はぁ~やっと旦那さん・慎一郎に辿りつきました。
長かったなぁ・・・。
やっと、このゲームを始めて、安心してプレイできました。
慎一郎と綾のラブラブ純愛物語を体験できました。
慎一郎さん・・・う~ん、「すごく好き!」にはなれなかったけど。
私が率直に思ったのは
『何て不器用な人』 です。
慎一郎さん、本当に綾のこと、一筋で愛しています。
でも、それを綾に伝える方法が間違ってた、知らなかったのかな?
この二人を見てると、「言葉で伝えること」の大切さを実感します。
「言わなくてもわかってくれる」・・・これは確かに憧れます。
でも、こうなるには、やはり、言葉で伝えあうと言う段階をふんで何年かかけて
「言わなくてもわかってくれる」関係を築いていくのだと思う。
慎一郎は色々話して綾に心配や恐怖を与えるより、何も話さない方が彼女が安心して生活できる。
仕事の愚痴や弱い自分を見せることで綾に愛想を尽かされるのが怖かった。
彼女が寂しいと言わない限り大丈夫だろうと綾の強さを過信している・・・こんな考えだったように思う。
一方、綾は
理由が全くわからない心配や恐怖にだた怯える生活
仕事の愚痴でもなんでもいい、感情をだして、弱い部分もみせてほしい。
じゃないと自分が信用されてない、必要とされてないと思う。
「寂しい」って言いたいけど言っても仕方がない、仕事の邪魔をしたくない。・・・こんな感じでしょうか。
こんなに、考え方がすれ違ってるのに、何もいわないでお互い理解するなんて無理でしょ。
でも、このルートでは、話あう方向にいきました。
一番のポイントは、やっぱり綾の行動。
他の男性に縋りたいところを、ぐっと我慢してひたすら慎一郎と接触できるのを待ちます。
綾、やれば出来るんだ、それくらいの理性と強さは持ってたんだ・・・って思った。
あと、一番大きなきっかけは、慎一郎の交通事故だけど。
これは、M&Aの仕事で、慎一郎が敵対している企業との交渉を早く終わらせたくて
わざと挑発をして、相手企業の会長に慎一郎を車で跳ねさせたわけ。
「俺が跳ねられることで、3か月かかるとこ3日で終わらせられたんだ。
これ以上、長引いて、君と離れて生活するのが嫌で・・・」ってそんな理由なの。
お前はアホか!!それで死んだら元も子もないんだぞ!
このくだりはさすがに綾も平手打ちくらわせて怒ってたけど。
こんなアホなこと、まともにやってしまうぐらい不器用なんです、慎一郎。
そして、こんなに愛してるんです綾のこと。
ちょっと、説明してあげれば済むことなのにね・・・。
盗聴器の絡みで、家で話せないなら、綾の勤めるホテルでもどこでも、1日場所を変えて
話してあげれば済みことだったのにね。
慎一郎が事故で意識が戻らない間に浅野さんに問い詰めて、仕事の事情を全て知った綾は
それだけで、今までの訳のわからない不安や心配や恐怖からは解放されました。
そして、慎一郎の本心や弱さや不器用さを知って、「信じていこう」と決心します。
意識が戻ってからは、二人が理解しあう過程の話があって、婚姻届を出してハッピーエンド。
やっと安心でしました。よかった、よかった。
さて、5人攻略したところで、でました!!変態ルート!!(し・失礼!鬼畜でした・・・。)
という訳で、次はいよいよスーパー妄想タイムかな?
ここに書けないかもしれないから、その時はごめんね!!
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【瑛君とののの物語】
《34回目》
その時、珊瑚礁の電話が鳴った。
「はい、喫茶・喫茶珊瑚礁でございます。」
「あ・あの、私、ののです。」
「お前、何やってるんだよ!遅刻だろ!今頃電話してきて!」
「ご・ごめんなさい。でも、あの・・・」
「いいから、早く来い!忙しいんだよ!わかったか!」ツーツーツー。
こちらが答える暇もなく、電話が切れてしまった。
「こら、瑛。お前はまた女の子にそんな口の聞き方して」
「いいんだよ!あいつ、たるんでるんだよ!」
「こら、瑛・・・」
佐伯君は言い捨てると、空いたテーブルのカップを片付けに行った。
(何で私、こんなに怒られてしまうわけ?)
休ませて欲しいと電話で用件を伝えることも出来ず、重い気持ちを引きずったまま、珊瑚礁の扉を開けた。
カラン、カラン。
「おはようございます!遅れてすみません!」
(それでも出来る限り明るく言った・・・つもり)
するとマスターが穏やかに答えてくれた。
「おはよう。お嬢さん。おやっ?昨日は寝れなかったのかな?おめめがウサギさんだね。」
「あっ、はい、ちょっと考えごとをしてまして・・・」
すると奥から佐伯君の声がした。
「遅いよ!遅刻だぞ!今度こんなことしたらクビだぞ!」
「こら、瑛。お前もいい加減にしなさい。」
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【瑛君とののの物語】
《35回目》
「ごめんなさい。」ののはそう言って、奥で着替えて洗い物に取り掛かった。
ガシャーン!!
(あっ、落としちゃった・・・)
「す・すみません!!」
「お嬢さん、大丈夫かい?怪我はないかい?」マスターが優しく問いかけてくれた。
「私は大丈夫です。すぐに片付けます!」
「君はいいよ、手を怪我したら大変だからね!瑛、瑛、割れたカップの片付けをしなさい」
「何で、俺なんだよ?」
「ごめんね、佐伯君・・・。」
「全く・・・お前、なにやってんだよ!やる気ないならもう帰れ!!」
「そんな言い方しなくても・・・。」
「昨日のこと考えて、浮かれてるんじゃないか?」
「ひ・ひどい!そんなんじゃないもん!」
我慢していた涙が、頬を伝って流れ落ちた。
「ちょ・ちょと、お前、何も泣かなくても・・・」
私は思わず、大声を上げて珊瑚礁を飛び出した。
(ひどいよ。佐伯君・・・。昨日のことは確かに考えてたけど、佐伯君のことだよ。)
(あいつ、何で泣いてるんだ?俺、そんなにきつい事言ったか?)
(てか、何で俺、あいつ見てこんなにイライラしてるんだ?)
・・・続く
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