、ストーリーの中で「寝起き取材」と言うイベントが発生して
各キャラの寝起きを見に行くんだけど、ここでもタッチペン機能を使った
お楽しみボイスがあって・・・。
そう、寝ているキャラをつつくと、甘ーいセルフを言うんです。
タッチする場所によってセリフが違うのだけど
ここはもう、18禁手前です・・・ファンには堪らないおまけですよ。
このとおり、シグナルはゲーム意外にもこんなにおいしい特典(?)が
ありますから、是非、気になった方はプレイしてみて下さい!!
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【瑛君とののの物語】
《162回目》
井上は、一生懸命話すののを言葉を静かに聴いていた。
「佐伯君には、『くるみさんのことは自分で何とかするから余計な気を回すな!』って
言われちゃったから、これからはそうしようって思ってるんだけど。」
「でも、二人でいるとこ見ちゃったら気になるよね。」
「そうなの。もう、ふたりのことは放っておこうって思ったんだけど・・・」
「ふーん、そっか。」
「それで、何故かはわからないけど、井上くんに佐伯君とくるみさんがふたりでいるところを
見られたくなかったの。」
「それは、ののちゃんの心の中で、ふたりが一緒にいることを認めたくないからだよ。」
俺が二人をみて、ふたりの関係を誤解してほしくなかったからだよ。」
「そうなのかな?そんなことは、わかってるつもりだけど・・・。」
「頭ではわかっていても、心が不安なんじゃないかな?
特に、君は、くるみさんの手助けをしてしまったから佐伯君が誤解して
くるみちゃんに走るんじゃないかって不安なんだよ。」
「そう・・・か。」
「じゃー、今までの話をきいて、ちょっと僕からアドバイスするね。」
「ののちゃんは、佐伯君のことを考えて、やったことなんだけど、
やっぱり、くるみさんの応援をするのは、よくないと思うよ。
この前、くるみさんとデート行くように言ったのは、佐伯君もかなりショックだったと思うよ。」
「そうかな?佐伯君、怒ってばっかだったし。
わたしの言うことなんて、いつも右から左だし・・・。」
「いやいや・・・。ショックだったから、怒ったんじゃないかな?
とにかく、もう、応援するのは、やめなきゃ駄目だよ。
それとも、彼女の応援をしたいの?」
「ううん、したくないよ、本当は。
でも、応援しないと、佐伯君に不利になるようなこと言いそうで。」
「佐伯君は、自分で何とかするって言ってるんだろ?
だったら、彼の言うとおり、彼に任せておけばいいんだよ。」
「それでいいのかな?」
「それでいいんだよ。あいつだったら大丈夫だよ。
それに話、聞いていると、彼女はかなり強引なところがあるから負けちゃだめだよ。
ののちゃんは、もうちょっと強くならなきゃね!」
「そう、私やっぱり弱いよね。頑張らないと・・・」
「うん、僕でよかったら、また何かあったら話して。
力になれることもあるかもしれないよ。」
「うん、ありがとう。でも・・・」
「大丈夫だよ!君との内緒話は、極秘にしとくから。
ハリーやはるひにも言わないよ。」
「井上君、ありがとう!」
「どういたしまして。」
そこまで一揆に話すと、お互い、一息ついて、コーヒーを飲みだした。
続く・・・
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今回、最後のキャラとして攻略したのがハヤトなのですが
ストーリーが重かったです。
でも、レーサーのお話ならば、避けては通れないような内容ですね。
重い内容だったから、元気キャラのハヤトに持ってきたのかな・・・とも思います。
(同じく重いストーリーぶっ飛びキャラの倭に当ててたし・・・)
ハヤトはオングストロームのテストドライバーとして所属していて
メインドライバーの座を狙って日々頑張っています。
そこへ、オングストロームの新しいスポンサーになった、黒峰さんが、
新しいテストドライバーとして悠樹をチームに入れます。
1チームにテストドライバーは一人で充分と思う黒峰はハヤトを不必要な者と考えている。
ある走行会でメインドライバーの一人のアルが体調不良で決勝に出れなくなり
代役を立てることになり、テストドライバーのハヤトと悠樹にとっては、
またとないチャンスが巡ってきた。
結局、チームに入ったばかりの悠樹よりハヤトのほうがマシンに対しての
経験があるということでハヤトが走ることになる。
苦手なレインコンディションにもかかわらず、ハヤトは果敢に攻め
1位をも抜かしそうな勢いだったのだけど水溜りに足をとられ、
スピンアウトのクラッシュしてしまう。
ハヤトは大怪我を負い、暫く意識が戻らない状態に陥っていたけど
主人公の献身的な看病のかいもあって、目を覚ます。
ところが、当初、リハビリをすれば治るといわれていた左手が
実は、もう元に戻る可能性が低く、レーサーとしての復帰は絶望的という診断を受ける。
ハヤトも主人公もお互いを気遣うあまり、
どんどん疲れていき精神的に追い詰められていきます。
そんな、主人公をハヤトから離れさそうとする悠樹。
悠樹は優しく接するだけでなく、現実から逃げずに直視するよう忠告し
主人公の目を覚まさせようとします。
主人公はどんどん他人に頼ってしまうハヤトを悠樹に思い知らされて
このままでは、ハヤトが駄目になってしまうと思い、ハヤトと別れる決意をします。
別れを切り出されたハヤトもまた、チームを辞め、主人公と別れる決意をします。
そしてそれぞれの道で歩いていくことになるのだけど
別れてから1年後、自分の力で這い上がってきたハヤトがとった行動は・・・
この後は、プレイをして確かめてくださいね!!
そういえば・・・ハヤトもストーリーは重かったけど純愛路線で
付き合っているときの行動どかメール、電話などは、見た目のキャラどおりで
毎回、色々工夫してくれるのでとっても楽しかったです!
