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「薄桜鬼」の締めくくりは、PSPにおまけみたいについていた
『薄桜鬼遺聞戦友絵巻』を少しご紹介しま~す!
【土方歳三】
夜、部屋で、仕事をしているところに
近藤局長が尋ねてきて、そのやりとりを土方さん目線で語られてます。
平たく言うと、部屋に尋ねてこられて
「早くやらなきゃいけない仕事があるのに、こんな時に尋ねてきて。
まぁしょうがない、近藤さんなら仕方ないか~」って感じで土方さんが付き合ってるんだけど。
最初、部屋に入るところから、土方さんの心情が細かく書かれてて面白かったです。
しかし、土方さんって、ホント、心底、近藤さんのこと好きなのねwww
男と女だったら良かったのにね~って思ってしまいました。
途中から沖田さんも加わるのだけど
この沖田さんが、沖田さんらしい言動で、何か笑ってしまいました。
怖いもの知らずというか、この二人を前にしても全く動じないというか・・・。
逆に、2人をからかえるところが凄い・・・らしいですねwww
試衛館時代からの仲間とは、ホント、仲がいいですね。
【風間千景】
これは新選組と出会う前の話かな。
最初、雨霧さんと二人で、お酒を酌み交わして話ししてるのだけど
嫁選びのこととと、人間界の話。
嫁選びについては、こんなに真剣に(?)に探してたのね・・・って。
雨霧さんは、千姫を嫁候補にこの頃から押してて。
でも、風間さん、鬼の姫として英才教育をうけてきてるだろうから
そんな奴は嫌だとか言ってて。
相変わらず我侭なんだけど、理想の嫁像があったなんてちょっとびっくり。
「鬼」の血筋を守るなら、それにふさわしい相手なら誰でもいいのかな~って思ってたから。
女鬼は少ないから、理想の相手がずっと見つからなかったみたいですねwww
あと、金と権力に目が眩んでいる人間界にほとほと嫌気がさしてて
でもそんなことには無縁の「武士」にすごく興味を持っていて、
「武士が存在するなら会ってみたい」って言ってました。
こんなに、武士に興味があったなんてね。
だから、新選組にあんなに惹かれたんだね~って納得。
途中で不知火さんが加わって、武士の話をしてたんだけど
不知火さんの大事に思ってた人が、長州藩の高杉晋作だって初めて知ったわwww
【藤堂平助】
平助君の話は可愛かったな~
千鶴ちゃんのことが気になりだして、
彼女が元気がなさそうなので、何とかして元気付けてあげたいと
あれこれ考えて、実行しようとするのだけど・・・。
声をかけようと思ってたら、近藤さんが彼女に
「みかんを食べないか」と近づいていく。
それをみて、彼女が喜びそうなことを考えようとする。
まず、考えたのが千鶴の大切な小太刀をピカピカに磨いてあげようと。
道具を持って千鶴のところに行こうとした時
斉藤さんが現れて、「道具を返せ!」って言われて。
(どうも、刀を磨く道具が斉藤さんから借りてたものらしい・・・)
「もうちょっと貸しといて」って頼んでも、
「直ぐ使うからだめ」と言われる。
渋々返すと、斉藤さん、そのままそれを持って千鶴のところへ行って
小太刀を磨いてあげるんです。
その光景を見ていた平助君、肩を落とす・・・ドンマイ!
で、次、とりあえず、声をかけようと、試みようとしたところ
今度は山崎さんが千鶴に話しかける。
松本先生からもらった薬を確認してほしいと。
彼女の為に俺は何ができるのだろうと自問する平助君・・・ドンマイ!
さて、今度こそ、声をかけようとした瞬間
横から沖田さんが、千鶴に声をかける。
「千鶴ちゃん、一緒に巡察に行こうよ!」って。
「土方さんにみつかってもうまいこと言いくるめるから大丈夫だよ!」って
二の足を踏んでいる千鶴をかなり強引に連れ出していきます。
その光景を見ていた平助君、がっくりと肩を落とす・・・ドンマイ!
今度は巡察から戻ってきたら、
「愚痴ぐらいはいつでもきいてやる」って話そうと心に決める。
巡察から帰ってきた彼女は、今度は、勝手に出かけた総司を怒る土方さんに捕まる。
でも、土方さん、千鶴のことは怒らず
「いいか、話ぐらいならいつでも聞いてやるから」と優しい声で話している。
あの鬼副長が破格の優しさを見せている。
自分の無力さに絶望しる平助君・・・ドンマイ!
