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突然、意味深な題名を付けてしまいましたが、
今回は、久しぶりに、呟いてみようと思いまして・・・
まぁ、最近、色々忙しくてゲームもじっくり攻略できなくて
ここ数週間、手軽に短時間で出来る携帯アプリをやっていることが多いので
ゲームネタがない!という理由もあるんですけどね。
実は、先日、某TV局のD(ディレクター)の方から
このブログに乙女ゲームについての取材をさせて欲しいとの問合せを頂きました。
それで、最初はいたずらか何かかと思ったのですが、
本当に取材申し込みだった訳なんです。
私は、乙女ゲームが大好きだからもし、乙女ゲームの発展に繋がるような内容ならば
微力ながら貢献したいと思い、どのような趣旨の取材なのかお話をお伺いしました。
ここのブログにコンタクトをとってみえた方は、女性の方で
乙女ゲームもプレイされる方ということで、少し希望を持ったのですが
よくよく話を聴いてみると、実際番組を作られる方は別の男性の方とのこと。
ここで、少し、嫌な予感がしました。
そう、最近、時々皆さんも、どこかで見たり聞いたりしたことないですか?
「乙女ゲームにはまる主婦!!」みたいな内容で、興味本位に面白可笑しく
報道しているメディアを・・・。
TVはないのですが、活字では何度か見たことあるんですよね。
癒しを求めて、現実逃避、愛が足りない、極端な妄想族などと
その部分だけを取り上げた内容のものを。
そして、番組製作Dの方と連絡をとりお話してみました。
そうしたら、案の定、乙女ゲームの魅力、どうしてそんなに嵌るのかを
知りたいみたいな内容でした。
もちろん、男性Dの方はきっとごく普通の方だと思います。
失礼なわけでもないし、私の話も、ちゃんと聴いていただける方でした。
でもやはり、乙女ゲームに嵌りこんでしまう理由のことばかり重視しているようで。
実際、乙女ゲームの存在を知らない方なら、ごく一般的な方でも
それに嵌る理由について興味があるのだと思います。
だから、その部分を前面に出して報道した方が、世間ウケするのだろう、
視聴率が取れるだろう、という現実は理解しています。
でも、それだけの内容なら、私はとても納得できなくて
今回は、あなたがたの思い描いている取材は私ではできないと思うのでということで、
取材はお断りさせていただきました。
そして、私なりに乙女ゲームについて思っていることを
最終的に、最初にコンタクト頂いた女性Dさんに次のようにお話したんです。
*******************************************************
乙女ゲームの魅力は
癒される
・好きな声優さんの声で会話を楽しめる
・お姫様気分を味わえる(あらゆるタイプの男性と恋ができる)
・自分の好みのキャラクターと疑似恋愛ができる
現実逃避ができる
・時間を忘れて、ゲームに没頭できる
妄想の世界に浸れる
・主人公になりきって妄想の世界にひたれる
・全く違う自分を演じることができる
・色々なパターンの恋愛を疑似体験できる
過去にできなかったことができる
・過去にできなかった恋を自分の思い通りに疑似体験できる
おそらく、このような理由ではまっている方が多いと思います。
もちろん、私も、このような点が魅力だと思っているし
そのように楽しんでいます。
ただ、このように魅力に感じるためには、ゲーム本来の「質」が重要なんです。
私は、実際上に書いたようなゲームの楽しみ方をしておりますが
ゲームコンプ後最終的には、ひとつの作品として評価します。
だから、「質」がなければ、心に残る作品にはならないのです。
①ユーザーに伝えたいしっかりとしたコンセプトがありそれに沿った
ストーリーになっている
②イラストに手抜きがない
③システムに手抜きがない
④音声、映像が綺麗
最近、確かに乙女ゲームが流行ってきているように思います。
それはリリースされる作品数がどんどん増えてきている現状からも推測できます。
そしてそのネタを取り上げるメディアも増えてると思います。
でも大方の内容は、上記に書いた魅力に当たる部分だけを取り上げて
面白可笑しく興味本位に伝えたものが多いんです。
今回、担当Dさんにお話しを聞いた時も、そのように報道したいのだなと感じたので