ハヤトは、魅力的なキャラだったのだけど
ごめんなさい!今回も、それ以上に当て馬の悠樹が良過ぎて・・・。
どうしても、そちらに惹かれていってしまいました。
黒峰さんのときのルイルイと同じです。
ハヤトルートで悠樹の良さを再確認してしまいました、私・・・。
悠樹はハヤトのことで、悩んで、泣いてばかりの主人公を
好きになり、なんとか助け出そうとするのだけど。
この助け方が、凄い、大人なんです・・・お前、ホントに21歳か!!って感じで。
ただ優しくするだけじゃないんだすよ、悠樹は。
人が見たくない現実を思い知らせてそして主人公自身に
自分の進むべき道を選ばせるんです。
だから、悠樹の良さ、優しさは、分かり辛いんです。
だって、普通だったら
何でこんなひどいこと言ったり、したりするんだろう・・・ってことをやるから。
ハヤトのことで悩んでいる主人公に
「レーサーとして再起不能のハヤトをあんた一生面倒みれるの?」とか
考えたくない確信をズバズバ突いてくるんです。
でもそれは、いじめているわけではなく、もしハヤトと生きていくならば
一番直視して考えなければならないこと、主人公が超えなければならないハードルを、
あえて、それから逃げている主人公に思い知らせるように、きつい言葉を投げかけるんです。
ハヤトの前で主人公に迫り、ハヤトの弱点を攻めてハヤトをボロボロにして泣き崩れさす場面が
あるのだけど、これも、普通なら、「何でこんなひどいことを・・・」って思うのだけど
これも、最大限、強がってるハヤトの鎧をはがし
今の本当のハヤトの姿を主人公に思い知らせて、それでもハヤトを
支えていけるのかと主人公に考えさせるためにやっていることなんです。
それだけ、今後、もしふたりで歩いていくなら覚悟が必要なんだということを
ふたりに考えさせるためだんです。
こんな悪役を愛する主人公のためにできる悠樹に、私はまた惚れ込んでしまいました。
なんで、悠樹ってこんなに大人な考え方で大人な行動がとれえうんだろう・・・。
本編でもそうだったけど、悠樹は一見、ひどいことを言ったりしたりしてるんだけど
それは、相手のことをよく考えて、相手のことを思ってやっているケースがほとんどなんです。
そんな悠樹に、本当に大好きです!!
ハヤトファンの皆様、ハヤトはハヤトで素敵だったんですが
当て馬の悠樹がそれ以上に素敵で・・・もう、悠樹に撃沈撃沈のハヤトルートでした。
ホント、すみません!こんな感想になってしまって・・
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【瑛君とののの物語】
《158回目》
佐伯は店の外からののの声が聞こえたように思い、思わずそちらを見た。
するとののらしき人物が男性の手を引いてエスカレーターの方へ歩いて行くのがみえた。
(あれ?もしかしてのの?しかも、手を繋いでるのは・・・井上?)
そう考えているそばから、くるみは相変わらず、佐伯に質問攻撃をしていた。
「ねぇ。瑛君、あの時計、誰にプレゼントするの?」
(まさか、のののはずないよな・・・でもあの後ろ姿は・・・あいつなのか!?)
「ねぇ、瑛君ってば!誰にあげるの?」
「うるさいな~誰でもいいだろ!お前には関係ないだろ!!」
佐伯は思わず声を荒げてしまった。
「ひっどーーーい。瑛君、そんなふうに言わなくてもいいじゃない。
ちょっと、聞いただけなのに・・・」
「あっ、悪い・・・。」
「で?誰にたのまれたの?」
「針谷かな?」
「針谷さんは誰にあげるの?」
「それは言えない・・・個人情報だ。お前だってそれくらいはわかるだろ?」
そこへ、包装を完了した時計を持って、店員が佐伯に近づいてきた。
「お客様、大変、お待たせいたしました。こちらが商品でございます。」
そういうと、店員は佐伯に小さな紙袋を渡した。
「ありがとう。」
佐伯は商品を受け取ると、店を出た。
「いいなー!私も何か、プレゼントほしいなあ?クリスマスのだよね。」
「あほ!お前、図々しいにもほどがあるぞ。」
「私も、瑛君にとっておきのプレゼント、用意するからさぁ。ね!」
「いらねぇよ!」
「もーー照れなくてもいいのに。まぁ、期待しててね!」
「俺、ホント、要らないし、受け取らないからな!」
佐伯は、さっきののののことがきになるものの、くるみと早く離れたくて
早足で帰ろうとしていた。
続く・・・
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皆さま、お待たせいたしました!(待ってない?www)
和さんは・・・
シグナルでは貴重な「純愛」でしたよ!
もーーー何だか、久しぶりの純愛路線に胸キュンキュンでございました。
和さん、優しいのは充分、わかってたんだけど
何だか、とってもかわいいの!
休日のデートに誘おうと電話かけてきて、主人公の
「合宿明けだから、ゆっくり体を休めて下さいね。」の一言で
デートに誘えなくなって、要件言えずに電話切るなんてシーン久しぶりにみた。
もーーーう、何て、純情青年なのよ、和さん、かわいいよ。
そして自分が夢中になっていることについては、熱く語ったりしてね。
見てて、ほんとかわいいな。
さて、どんなストーリーだったかと言うと・・・
読者記者としてオングストロームにやってきて
レースや合宿での取材を通して、主人公と接するうちに、お互い惹かれて行く。
秋の合宿の時、朝、庭で偶然顔を合わせ、朝食までの時間、ふたりで散歩に行くことに。
そこで、和さん、振られること覚悟に主人公に告白。
ここでのやりとりは、ホント、ほのぼのしてました。
和さん、はなっから振られたと思い込んでるから、主人公と話しが噛み合わなくて・・・。
やっと、両想いだと解って大喜びしてる姿がまたかわいい。
他のキャラに比べると、付き合いだしてからも
これと言う問題も起こらず、波風たたずに純愛を育むって感じだったかな。
山場はオングストロームが新車導入問題でもめている時に
メカニックとしての自分の存在価値に悩んでいたときでしょうか。
でも、この場面は、私、和さんがただの優しい人じゃないんだって実感して。
メカニックとしてのプロ意識
今の車に対しての思い入れ
和さんの持っているメカニック、車、レースに対する信念にふれて、脱帽でした。
そんなところに、すごく惹かれました。
結局、新車導入を決心して、今まで乗ってきた車を手放すことになったのだけど。
その車での最後のレース前のセッティングをする和さんの様子は
見ていて、涙が出てきました。
どれだけこの車を愛していたか、どんな思い出手放そうとしているのか
そんなことを考えてたら、ほんと、号泣になってきたんです。
和さんの苦渋の決断の辛さがひしひしと伝わってきました。
12月24日のかまくらデートもほのぼのとしてよかったのだけど
(ここでやっと、最初で最後のキスシーン・・・ほんと純愛路線なのよ)
和さんの最後のシーンはもう3年間「純愛貫きました」って感じで凄く良かったです。
幸せそうで・・・和さんの顔が。
ちょっと、余談ですが
私は、和さんのように、自分の中に譲れない何かを持っていて
それを信念を持って貫き通す姿に凄く弱いです、惹かれます。
今のところ
悠樹、ルイルイ、和さんは、これにやられました。
悠樹は見た目の印象からは考えられないようなレーサーとしての信念を持ってます。
オングストロームのメンバーが現状に満足しきっている様子に腹をたてて
皆を敵にまわして自分の信念:現状に甘えずどうしたらもっと良くなれるかそれぞれの
立場でたとえ衝突をしても追及すべきではないのかって皆にケンカ売ってたでしょ。
この若さで、こんな強い信念(向上心)を持ってるなんて・・・凄いって思いました。
そして、一見冷たく感じる態度も実は、その人のことを考えてしている場合が多いってこと。
この2点に凄く、惹かれました。
ルイルイは
チームとメンバー、主人公を守るため苦悩して・・・。
苦悩するんだけど、黒峰さんの揺さぶりにはビクともせず毅然と立ち向かう。
そして、自分のすべきことをやり遂げていく。
たとえそれが、一時的に大切な人を悲しませることになっても
その後、必ず戻り、大切なものを全て守り抜くという信念をもち貫きます。
彼の、自分の決めたことをやり遂げていく姿は、素敵でした。
そして和さんは、先ほどもかいたとおり
メカニックとしてのプロ意識と車、レースに対する信念。
これに関しては、ゆるぎないものを持っています。
だから、この3人は、私の中では強いです。
それぞれ、本当に魅力的です!!