で、困って、とうとう、佐之さんに相談することに。
「落ち込んでる女の子を元気つけるには、どうしたらいいかな?」って。
左之さんの相談してるのに、新八さんがしゃしゃり出てきたりして
ここの会話も面白かったです。
で、さすが左之さん「女の子なら簪をあげたら」とアドバイス。
それを聞いて、早速、簪を買いにでかけて、千鶴に渡そうと部屋にいくのだけど。
先客がいて・・・それがなんと山南さん!
よりによって、簪をプレゼントしてました。
「いつか君が本来の姿になれた時に使ってほしい」と。
それを見ていた平助君、負けたと思った・・・ドンマイ!
それでも
「大切だからこそ気持ちは伝えられないけど
あの小さな簪をいつか、こいつの髪にさしてやりたいと思った」
がんばれ!平助君!!
【原田左之助】
桜が8分咲きになっているのを見つけて、
試衛館時代は、この時期、毎日、花見していたことを思い出して
それとなく、昔からの仲間に、花見のことを話題にするのだけど
話に乗ってくる人がいなくて少し寂しく思っている。
そんな時、何故か、土方さんに呼び出されて。
部屋をたずねてみると、徳利を渡されて。
「自分は忙しいからできないけど、お前らで花見でもしろ!」って内容のことを
原田さんに言います。
嬉しくなった原田さん、一人夜桜見物に。
そこに、千鶴が現れて、二人で夜桜見物をします。
試衛館時代がとても楽しかったんだな~ってことと
やっぱ、この何とも不器用な優しさの土方さんが、何とも言えないwww
【斉藤一】
道場での朝稽古の話でした。
いつも皆より、少し早めに道場行って、まず正座して精神統一するのが斎藤さんの日課。
やっぱり、とっても斉藤さんらしいwww
ある日、いつものように精神統一していると
騒がしい3人組の足跡が近づいてくる。
そう、佐之さん、新八さん、平助君の3人組。
新八さんが、空気も読まずに斉藤さんに声をかけてしまって
その反応が「怒ってる」と取られた斉藤さん。
別に怒ってるわけでもないし、新八さんは先輩だからということで
「怒ってるわけではない」と弁解する斉藤さん。
これも、彼らしい行動ですwww
そこへ、外から千鶴の声が聞こえてきたと思ったら、
近藤さんと千鶴が道場に入ってきて、近藤さんが千鶴に道場の案内をするように
斉藤さんにいいます。
近藤さんの頼みだからということで、案内を引き受けるのだけど
説明上手な斉藤さん、色々詳しく教えています。
特に、「やっぱり凄いな~」って思ったのは、各隊士の剣術の長所、短所を把握しているところ。
そして、見取り稽古は基本を卸かにしない新八が良いだの、
稽古をつけてもらうなら人に合わせるのが得意な左之さんがいいだのと提案してくれます。
さすが。斉藤さん・・・。
そこへ、近藤さんが、戻ってきて、総司にもらった焼き栗を
自分は出かけるので二人で温かいうちに食べろと渡します。
総司と平助が騒々しい稽古を始めたところに、土方さんがやってきて
総司が勝手に部屋から抜け出して来ていたので、
「薬飲んでねてろ!」と一喝します。
それでも、総司は土方さんに減らず口叩いてたけどwww
(全然堪えてないのよね・・・沖田さんはwww)
道場が騒がしくなるのがわかる斉藤さんは、千鶴を誘って外にでて
焼き栗を食べだします。
外にでると、雪が降ってきて、雪の話を少しします。
そして
「彼女が浮かべた感情を、俺は不意に可愛らしいと思った」 」だって。
やっぱり、斉藤さん、少しづつだけど、千鶴のこと好きになってたんだね。
本編で中々、自分の気持ちを見せてくれなかったから
いつ頃から、好きになったのかな~って凄く気になってたんです。
やっぱり、最初の頃から、じわじわだったんですねwwww
【沖田総司】
沖田さんが子供たちを遊んでいるところに
山崎さんがやってきて、土方さんが呼んでるから戻るように言います。
子供たちとの遊びを切り上げて、土方さんのところへ行くと
山へ行くように言われます。
そんな遠回しな命令には従えないと、
沖田さんは、もちろん土方さんに質問攻めです。
すると近藤さんが
「千鶴に紅葉を見せてやってくれ。総司に任せれば大丈夫だろう」と言ったとのこと。
やっと納得した、沖田さんは千鶴を連れて、紅葉狩りに出かけます。
山に登ると、思いの他美しい景色を堪能したりしていたのだけど
突然、「ここから落ちたらどうなるんだろ?」と千鶴に話すと
「追えないから困ります。」という、意外な返答に
おかしくも、愛おしく感じる沖田さんでした。
子供たちと遊ぶの好きなんですよね。沖田さん。
だから、前半は、彼らしいな~って。
後半は、やはり、知らず知らずのうちに
自分の病気に恐怖を感じているのかな~って思った。
全然、平気そうに振舞ってるけど、やっぱり、不安で怖いのだろうな・・・と。
そんな沖田さんを垣間見ると、ますます傍にいたいな~って思ってしまうwww
でーーー前回の日記答え・・・私が誰に落ちたのか・・・
ごめんなさい!やっぱりまだ決められな~い!