お話をお断りさせていただきました。
番組製作者側からみれば、やはり視聴率は取らなきゃいけないわけで
そのためだったら、魅力の部分を大々的に取り上げて作った方が、絵になるし
断然世間受けするのは判りますからそんな作りになってもしょうがないと思います。
でも魅力に当たる部分だけが大々的に取り上げられるようになって
最近、「質」の部分をないがしろにしている作品が増えてきているように思います。
ただ単に、人気声優を並べて、甘い言葉、セリフを言わせ、ストーリーも
何もあったもんじゃない展開で甘いシーンをふんだんに使った作品。
そうしておけばユーザーは喜ぶだろうっていう意図が見え見えの作品が。
乙女ゲーマーとしては、その点を非常に残念に思っているんです。
だから、番組最後のまとめの部分で良いので
「こんな意見もありますよ」的で結構ですので
ゲームの「質」の部分にも触れた内容にしていただけたら嬉しく思います。
あなたも乙女ゲームをされるということで
私が、伝えたいこと、わかっていただけると思います。
あなたがプレイされた、薄桜鬼は2009年度の乙女ゲームで人気NO1に輝いた素晴らしい作品です。
薄桜鬼は「質」の面からも文句はありません。
だから、みんなに支持されているのだと思います。
今年は「ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story」が入ってくると思います。
やはり、心に残る作品は「質」が伴ったものになってくると思うのです。
だから、むしろ「質」の部分を重要視して作品作りをして欲しいって思っているのです。
その思いを少しでも、番組で伝えていただければ、嬉しく思います。
よろしくお願いいたします。
長々と申し訳ありませんでした。
本当に、今回は、ご協力できずに申し訳ありませんでした。
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もしかしたら、私が少数意見なのかもしれないですよね。
だって、実際、最近リリースされているゲームの「質」を考えてみると
もちろん、素晴らしい作品がある一方、???が飛ぶ作品も増えてきた。
安易に作られているのが見え見えのものがね。
でもそれが、作られるのは、需要があるからですよね。
ってことは、そんなゲームを求めているユーザーも多いのかなとも考えられますよね。
難しいところなのかな・・・。
皆さんは、乙女ゲームについてどんな意見を持っていらっしゃるのでしょうか?
よろしければ、一言でも、コメントいただければ嬉しいです。
だって、もしかしたら、このブログをまたTV局の方が覗きにくるかもしれないですからね。
色んな意見を聞いてほしいなーって思いますからね。
あーそうそう、最後に、
「取材に応じてくれそうなお友達を紹介してほしい」って言われたのだけど
「私のまわりの乙女ゲーマーは恐らく似たような意見の方が多いので
ご希望に添えるような方はいないかと思います」と答えたのだけど
もし、取材に応じてもいいって方が見えたら、連絡して下さい。
紹介させていただきますから。
もちろん、取材を受けたからって、それはその人の考えであって
私の考えとは違っていてもいいと思います。
どう考えるか、どう捉えるかは、個人の自由ですからね。
それはそれでOKだと思いますので、遠慮なく連絡くださいね。
色んな意見聞かせて頂けたら嬉しいです。
宜しくおねがいしま~す!
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【瑛君とののの物語】
≪257回目≫
「じゃー今から、ちゃんと話すから、しっかり聞けよ。」
「はい・・・。」
「まず、ホワイトデーで機嫌が悪かった理由だけど…あれは、お前のせいだ。」
「私のせい?」
「お前、あの日何人もの男から話しかけられてバレンタインのお返しもらってへらへらしてただろ?
見てて腹が立つんだよ!」
「それは・・・だって、しょうがないじゃない。
話、しないわけにもいかないし、お返しだって断るわけにはいかない・・・。
その辺の事情は瑛君の方がよくわかってるでしょ?」
「ああ、わかるよ…でも、それがお前だと許せないんだよ!」
「そんな・・・。」
「話するにしてもだらだら話す必要ないだろ?