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【瑛君とののの物語】
《157回目》
「え?あっ、井上くん?」
「やっぱりののちゃんだ!こんなところでどーしたの?」
「ううん、何でもないの!」
「何でもないって?何だか隠れているみたいだけど・・・?」
「そ、そうかな?何でもないよ!」
「君も、この店に用事?」
「えっ?井上君、このお店に入るの?」
「うん、俺、ちょっと買いたいものあるから」
そういうと、井上はお店に向かって歩き出した。
ののは何故だかわからないが、井上をお店の中に入れてはいけないと思い
とっさに、言葉を発していた。
「ねえ、井上君ここのお店の用事って急いでる?」
「え?何で?」
「あのね、ちょっとお願いがあるの。一緒に行ってもらいたいところがあるんだけど
今から、少し時間、取れないかな?」
「今から?」
「うん、ちょっと急いでるんだ。ここのお店は後でじゃだめ?私も付き合うから・・・」
(やっぱり、佐伯君、見つからないほうがいいよね・・・)
「別にいいけど・・・。急にそんなこと言い出してホントにどーしたの?」
「どうもしないよ、大したことじゃないんだけどね。井上君、じゃー行こうか?」
ののは一刻も早くこの場所から離れたくて、エスカレーターに向かって歩いていた。
店の中を少しのぞいていた、井上は
「あれ?ねーののちゃん、あれって佐伯君じゃない?」
ののはドキリとして、その言葉には反応せずに、慌てて井上の手をとった。
「井上君!早くいこ!!」
思いのほか、大きな声がでてしまった。
続く・・・
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黒峰さんの、感想をUPする際、載せるつもりだったのですが
うっかり、忘れておりました。
実は、黒峰さんのHappy End の最後のスチルでフリーズするという現象が起きました。
私、てっきり自分だけで、ソフトが壊れたのかと凄く焦りました!
これは、私があまりに黒峰さんを嫌ってしまったからバチがあたったのだろうか・・・
なんて考えたりして・・・。
ところが、私の乙女ゲーム仲間さんも数人、発生していて。
「それバグだよ!」って教えてもらいました。
ですから、発生した方、慌てず対処して、エンドロールまで辿りついて下さい!!
対処方ですが・・・
①ラストのスチルが出たらすぐにセーブをする。
②①でセーブ後フリーズするまでプレイする。
③フリーズしたら①をロードして Option 画面を開く。
④Skip Mode を ALL に変更する。
⑤ Xボタンを押しつづけてスキップしてエンドロールまでプレイする。
最後のセリフだけ聴けないのですが、エンドロールには行けますよ!
私なんて、ルイルイの選択肢、振り切って、黒峰さん選ぶのに、半日もかかって
泣く泣く、黒峰さんENDに入ったのに、フリーズ。
もう1回、ルイルイ振るなんてできなーーーい!!って涙ものでした。
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私、黒峰さん(トントン)と主人公がどうやって恋愛していくんだろ?って
不思議に思ってたのだけど、結局、最後までよくわからなかった・・・
っていうのが正直なところ。
初めに断っておきますが・・・
実は、私、黒峰さんタイプのキャラは苦手です。
だから、感想もわたしの偏った好みの目線のものになっています。
ご了承くださいね。
トントンは自分がスポンサーとなったオングストロームのニューマシンとして
自分の会社が提供する車を使わせたくて、あの手この手で揺さぶりをかけます。
ターゲットはチームリーダーのルイルイ。
リーダーを落とせば、メンバーは付いてくるからね。
主人公に近づいたのも、主人公がルイルイの大切な人だということを知り
ルイルイに新車導入を「うん」と言わせるために主人公を利用しようとします。
まずは自分のグループ企業に勤める主人公を自分の会社に出向させて自分の秘書に置く。
主人公を拘束することにより、ルイルイのプレッシャーをかけていきます。
そして、主人公にも、自分の命令を断ったり、突然辞めたりしたら
オングストロームへの出資を全て立ち切ると脅しをかけます。
でも、最初は利用目的で近づいた主人公にどんどん惹かれて行き
本当に好きになってしまいます。
そして、傍にいてほしい、自分の手に入れたいと思います。
ルイルイが主人公と別れるように仕向けます。
仕掛けられたルイルイも、自分の力で主人公を守れるようになるために
一時的に別れることを決意する。
本当の自分になってまた、主人公を迎えにくると。
そして、ルイルイが、約束どおりけじめをつけて主人公の前にあらわれた時、
主人公はルイルイの諭しの言葉でだれを愛しているのかを気付き、
その人の元に走ります。
さて主人公が選んだ「その人」とは誰だったのか?
それはプレイして、確認してくださいね!
でも結局、どうして黒峰さんを選んだのか・・・私には解らなかったんです。
ただ、黒峰さんを選び、最後、2人で、温泉旅行に行くのだけど
このシーンがもうめちゃ、甘いです。
露天風呂での濃厚キスシーンがあるのだけれど
ここの表現がもう18禁でも指定させそうにヤバかったです。
恐らくこのシーンで17歳以上指定になったのでは?と思います。
それくらい、エロくて(笑)
しかも、私は、このルートで黒峰さんよりルイルイに惚れてしまって(笑)
ルイルイはこのゲームでは王道王子様キャラ。
異国の優しい王子様。
夢物語にでてくる王子様と言う印象を持っていたんです。
持ってたんだけど・・・
全然違うじゃない!!