ふたりのうちどちらかなんだけどね・・・
こっちって思うと、うーーんやっぱりこっちかな~ってwww(優柔不断なんだな~www)
だって、全く正反対なふたりだからねwww
それで、8月にPSP版に移植される「薄桜鬼 随想録」をプレイして
どちらにするか決めることに・・・。
(でも、随想録やったら、全く別の人が1番にきたりしてねwww)
ってことで、取りあえず、現時点での順番は・・・
沖田さん=斎藤さん>原田さん>土方さん>風間さん=平助君
あーー新八さんも、攻略キャラじゃないけど好きだよ~www
これで一旦、「薄桜鬼」ネタは終わりです。
お付き合いありがとうございました!
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【瑛君とののの物語】
《237回目》
彩は、ケーキを食べていた手を止めて、一息つくといつに無く真剣な眼差しで佐伯をみた。
「佐伯君にどうしても受けて欲しいお願いがあるのよ。
もう一度、例のブランドのモデル、やってもらえないかしら?
あなたの要望は出来るだけ受け入れるつもりだから・・・」
佐伯は予想外の話の内容に驚いた表情をみせていた。
佐伯も話の内容を飲み込むのに少し時間がかかったのか、一息ついてから言葉を発した。
「彩さん、俺、モデルの話は・・・」
そう言いかけた佐伯の言葉を彩が遮った。
「そう、何度も断られてるのも承知してるの。
それでもどうして、あなたじゃなきゃ駄目なのよ。
あのブランドは、コツコツと実績を上げてきて、今が一番大事な時。
ここで、上がるか下がるかがポイントになるのよ。
その為に、あなたの力を貸して欲しいの。
あなたの意思が固いのも分かってる。でも・・・何とか助けて欲しいの。
いいえ、助けて欲しいのは正直な気持ちだけど、あなたの力で、このブランドを育てて欲しいの。
こんなチャンス、やっぱりないと思うんだ。
モデルなんて、世の中に一杯いるけど、ブランドの浮沈を左右する仕事に就けるなんて、
モデルを仕事にしている人でも一生に1回あるかないかなんだから・・・」
佐伯は、即答断るつもりだったが、彩の言葉を自分の中で考えていた。
自分の力でブランドの浮沈を左右できるなんて、やはり男としては魅力的な話だった。
(俺にそんな力があるんだろうか・・・)
そんな佐伯の心の中を読み取ったように彩は続けた。
「今、返事はしなくていいわ。一度、真剣に考えてみて。
さっきも言ったとおり、あなたが現役の学生で、こうやってお店を手伝ってることも
考慮して、出来る限り負担にならないように配慮する。
モデル仕事を進める過程であなたの意見は無駄にせず検討する。
だから、お願い、よく考えてみて。」
「わかりました。一度よく考えさせていただきます。」
「ええ、お願いね。」
その後もしばらく、先ほど彩に出されたホワイトデー限定ケーキの話など
二人の会話は続いていた。
ののは、その様子を厨房の片付けをしながら伺っていた。
(いつもなら、話なんかしないで、コーヒー出したらすぐに戻ってくるのに
何で、今日はあんなに話込んでるんだろう?)
ののは佐伯と彩のやり取りを見ながら、自分の心の中がざわついてくるのを感じていた。
(それに、いつもはそんな笑顔で話さないのに、どうして今日は
そんな素敵な笑顔を彩さんに向けているの?)
ののは自分の考えていることが、いいのか悪いのか解らなくなってきた。
恐らくただのヤキモチだとは自覚があるけれど
この感情を持つことが正常な感覚なのかどうか戸惑っていた。
そして、この感情を自分の中に収めることが出来ずに持て余していることに
苛立ちを感じていた。
(駄目駄目!瑛君は仕事をしているだけ!お話するのも、笑顔を向けるのも
しょうがないことなんだから・・・
でも・・・いつもしていることとは違うのは、何故?
あーー駄目だ、考えが混乱してきちゃった・・・)
ののは、現実逃避するかのように佐伯と彩から目を逸らすと、まるで自分に言い聞かせようと
声に出して呟いた。
「さて、仕事!仕事!仕事がんばろーっと!」
続く・・・
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