プレゼントだって受け取って、笑って『ありがと』って言うだけでいいだろ?
それを長々とふたりの世界作ってへらへらしてるよな、お前…」
「そんなことないよ!私だって瑛君が見てると思うと、それなりに気を遣ってるんだよ。」
「あれでか?」
「・・・。」
「悪い、わかってるよ・・・。これはただ単に俺の嫉妬だってこと。
でも、押さえ切れないんだよ。」
「瑛君・・・」
「俺自信、戸惑ってる・・・何でお前にだけこんな感情抱いてしまうんだろーって。
今まではどんなに好きになってもこんな感情湧いてこなかったのに。
もっと心の広い男だと思ってたのに・・・」
「・・・解ったよ、瑛君。
これからは、なるべく余計な無駄話はしないようにするから。」
「・・・いや、やっぱこれは、俺が悪いよな。呆れるだろ?」
「そんなことないよ。私も一緒だから。
いつも女の子に囲まれて、爽やかに受け答えしている瑛君見てるやっぱ辛いもん。
親衛隊もいるし。私の時と態度が全然違うから。
だから、解るよ、その気持ちは・・・私も気をつけるよ」
「お前もそんな風に思ってたのか・・・ハハハ、同じだったんだな。
俺も気をつけるよ。」
「うん。」
「・・・。」
「・・・。」
暫く沈黙が続き、お互いコーヒーに口をつけた。
「それから・・・今日のことだったな。」
「うん。」
「くるみのことに関しては、俺が悪い。ホント済まないって思ってる。
あいつ、ホワイトデーの日に店にきただろ?
あの時、コンサートのチケット買ってきて一緒に行こうって誘ってきたんだよ。
日にちが今日だったから、もちろん、俺は断った。
でも、お前も良く知ってるだろうけど、ちょとやそっとじゃ引き下がらないだろ、あいつ。
手に入れるのが大変だったんだ、とかこれはバレンタインのお返しに欲しいものだから
付き合ってもらわなきゃ困るとか言い出してさ…。」
「そうだったんだ…。」
「勝手に待ち合わせの場所と時間も決めてしまって・・・。
その話をしてるときにお前、通りかかったから。」
「そっか・・・それで今日のこと話してるのが耳に入ったんだね。」
「で、今日はさ、完全に無視してたんだけど。
ホントだぜ。それまで、メールや電話が何度かあったけどそれも無視だったし。
そうしたらあいつ、何故だか、お前との待ち合わせの場所に現れて、
どうしても行ってくれって・・・。
最初は、何とか大人しく対応してたんだけど
堪忍袋の緒が切れちまって、怒鳴ってしまったんだ。
そしたら、あいつ、捨て台詞残して行ってしまったんだ。」
「私が待ち合わせ場所が見えるところに来たとき
くるみさんが、瑛君の腕に自分の腕を絡めて楽しそうに話してたから…。
私、てっきり、ふたりは約束してるんだろーなーって思ったの。」
「ばか!そんなこと、あるわけないだろ!」
「そうなんだけど、あの時は・・・やっぱり二人が仲良さそうにみえて・・・。
前日もらったメールさえ、もしかしたら間違えて私に送っただけで
本当はくるみさんに送るつもりだったんじゃないか・・・って思えてきたの。」
「お前・・・ばっかだな。そんなことあるわけないだろ。
でも、この件は反省している。
俺がもっとくるみに対して毅然とした態度をとっていたら良かったんだよな…。」
「でも、瑛君はさ、学園の王子様でもあるから、あんまり無茶な態度取れないものね。」
「そうなんだけど、それのためにお前を傷つけたくない・・・」
「瑛君ありがとう。」
「今日は、その・・・お前にひどいことをしたと思ってる。ごめん。」
「そんな・・・もういいよ。よくわかったから。」
二人は再びコーヒーカップに口をつけた。
続く…
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