チームとメンバー、主人公を守るため苦悩して・・・。
苦悩するんだけど、トントンの揺さぶりにはビクともせず毅然と立ち向かう。
そして、自分のすべきことをやり遂げていきます。
たとえそれが、一時的に大切な人を悲しませることになっても
その後、必ず戻り、大切なものを全て守るという信念ともち貫きます。
ルイルイの人間としての懐の大きさを感じてしまって。
そして、自分の信念を貫いていく姿に、魅了されました。
一旦、主人公と別れて色んなけじめをつけてトゥリーとして戻ってきて
最終レースが終わった後、主人公に「本当に好きな人とは」って話しをするんだけど。
普通、あんなふうには、話せないよ。
だってやっぱり、自分が愛してる相手に、「君が求めているのは俺じゃない」なんて言えないでしょ。
むしろ、そこはこっちに向かせるチャンスじゃない。
でもさ、あんな風に言って。
るいるいの人間としての大きさを感じたよ。
そして本当に主人公のことを愛してるからこそ
主人公が心から求めている人のところへ行かせようとする・・・
出来ないよ、普通・・・。
あーーールイルイ、なんて大人な大きな心の人間なんだろう・・・。
そしてルイルイは、説得しようとする言葉や、自分の想いを伝える言葉が
何故だか、私の心に響いてくるんです。
ことばのひとつひとつが心に沁み渡り、自然に涙が流れてきます。
ほんとに、プレイしながら、知らないうちに涙がながれて来るんです。
ルイルイの言葉には、そんな力があるんです。
こんなに懐が大きくて、そして大人な考え方をするルイルイ。
ルイルイルートよりも、この黒峰ルートで再認識してしまいました。
黒峰さんルートなのに・・・。
感想もルイルイの感想になってしまいましたね(笑)
ルイルイ大好きです!
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【瑛君とののの物語】
《156回目》
その光景を偶然ののはお店の外から見かけることになってしまった。
(あっ、このお店、この前佐伯君とケーキのお皿買いにきたところだ。
入ってみようかな?)
そう思いながら、おもむろに店内を眺めていた。
すると、佐伯の姿が目に入った。
(あれ?あれって佐伯君?)
ののは佐伯の姿をみつけて、店内に入りかけたが、佐伯の向こう側に
誰かがいるのをみつけ、立ち止まった。
(え?!あれ・・・くるみさん??)
ののは、くるみの姿を確認すると、何故だかとっさに、柱の影に隠れてしまった。
(どーして、佐伯君とくるみさんが一緒にいるの?)
ののは、どんどん頭がパニックになっていくのがわかった。
今日ののは、休日を利用して、シッピングモールに毛糸を買いに来ていた。
佐伯にクリスマスプレゼントを何にしようかと散々悩んだ挙句
手作りでもあまり重くならないようにマフラーを編むことに決めた。
マフラーと決めたものの、色が決まらず、悩みながら歩いていた。
そして3階を歩いているときに、偶然、佐伯の姿が目に止まったのだった。
(きっと、見間違いだよ・・・ね。)
そう思いながら、柱の影からもう一度、佐伯の姿を追った。
しかし、ののの瞳に写っているのは間違いなく佐伯本人であった。
「どーして?佐伯君がくるみさんといるの?」
思わず、口をついてでてしまった。
柱の影から呆然として、佐伯の姿を見ていると、背後から肩をトントンと叩かれた。
「ののちゃん?ののちゃんじゃない?」
肩を叩かれてて、驚いたののは勢いよく後ろを振り返った。
今度はののの瞳に井上君の姿が映った。
続く・・・
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織田さんは、出版社の編集長で主人公とは上司と部下の関係。
織田さんの仕事のパートナー的存在で志賀さんが絡んでくる。
志賀さんは、実は、織田さんの実妹で仕事でもプライベートでも
ちゃらんぽらんな織田をしっかり管理しているという関係。
だから、最初、主人公は織田さんと志賀さんの関係を夫婦だと思っています。
織田さんは、見かけは「ちゃらんぽらんなエロおやじ」。
自分でも自分のことを「オジン」と言っています。(オダシンだから・・・)
でも、それは、過去に辛い経験をし、その傷から立ち直れず、仕事に
打ち込めないという理由があって、本来は「鬼の編集長」呼ばれていたように
編集者としてはとても優秀な方なよう。
さて、その「過去の辛い経験」ですが
どうやら、大好きな女性と結婚したものの、交通事故で亡くし
その現場に立ち会っていたものだから、自責の念に縛られている模様。
「もう二度と恋なんかしない、人を好きになんかならない」そう決めて現在に至っている。
織田さんと主人公は、主人公がオングストロームの読者記者になり
記事の書き方のアドバイスをしたり、レースや合宿の取材に同行したりして
じょじょに仲良くなっていきます。
そして主人公が自分の気持ちに気づいた時に織田さんに告白します。
織田さんは悩んだ挙句、主人公を受け入れ、二人でデートをすることになった日
主人公は運悪く、交通事故に遭ってしまいます。
織田さんはまたしても愛する人を守れなかったことに責任を感じ
主人公を守ろうと何かと世話を焼いていた、オングストロームのメンバー:アルに
主人公を託そうとします。
アルは、事故意識を取り戻すまでずっと傍についていたこともだけど
それ以前からも何かと、主人公のことを大切に守ってきていました。
織田さんが事故をきっかけに離れてしまった後もすっと優しく主人公を包み込みます。
そして、アルから告白された主人公・・・
出した答えは・・・???
是非、プレイをして確かめてくださいね!!
この後は私の個人的な意見(私の趣味?!)になりますが
織田さんのいいところは、まずはもちろんボイス。
中井和哉さんがCV担当です。
おっさん風に演じているんだけど、時々、まじめな感じのセリフ回しは
私が大好きなときメモGS2の志波君と重なり、意外と萌えましたよ。
中井さんの低音ボイスがセクシーで・・・
そんな場面が少ないのが残念です。
そうそう、それに、「姫」って呼んでもらえますよ。
あの、中井さんに「姫」って言われるのだから、ちょっとニヤついてしまいます。
もちろん17Rですから、ご他聞に漏れず、甘いボイスもありますよ!
織田さんルートでは、DS特有のタッチペンシステムを使ったミニゲームがあるのだけど
これが、もうやばいやばいで(笑)
まずは、お酒や団子を食べさせるゲームでいろんなとこつつくと
ちょっと危ない甘いセリフを言いますよ!
その後、「寝起き取材」があって寝ている彼をつんつんするんだけど
これはもうちょっと、18禁手間のボイスが聞けますよ!
