浅野さん、GOOD END 迎えました。
浅野さん、全く黒くなかったよ、むしろ一番真面目で正統派。
あの~今回は少し、真面目なお話をします。
お願いだから、皆さん、引かないでね~
あくまでも私個人の意見です。
『仕事で忙しく、ろくに家にも帰らない旦那さん慎一郎とのすれ違いの生活の中、
やがて心まで少しづつ離れていく。
旦那さんの慎一郎の仕事絡みで自宅に様々な嫌がらせがはじまり、
綾は怖くてしかたがない。
でも、慎一郎は「気にしすぎ」と取り合ってくれない。
一人で過ごすことが耐えられなくなっていく綾は、
「親友・慎一郎の大切な奥さん」として優しく接してくれる慎一郎の友人である浅野に頼っていく。
浅野は綾を心配して、慎一郎の出張が終わるまでならと
毎日マンションに通い綾を気遣い、恐怖や寂しさから救う。
次第に惹かれていく2人。
しかし浅野は、綾への想いが本気になっていくことを自覚し、
慎一郎を裏切ることは出来ないと綾に
「今日で最後にしよう」と別れを告げる。
綾は、ついに言ってしまう「今日が最後なら抱いて・・・」と。
結ばれたふたりは、お互いを必要としていることを自覚し、
もう引き返せないほど愛してしまっていることに気付く。
慎一郎が出張から帰り、全ての事実を知る。
慎一郎が浅野のマンションに乗りこんできて、
二人が対決。(話し合いで)
その後、綾と慎一郎が話し合い、別れることに。
慎一郎と話し合い、新居をあとにする綾をマンション前で待つ浅野。
2人で浅野のマンションに戻り、二人で生きていくことを誓う。』
これ、リアルにありそうな話だよね。
で、私、浅野さんルートをプレイして気付たことがある。
なぜ、「銀の冠碧の涙」をプレイするのが辛いのか?
多分、一番、身近にリアルにありそうな内容だから・・・何だと思う。
もちろん、私はFURINの経験はありません。
でも、身近で悩んでいる人がいたり、話を聞いたり、相談に乗ったり。
やっぱり独身時代のような恋愛話よりFURUNの話の方が、今の立場の自分には多いです。
そして、誰でも一度は結婚後、いけないと思いつつ、異性に惹かれ、
理性で抑えた経験は大なり小なりあると思います。
そんな、今の自分の状況下で、この話は、もしかしたらあり得る話かもしれないって思うから
プレイしていて辛くなるんではないかと・・・。
もし、次、自分が恋愛にのめりこむとしたら、やっぱりFURINといわれる状況になるから
あまりにリアル過ぎて、辛い。
どの、立場の人の気持ちも、わかりすぎるくらいわかるから辛い。
そして、現実的すぎて、「夢物語」と言えず、逃げ場がないから辛い・・・そんな気がします。
乙女ゲームに求めているもの・・・
それは、非現実の恋愛に自分を投影させること。
私はこれが一番だと思ってます。
だから、主人公になりきって、ストーリーにのめり込んで、感情移入し、泣き笑い感動をします。
でも、それは、おそらく、現実には絶対ありえないことという安心感があるんだと思います。
学園物は今さらもう学生になれるわけではないし、
歴史もの、お姫さまものも、絶対、そんな立場になることはありません。
だから、安心して主人公になりきって、のめり込めるんです。
「銀の冠碧の涙」も、最初の3人は、何とか非現実の世界にすることができるんです。
亮君みたいな素敵な後輩は、まずいないし、いても、年上の既婚女性をあそこまで純粋に愛し、
本気になり執着する青年はいないでしょう。
遊びや体の関係だけを目当てで近づいてくる青年はいるかも?!ですがね。
榛名君も・・・。
大体、オーケストラのチェロ奏者が宅配のバイトなんてしない(指・手は大事ですから・・・)し、
あれだけ人を惹き付ける魅力のある男性は、綾ではなくもっと違う人を選ぶでしょう。
宅配していて、一目惚れするほど、綾は魅力的な女性ではありません。
その辺がとっても嘘っぽい。
神尾さんみたいな、女性の扱いが上手なプレイボーイ的な男性。
やっぱり、知り合う機会がないだろうし、綾に執着する理由がわからない。
この3人は、どこかで「これはありえないよな・・・」って思える部分があるから、
まだ、逃げ道があり、プレイできました。
でも、浅野さんの場合は・・・やっぱりありうる話なんですよね。
だから、本当に辛かったです。
初めて、このゲームで号泣しましたよ。
これはもう、あまりに意思の弱い綾が一番悪いです。
浅野さんの立場だったら、こうなってしまってしょうが無いです。
そして、親友の慎一郎と綾に挟まれて凄く辛い思いをしている浅野さん、もう見ていられませんでした。
慎一郎も親友の浅野に裏切られた形なのに、綾や浅野は責めず、自分が悪いと引き下がります。
男同士の友情ってこうなんですよね。絶対、相手を責めません。
たとえ殴り合っても、最後は相手を責めることはしません。
これは、慎一郎も凄く辛かったと思います。
私、男同士の本物の友情は素晴らしいものだって思うんです。
凄く憧れます。
だから私はこれは絶対に守ってあげたいって思ってるんです。
だから、これを壊した綾を許せません!
人間、そんなに強い生き物ではありません。
そう言う意味では、綾が恐怖や寂しさに耐えられず、浅野にすがった気持ちはわかります。
でも、やっぱり、早い時期に終わりにするべきでした。
犠牲っていうか、傷つく人が多すぎる。
こうやって、現実に起こり得る話だから、辛いんだと・・・。
そう、気づいたルートでした。
あーマジでやってて辛かった・・・。
今回、書いたことは、私自信の意見です。
だから、変に思われる点や、理解してもらえないこともあると思います。
色々、考え方はあると思います。
そのひとつなんだな~こんな風に考えてる人もいるんだな~って思ってもらえればいいかなと・・・。
そうそう浅野さん、結構、声の感じが若ちゃん先生(ときメモGS2)とカブルの多くて、余計、辛かったです・・・。
さてさて、何とかここまでクリアーし最後、締め括りは、旦那さん、慎一郎です。
どうか、純愛で締めくくって欲しいと切に願います。
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