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清一郎は本編では、お笑い担当って言うか・・・
緊迫のストーリーの中のオアシス的存在だったな。
他のキャラ達が個性的すぎたこと。
そしてストーリーもハラハラだったり、緊迫感迫っていたり、
重かったり、涙、涙だったり・・・そんな中
普通にプレイできたと言うか、安心してプレイ出来たキャラなんです。
でも、このFDでは、あまりお笑い担当はしてなかったな・・・(笑)
凄く、真面目なストーリーでしたよ!
さつきの両親に結婚のお願いを済ませ、結婚間近という中
やはり、歌舞伎の世界に嫁ぐということで
務まるかどうか見極める為に1週間花嫁修業をするように
清一郎の母親に言われて、花嫁修行をするさつき。
でもやはり実際、清一郎の家で過ごすことになると
精神的にも、肉体的にも追い詰められて、マリッジブルーになってしまいます。
「私に務まるのか?清一郎さんと本当に結婚してもいいのか・・・?」と。
そんなさつきを何やかんやと理由を付けてちょっかいをかける清一郎。
一見、鬱陶しい行動も、よくよく考えると、
ひたすらさつきのことを心配しているからこそ起こる行為だと。
さつきも最初はそんな清一郎にイライラしてそっけなくあしらったりしてたけど
だんだん清一郎の本心がわかり、そして、清一郎と歩いていく決心をします。
清一郎の母親の真意もわかりここでやっていける確信をしたさつきは
清一郎との結婚を決意します。
こんなとっても真面目なストーリーだったの、今回の清一郎。
相変わらず、時々世間離れした言動をしてたけど
でも、さつきを「幸せにしてやるんだ!」と真剣でした。
そんなところが清ちゃんらしくて・・・(笑)
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【瑛君とののの物語】
《164回目》
街のあちこちがクリスマスの風景に変わり、
夜は色とりどりのイルミネーションで煌びやかに飾られる頃、
ののはベットにもたれて大きくひとつ伸びをした。
「ああーー、やっと出来た!」
手には、今、出来上がったばかりのエンジのマフラーが握られていた。
今日は、12月22日。
(良かった・・・何とか間に合った。)
出来上がったマフラーを両手に持って、裏表、上から下へとじっくりと網目の確認をした。
(うん!私にしては上出来!佐伯君、喜んでくれるかな?
でも、どうやってこれ渡そう・・・。
やっぱり、バイト終わってから、どっか誘おうかな・・・)
するとメールの受信を知らせる着メロが鳴った♪~♪~♪~
(あっ、くるみさんからだ・・・)
ののは、慌てて携帯電話をとり、メールを開いた。
「のの、こんばんは!
喜んで!瑛君、24日に会ってくれることになったんだ!念願の遊園地だよ!
オールナイトのクリスマスイルミネーションイベント見れるんだよ!
もう、私、嬉しくって、嬉しくって・・・。
大興奮で、メールしちゃった!
私、ここで絶対、瑛君の彼女の座を射止めるから、応援してね!
じゃーおやすみなさい!」
(えっ、何これ?本当なの???うそ・・・だよね・・・)
ののは携帯電話を握るしめて愕然としていた。
(佐伯君、OKしたの?24日・・・どーして?
自分で何とかするって言ってたから、あの後は私、くるみさんに
何を頼まれても、断ってきたのに・・・どーして?
これが、佐伯君が出した答えなのかな・・・)
ののは、出来上がったばかりのマフラーをしばらく放心状態で眺めていた。
(どーして?佐伯君・・・)
続く・・・
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