特にルイルイ、悠樹はやばかった!!(私が贔屓にしてるのもあるけど・・・)
エロすぎ・・・だよね。こっちがクネクネになちゃうよ。
それから、ピアノ。
初めてのデートでちょっとおしゃれなお店にディナーに行った時
飛び入りでピアノの演奏をしだしたこと。
このお店は織田の行きつけのお店で、例の8年前の奥さんの交通事故が
起きる前までは、よくある光景だった模様。
私、無骨な(失礼)男性が突然、楽器を演奏しだすと弱いんです・・・(笑)
「銀の冠~」で榛名があんな風情だったのに、実はチェロ奏者だったって点で
一気に榛名が一番好きになった実績がありますから・・・。
だから、このピアノのシーンはドキッとしました。
あとはやはり、大人の男の包容力でしょうか。
でーーんと構えていて、細かいことなんて全く気にせず
暖かい目で見守ってくれる・・・そんな包容力。
やらりアルとは(アルも充分、包容力あるんだけど)一回り器が違うかな。
この3つでかなりグッと惹きつけらてしまいました。
私にとっては、ダークホース的な存在かも知れません。
でもやっぱ一番は中井ボイスかな(笑)
ただ、アル贔屓の私は、アルの告白を断りきれず
最初、アルと結ばれるEndをみてしまったことは言うまでもありません(笑)
だって、織田ルートのアルってば、とっても優しい。
相変わらず、言葉はキツメだけど。
あんなに、すーーーと守られてたら、もう落ちるしかないでしょ(笑)
ごめんね、織田さん・・・。
私はこんな感じですが
うんと年上のちょっと不良親父系が好きな人にはもってこいのキャラだと思います。
是非、一度お試し下さい!!(笑)
====================================
【瑛君とののの物語】
《154回目》
「いや~悪いんだけど、本当にいつ終わるかわからないし、
それに、用事終わったらすぐ帰らないと、店、じいさんだけで大変だから・・・。」
「えーー!でも、30分だけでもいいから!用事終わったあと少しコーヒーでも飲んで
休憩すればいいじゃない!」
「悪い、俺、やっぱすぐ帰るから・・・。じゃーな!」
「ちょっ、待ってよ!瑛君!!私待ってるからね!!
」
佐伯は軽く手を振り、その場を早足に歩き出した。
(こんなところで、時間、くってる場合じゃないんだよな・・・)
ショッピングモールに続く道を歩き、目的のお店に急いで向かった。
エスカレータで3階まで上がり、見覚えのあるお店が並んでいるのをみつけると
(うーん、確か、この店だったかな?)
そう思いながら、佐伯は店の中に入っていった。
(そうだ!ここだった。確か・・・)
佐伯は思い出したように、レジ近くのショーケースの方へ歩いて行った。
(おっ、ここだな、まだ、あるかな?)
腕時計が並んでいるショーケースを見てみると、真ん中あたりに探していた腕時計があった。
(おっ、あったぞ!うーーん、でも何か、文字盤の色が違うような・・・)
佐伯はその腕時計を見ながら、違和感を感じ、あの時、ののと見ていた記憶を
必死に思い出していた。
すると、店員が声をかけてきた。
「いらっしゃいませ。宜しければ、お取りしますので、どうぞお手にとって見てくださいませ。」
「はい・・・。あっ、すみません。この時計なんですけど、色違いってありますか?」
佐伯はショーウィンドウの上から、見ていた腕時計を指さした。
「こちらでございますか?少々お待ち下さいませ。ただ今、確認して参ります。」
店員はそういうと、店の奥に歩いて行った。
(うーーん、確か、文字盤はピンクががってて、石も白かったような・・・)
しばらく、佐伯も考えこみながら、その場でたっていると・・・
「瑛君!何してるの?」
突然、また、佐伯を呼ぶ声が聞こえた。
「え!」
顔をあげると、くるみが立っていた。
続く・・・
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きたああああああ!!!見事なツンデレさん!
アルが出てきた時はピンときて、私の中ですごーーく気になる存在に・・・。
実はね、苦手キャラ攻略のために、最後にとっておくつもりだったのだけど。
途中で、一緒にお料理作るイベントして
そして、「休みの日、出かけないか?」と誘われてしまったら
ついつい、ふらふら~と行ってしまいました。
だ、だ、だって、アル断ると怖そうだったし。
やっぱり気になってた人だから、断れないよ・・・。
ってことで、攻略順位予定をかなり変更してしまいました!(笑)
さて、アルですが。
普段はちょっと威圧的で、言葉の少なくて、近寄り難くて怖い感じ・・・。
会話してても「もしかして、怒ってる???」ってぐらいのツンツンぶり!
でも、不思議とアルから寄ってきてくれたりするんだよね。
もう、この時点で、もろわたしのストライクゾーン!
でもって、彼女として位置づけされると、とたんにデレデレ・・・
言葉は少ないし、相変わらず、怒り口調なんだけど
やってることは、甘い甘い!
人目もはばからず、抱き締めたり、キスしたりするし。
「おまえにキスしたくなったかたしただけだ。嫌なのか?」
なんて、涼しい顔で平然と言うし。
この辺はやっぱり、ハーフの外国人の気質かしら?
とにかく、アルの、彼女になってからの扱いは、甘甘ですよ!
言葉はきついけど、優しいし。
「あーー愛されてるんだな~」って実感できます。
ちょっと過保護すぎるぞ・・・って思うこともあるけどね。
そして、ストーリーが泣きストーリーなの。
アルの彼女になって、アルが隠そうとしないから
大勢のアルファンに気づかれ、嫌がらせやいじめが始まる。
その嫌がらせのボスがカリナというオングストロームのレースクイーンだとは知ら
ずに主人公はカリナと友達なってしまいます。
アルが好きなカリナはどんな手段を使っても別れさせようと、あの手この手で
主人公を罠にかけていきます。
最終的には主人公を他の男に襲わせてしまうわけですが
そこに、助けに飛び込んできたのはハヤト。
ハヤトが慰めていると、そこに、アルとカリナがやってきて
乱れた主人公の服をみて、ハヤトと主人公の仲を勘違いし
また彼女を守れなかった自分を攻めます。
この時、アルは彼女を守るための最善の方法=彼女を手放すことを決意します。
そんな気持ちのまま、レースに出たので、ムチャをしてしまい、車がクラッシュ。
幸い、外傷は少なかったものの、記憶の一部が欠落したままの状態に。
主人公との記憶、思い出が全て消えてなくなってしまっていました。
もちろん、主人公が誰かなんてわかりません。
その上、ちゃっかりカリナがアルの彼女に座に居座ってしまった。
悲しくて、落ち込む主人公を優しく包んでくれたのはハヤトだった。
ハヤトは献身的に主人公を助けてあげようとする。
ハヤトは自分が汚い手を遣ったこと、でもそれでも主人公を守っていきたいと告げるが
アルのことを、今でも愛している主人公はハヤトの申し出を断ります。
でも、現実は、アルは主人公のことをすっり忘れ、隣にはカリナがいる。
辛い思いをかかえながら、考えた末、最後の勝負に。
レースの最終戦最終日、アルに主人公はいいます。
「私は今でもあなただけを愛しています。だから、私に最後のチャンスを下さい。
この最終戦で優勝したら、私とかわした約束を果たして下さい。
今日の約束の時間は9時です。9時に約束の場所に来て下さい・・。」と。
アルははなから行く気はないと言い放つ。
そして、最終レースの結果はいかに・・・。
約束の場所にアルは来るのか・・・
それは、プレイをして確かめてくださいね!!
でも、さすが!アルだな~終盤は甘いしエロいし・・・。
悠樹やルイルイも甘くてエロいけど、アルも中々・・・凄いです。
と言うわけで、悠樹、ルイルイ、倭で散々壊れまくってるのに
ここにアルまで加わって・・・
私は今年は、幸せな思いで、年がこせそうだな・・・(笑)
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【瑛君とののの物語】
《153回目》
丁度、ランチのお客様で賑わう少し前だった。
電車に乗ってショッピングモールに向かっていた。
(この前行ったのは・・・本当にあいつと行ったあの日以来になるのか?
確か、店で使うケーキ皿を買いに行ったんだっけ。
あの時は、最初、気が乗らなかったけど、出かけたら意外と楽しかったんだよな・・・。
あいつ、店で不審者みたいにキョロキョロして・・・)
佐伯が電車を降りて、目的地に向かって歩いていると
「瑛くーーーん!」
と背後から声が聞こえた。
(えっ?誰だ???)
振り返った佐伯の目に映ったのは、くるみだった。
その姿を見つけた佐伯は
「げっ、何であいつがここに居るんだ?」
くるみは、佐伯のところまで走ってくると、満面の笑みを浮かべて話かけてきた。
「瑛君、こんにちは!こんなところで何してるの?」
「あ、あ・・・こんにちは。ちょっとな・・・たいした用事じゃないよ。」
「そうなの?ひとり?」
「ああ。」
「じゃー、一緒に買い物でもしない?」
「あーーーと、俺、これからちょっと用事があるから?」
「そう、なら、その用事が終わるまで待ってるわ!」
「それが、いつ終わるかわからないから・・・。」
「いいよ、大丈夫!私も用事すぐ終わるからいつまででも待ってる!」
「・・・。」
「ね!いいでしょ?用事終わったら携帯に電話くれればいいからさ。
カフェで時間潰したりしてるから!」
(こ、こいつしつこいなぁ・・・)
続く・・・
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シグナルで私の中で、2番目に攻略したかったキャラ:倭こと、ノンは
最初登場してきた印象とは裏腹にかなり重いストーリーなんです。
ノンに関しての感想は、思いっきりネタばれしますから
プレイ予定でノンの秘密を知りたくない人は、スル―してね。
それでは・・・
倭は最初から、ちょっと幼い感じのぶっ飛び元気キャラとして登場します。
そしてチーム:オングストロームのライバルチームである
チーム:YAMATOの第一ドライバーでもあります。
ライバルチームに所属しているにも関わらず、よく、オングストロームのメンバーと
絡んでいるので、主人公とも接する機会は多いです。
そして、ホントに人懐っこくて
すぐに抱きついてきたり、おねだりしたりします、時には駄々っ子のように。
だから、プレイしていても
「このキャラと恋愛はないだろう・・・」って思ってたのだけど。
ある日、本人の希望もあり主人公が倭の独占取材をすることになり
倭と接する機会が増えたこともあり、何となく、倭に惹かれて行きます。
プレイを進めていくと、時々倭が別人に感じるシーンが出てきます。
最初はやはり、大財閥の御曹司だから自分を作って演じなきゃいけない時が
あるんだろうな・・・て思っていました。
でも、主人公がある学校に会社の書類を届けた時
学生の姿をした倭に会い、その言動がよく知る倭とは別人であることに驚き
そして、もう一人の倭の存在を疑い出す。
私は、ここで、「双子かな~」って思ってたのだけど・・・。
主人公と倭が一緒にでかけた小さな教会で倭に異変が起こります。
聖母マリア像を前にして、異常反応をして突然発作が起き、倒れてしまいます。
そこへ駆けつけた、黒峰さんから、衝撃の事実を告げられます。
倭は精神的に病んでいると・・・「解離性同一性障害」
過去の辛い出来事から逃れるために別の人格をつくりだすというもの。
倭の場合、幼いころ、最愛の母が倭を教会に監禁し、その聖母マリア像の前で
壮絶な自殺をした・・・と言う事実。
この事実から逃げるために生まれた人格が「海」
「海」は大財閥の御曹司にふさわしく、品行方正、成績優秀、落ち付いた大人の19歳
倭とは似ても似つかない両極端にいるような人格。
倭はずっと、海によって守られてきていた訳だけど
主人公と出会い、強くなろうと、過去にトラウマに向き合います。
そして、克服していきます。
すると、もう存在する必要がなくなった人格の「海」
病気を治すにはどちらかの人格に統一する必要があります。
さて、倭と主人公が選んだ道(人格)は・・・
これは、ぜひ、プレイをしてたしかめてみて下さい。
この14歳の幼い「倭」と落ち付いた19歳の「海」の二役を森田さんが演じています。
倭の方ははっきり言って、森田さん開き直ってるな~って思えるほどの勢いです。
でね、今回お勧めは19歳の「海」の方。
他の甘甘キャラ程ではないけど、森田さんの声では、初めて聴く声だな~と思いました。
少ないけど、甘――いセリフももちろんありますよ!
森田さんのファンなら、多分、撃沈ものでしょう(笑)
甘いセリフやシーンが苦手と公言している森田さんにしては、
「ここまでやったんだ!」って感じです。
これは、今後が非常に楽しみになってきました!!
実は私、大好きな乙女ゲームのあるキャラ(一番好きなキャラではないんだけど)の
号泣したストーリーがあってね。
それも、倭と同じように
ある辛い出来事から別の人格を作りだして
その人格で数年過ごし、消えてゆく・・・っていうのが。
そのゲームでは消えてゆく瞬間に立ち会うことになって
消えてゆく人格の方が好きだった私は号泣&余りのショックに立ち直れず
2週間ぐらい落ちてたってことがあってね。
(わかる人にはわかるよね!これ誰なのか・・・)
その時のことを思い出しながら、ノンルートを攻略してたから
特別な思い入れがあって、悠樹やルイルイとは違ったラストの感動がありました。
本当によかった、っ思いました。
そうそう、私個人的には海役の落ち着いた森田さんは、初体験でドキドキものでしたが
ゲーム最後のシーンで最初、倭として主人公の家に遊びに来て
飼っている猫とじゃれ合うシーンがあるのですが、
このシーンの森田さん、水を得た魚のようにはじけちゃってて
(恐らく、彼はラブシーンよりこんなシーンの方が得意&好きなんだと思う・・・)
凄く楽しそうで、思わず、声を出して笑ってしまいました。
結構、私のお気に入りのシーンです。
ある意味、森田さんの真骨頂!!(笑)
こんなふうに、色んな森田さんが体験できるノンルートはファンには
たまらないルートになってますよ!!
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【瑛君とののの物語】
《152回目》
日曜日の朝、佐伯は久しぶりの休みでまだベットの中でうつらうつらと眠っていた。
「おい、瑛。そろそろ起きて、朝ご飯を食べに、降りて来なさい!」
下からマスターの声がした。
佐伯は、もぞもぞ起きだすと携帯電話に手を伸ばして、時間を確認した。
(げっ、もうこんな時間かよ・・・)
11時を回ったところだった。
「じいちゃん、悪い!今からすぐ行くよ。まだ、ランチのお客さん大丈夫か?」
「ああ、大丈夫だ。だから早く来なさい。」
「わかった!」
佐伯は急いで、身支度を整えると、店のほうに降りて行った。
そして、マスターが作った、トースト、サラダ、スクランブルエッグを食べた。
「じいちゃん、俺、今日さ、ちょっと買い物に出たいんだけどいいかな?
ついでに、買出しあるなら買ってくるからさぁ。」
「ああ、行ってきなさい。
今日は、連れが遊びにくるから人手は足りている。ゆっくりしてきなさい。」
「悪いな、じいちゃん、じやー行ってくるよ。」
「しかし、瑛が買い物なんて珍しいな。何を買いに行くんだい?」
「そんなたいしたもんじゃないよ。もう、じいちゃん、何ニヤついてんだよっ!」
「ハハハ~まあいいさ、お楽しみということで。」
「変な、じいちゃんだな・・・。」
佐伯は急いで、朝食を食べると片付けをして店を出た。
続く・・・
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ルイはこのゲームのメインキャラだけあって、もう、何と言うか・・・
乙女ゲームの王道をいくストーリーで、お姫さま気分を堪能できます。
確かに最初から、立ち振る舞いや、言い回しとかが
ちょっと普通の男性とは違うよな~って思ってたの。
ひざまづいて手を取ってくれたりキスしてくれたり。
デートに行った先でも、マニアックなウンチク披露してくれるし。
タダ者ではないとは思ってたけどね・・・。
彼の正体にはビックリしました~
しかし・・・美しい・・・
最後のスチルなんてさぁもう、見惚れてしまいました・・・。
ストーリーはまず、主人公が飼っている猫を助けるところから複線が引かれてて
ベタな始まりだけど、ルイルイにはぴったり!
チーム:オングストロームの読者記者に選ばれて、取材を通じて
メンバーや、それととりまく人物と仲良くなっていく。
ルイは、チームリーダーと言う重責も背負っており
偉大な前任者:加賀見慧から引き継いだこともあり、常にチームの発展を考えている。
それゆえに、苦悩したり、人知れず努力もするし、
最後はチームのため、大切な人のため、本当に苦しい選択を選んでいきます。
後半、彼は、自分の素性について大きなことを隠しているな・・・ってことはわかり
ある程度、予想はしていたのだけど、予想以上の展開でした!
これは是非、プレイをして彼の素性を暴いて下さい!!
正に「王子様」
レーシング界の王子様とでもいうところでしょか・・・(笑)
あと、見逃してはいけないのが、やっぱりCV担当の石田さん。
噂どおりで・・・
悠樹の三浦さんに続き、見事に骨抜き、メロメロにさせていただきました~
後半の甘いセリフはもう平常心ではいられない!!
最後、ある場所でルイと会うんだけど
そこでのやりとりはもうおとぎ話のお姫様気分!!
3つの誓いをたててくれるんだけど、もうセリフで撃沈で・・・。
あまりの感動に不覚にも涙流して嗚咽です。
SIGNALはまだ悠樹とルイしか攻略してないんだけど
もう、充分満足している自分がいるんだけどなぁ。
この先、こんなの続くと・・・体がもたない・・・
どこまで骨抜きにされちゃうのかな・・・困ったなぁ・・・。
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【瑛君とののの物語】
《151回目》
やがて、バイトに行く時間が迫ってきた。
ののは、珊瑚礁に行こうかどうかまだ迷っていた。
(あー、今日は行きたくないなぁ。サボッちゃおうかな?)
布団を、鼻先まで引き上げて、大きく溜息をついた。
(でも、やっぱりこんなプライベートなことで休んだら、駄目だよね。
マスターはともかく、佐伯君に何言われるかわかったもんじゃない!)
「やっぱり。行かなきゃね・・・。」
ののはベットから起き上がると着替えをした。
そして何とか家を出ると、珊瑚礁に向かって歩き出した。
道すがら、ののは何度も溜息を吐いていた。
やがて、珊瑚礁に扉の前に立ち、大きく深呼吸をして扉を開けた。
「おはようぎざいます!」
いつもより、元気よく挨拶をしたつもりだったけど
「ああ、おはよう、ののちゃん、何だか、今日は元気がないね。」
とマスターに指摘をされてしまった。
「そ、そんなことないですよ!元気です!!」
「あはは。そうかい?それならいいんだが・・・。」
マスターの言葉を聞きながら、ののはカウンターの奥へ入って行った。
すると、難しそうな顔でコーヒーの豆を挽いている佐伯の姿が目に入った。
「佐伯君・・・おはよう。」
「ああ・・・。」
ののは、奥で制服に着替えてエプロンをつけると店にでようと、
佐伯の横をすぅーと通った時
「おい、のの。」
ののは慌てて足を止めると、佐伯の次の言葉を待った。
「何だ・・ほら・・さっきは悪かったな。ちょっと言いすぎた。」
「さっきって?」
「さっきはさっきだろ、帰り道で」
「あっ、うん、いいよ、もう。」
「ほんと悪かった。
でもな、今後のために覚えておいてくれ。
俺、自分のことは自分で何とかするからさ。
お前は俺のことで、悲しくなるようなことはするな、いいか?」
「はい・・・」
「わかったなら、それでよし。」
「・・・」
「でもさ、お前の気持ちは嬉しかった。俺のこと庇ってくれたんだろ?」
佐伯は優しくののを見つめていた。
「佐伯君・・・。」
「ほら、仕事!仕事しろ!!」
「うん、わかった!」
(あー今日ここに来てよかった!だって佐伯君、何だか優しいし・・・。
さっき見つめられたような・・・凄く優しい瞳で)
続く・・・
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シグナルは発売前から年齢「D」指定になっていて
かなり、話題に上がっていたのですが・・・
やはり、「D」指定だけのことはありますよ!
まだ、ひとり攻略しただけだけど・・・。
もう、後半、甘い甘いセリフにスチルに充分、萌えられます。
私は、もう、惹かれるままに、今回のお気に入りキャラに行ってしまいましたから・・・。
エンドを迎えた時には、骨抜きのメロメロ状態でした。
さて、ストーリーですが。
平凡な日々を過ごしているOLの女の子が、あるレーシングチームの
読者取材記者に選ばれ、平凡な日常を変えたいと、記者を受けることに。
チーム:オングスチロームの取材を通して、そのチームのドライバーやメカニック
チームを取り巻く他チームの人やオーナー、編集社の上司と恋に落ちる・・・という話。
今回、最初に攻略したのは・・・メインキャラではなく
チームのオーナーが変わったときに、オーナーが他チームから引き抜いてきた東道悠樹。
悠樹は21歳の現役大学生。
頭もよくって、容姿も素敵キャラです。
でもって、俺様キャラ。
最初から年下とは思えない、フテブテシイ態度で接してきます。
すぐに、何でも信じやすい主人公:美紅をからかって遊んできます。
これが、なかなかのエロさ(笑)
「俺に惚れてるんだろ~」
「キスして欲しいのか?」とか平気で言ってきます。
耳元で囁くわ、耳朶をかんでくるし、突然抱きしめられたり
壁際攻撃でいじめられたり・・・(笑)
もう、言われること、やれれること、からかわれてるってわかってても
胸がドキドキしてしまいます。
個人的なことですが、私、悠樹のCV担当の三浦祥朗さんのファンで声が大好きなんです。
だから、もう、胸ドキドキとおりこして、背中がゾクゾクものでした!(笑)
チームでも先輩を先輩とは思えないような発言したりして
チームに馴染まない感じです。
でも、これは、過去のトラウマからわざと、馴染まなかったわけで(馴染むのが怖い)
ゲームを進めていくうちに、外面からは想像出来ない、彼の内面に触れていきます。
本当はチームのみんなが大好きで、信じているのに
わざと、一線をひくために、悪になろうとする。
だけど悪になりきれないで、もがいている・・・
こんな悠樹に触れていくうちに、どんどん彼に惹かれていきます。
終盤、ある事件をきっかけに、もう駄目だ・・・と思われるほど
悠樹に冷たくされ、別れた状態になりマジ泣きしながらプレイを続けたわけですが・・・。
最後、悠樹を信じきったところで、やっと悠樹も素直になってくれて
気持ちが通じ、お互いがお互いを必要としていることに気づきます。
そして、シーズン最後のレースで悠樹は自分の素を曝け出し
チームでも信じあえる関係になります。
レースを無事に終えた悠樹は美紅に甘ーーく愛を囁いてくれます。
そして、12月24日にスキーにお泊り旅行にいきます。
そう、ここからがこのゲームの真骨頂!!(笑)
さすが!「D」指定。
18禁表現はないけど、もう、甘い甘い。
悠樹のやることなすこと、セリフ全てが甘くて、撃沈、撃沈。
もう、煮るなり焼くなり、どうぞ好きなようにしてください状態・・・(笑)
私、今でも悠樹の甘いボイスが頭を駆け巡って、ニヤニヤが止まりません。
で、最後のきわめつけ!
甘い一夜を過ごした後のスチル。
レザーバンド縛ってお互いの手を絡めて主人公を指を噛んで
ベットの上でシーツにくるまっている悠樹。
もうーーーー妄想列車が私の頭の中を爆走、爆走。
幸せいっぱい、胸いっぱいで・・・しばらく放心状態でした。
アハハ・・・完全にノロケ日記になってしまいました~
失礼しました~(笑)
本当はフルコンプするには、BADを見ないといけないのですが
今回、ツボキャラを三浦さんが担当だったので私、マジで攻略しました。
(選択肢選びは悩みに悩み抜いたものもあります・・・)
途中から悠樹のこと、本当に好きになってプレイしてたので
1周目でHappy Endにたどり着いてしまったんです。
だから、本当に嬉しくて、幸せで・・・。
この幸せを壊したくないので、しばらく悠樹ルートはしないことにしました!
また、最後にBADは回収しようかな・・・ってね。
まだまだ、魅力的なキャラが目白押しなので、じっくりプレイしていきたいと思います。
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【瑛君とののの物語】
《150回目》
その後、やはり、あまり気分がのらないまま、ののは1日の授業を終えた。
帰り支度をすると、早めに下駄箱へ行き、佐伯を待つことにした。
今日、バイトがあるから、最悪その時に話せばいいけど
やっぱり仕事時間内に私用の話をするのはよくないから
帰り道で話したほうがいいよね。
そう思って、待っていると、しばらくして佐伯がやってきた。
(あっ、佐伯君だ)
佐伯が靴を履き替えて、出てきたところでののは声をかけた。
「佐伯君」
「おう、ののか、どーしたこんなところで。珍しいなぁ」
「えーと、ねぇ、佐伯君、今日一緒に帰らない?」
「いいぞー別に」
「ほんと?じゃ、行こ!親衛隊に見つからないうちに!」
「お前、わかってきたな~そうそう、捕まったら、俺、どっと疲れるからなー」
そう言って佐伯は校門に向かって歩き出した。
ののもその後を追って歩き出した。
(嫌なことは早く済ましておこっと)
校門を出て、なだらかな海岸通りの道を並んで歩き出した。
ののは、思い切って話を切り出した。
「佐伯君、あのね、変なこと聞くけど・・・」
「なんだ?どーせくだらないことだろ?言ってみろ。」
「う、うん。あのね、佐伯君、くるみさんに遊園地に誘われなかった?」
「えー?そうだったけかな?そーいや、そんなメールが来てたような・・・。」
「まだ、返事してないの?」
「返事?そんなのするかよ、放っときゃいいよ。何でお前が気にしてるんだ?
はは~ん、さてはお前、ヤキモチ焼いてるだろ?」
「違うもん!」
「ハハハー、そんな怒んなって!」
「佐伯君、くるみさんと行ってあげたら?」
「・・・?。お前、何言ってるんだ?」
「いいじゃない、1回ぐらい。」
「お前、本気でいってるのか?」
「・・・。」
「聞いてるんだ。お前、本気で言ってるのか?」
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