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先日、「薄桜鬼」をフルコンプして、次何しようか?と悩みに悩んで・・・
これにしました!www
候補は他にもあったんです。
今、無性にプレイしてみたい「リアルロデ」
乙女ゲーム仲間数人の一押し「三国恋戦記 ~オトメの兵法!」
でもね、24日には、待ちに待った「ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story」が発売だから
どれをプレイしても中途半端になってしまう。
ってことで、がっつり取り組みたいものは避けて
一人一人ストーリーが独立してそうな「ツンデレ★S乙女」にしました。
このゲームには、私の好き声優さんトップスリーの一人がご出演してるので
もう、最初に攻略しようとプレイを開始したものの
皇帝さん、このゲームではいつもの「S」クールキャラじゃなくて
ちょっと笑えるキャラなんです。
「イメージ崩れるーーー!!」と思いながらも、暫くすると、
「これはこれでいいな~」って。
で、ゲームを進めていったのだけど、途中で、逸馬が凄ーく気になってきて。
途中で、攻略キャラ変更してしまいましたwww
だって、私、気になったら、行かなきゃ気が済まないからwww
ってことで、1番目の攻略キャラは逸馬君!
このお話は、高校時代、付き合っていた彼が、実はかなりのプレイボーイで
主人公:いおりは騙されて弄ばれて捨てられた。
そのことがトラウマとなってしまったいおりは、奇麗になって見返してやろうと、
整形手術をうけ、ダイエットをして誰もが認める美人に変身する。
そして、勉強も頑張って私立の名門大学へ入学。
その大学には、「スリーS同好会」という全校女子が憧れる美男子が揃う同好会がある。
しかし、今まで入会できた女子がいないというかなりの難関同好会。
いおりは、ステータス獲得のために入会試験を受け見事合格。
そして、スリーS同好会のイケメン会員3名とその顧問の先生。
さらには、入学当初知り合った同級生、大学の学長である神父。
さて、いおりは誰と自分の恋を成就させるのか。
逸馬君は、実は、高校時代のいおりの同級生で
素性を隠して、お笑い芸人もやっている。
好き声優さんキャラを差し置いて、どーして逸馬君に?だけど・・・。
だって、逸馬君ったら、高校時代の地味で目立たないぽちゃりいおりのことが
ずーーと好きで、ずっと見守ってて、大学入ってからも
何かと、いおりのこと気に掛けていて。
でも、素直じゃないから、いおりの前ではツンツンして。
好きなんです、この手のキャラ、私www
そして、この「ずっと見守ってましたー」って設定も大好物www
なので、途中で攻略キャラ変更になった訳です。
恋愛模様は・・・。
大学と同好会での出来事での係わりを通して
だんだん、攻略キャラと親密になっていくのだけど、
さすが美蕾作品、ENDの数がやはり多くて・・・
今回も、みんなで50近くあるようです。
簡単に紹介すると・・・。
話をすすめていくと、マップで会話する相手を選ぶようになって
キャラ選択と、会話の選択によって
「Sルート」「Mルート」「Pureルート」「Fever ルート」「VS ルート」に別れます。
あと、最初の方の選択肢の選び方によってマップを通らないルートがあって
「過去ルート」って呼ばれているみたいです。
「Sルート」は主人公が攻略キャラに対して「S」になるんだけど、
逸馬君の場合は、ちょっと強気にでるこの「S」ルートが良かったかなって思います。
もともと逸馬君、ツンデレなので、「S」で対応した方が、何だか可愛いんですwww
「Mルート」は主人公が攻略キャラに対して「M」になるんだけど
このルートは逸馬君のツンデレ炸裂って感じでした。
「Pureルート」は主人公の対応が「S」と「M」が混ざった感じです。
このルートが一番END数が多かったかな?
それに、何故が、やたら嫉妬ネタ(攻略キャラが嫉妬していおりを責めるんです)が
多かったように思う。
鬼畜ルートか?なんて思わせる場面もwww
「Fever ルート」は、S、M、Pureのゲージを表示通り集めると発生するルートで
一番幸せなENDになってるのかな?って思います。
だって、逸馬といおりが結婚して、子供が生まれて、3人の幸せそうな
日常のいち風景が絵が描かれてたもの。
そしてENDに流れる曲も違ってたしねwww
ホント、幸せそうだったな・・・。
「VS ルート」はマップで攻略キャラと対抗馬のキャラを交互に選ぶと発生するのだけど。
「VS」だから、てっきり、2人のキャラがいおりを取り合うのかと思いきや
攻略キャラから最後にいおりが三行半をもらうってルートでしたねwww
そして・・・美蕾さん恒例の泣きルートが今回も健在でしたねwww
「過去ルート」がそうでした。
やっぱり、あったんだ、泣きルートが。
大体、あり得ない設定なんだけど、今回も、いおりが不思議な力を持っていて
過去に戻って7日間だけ生活できるって設定。
ありえないんだけど、泣けるんですwww
過去に戻って、高校時代の逸馬に出会う。
そして、当時、お笑芸人の道を進むことに限界を感じていた逸馬は
お笑芸人の道を諦めようとします。
ここで、いおりが過去に手出しをするかどうかでENDも別れて・・・。
過去から現在に戻った時、逸馬がいない・・・ENDの方は、もう
やりきれなくて、号泣してしまいました。
でも、いる方は、美蕾さんらしく感動的なストーリーに仕上がってるので
もう「あーそうだったのね・・・」の連発で、こちらも号泣です。
特に、逸馬が未来のいおりに会って、苦し紛れの嘘をつかれて別れたことを覚えていて
そして、未来のいおりを現在にみつけてずっと見守っていたこと。
すっと好きだったこと。
もう、感動ものでした!
逸馬は高校時代の整形前のいおりも好きだったけど、未来から来てそして7日間だけ
一緒に過ごしたいおりのことも、ずっと忘れずに好きだった・・・。
もう、どんだけいおりが好きなんだ、この男は!www
凄く純情な逸馬の恋心に感動しました。
結構、お笑要素の入った、明るいストーリーのゲームなのかな?って思ったのだけど
どうも各キャラ、泣きルートがあるようで
どんな風に泣かせてくれるのか・・・楽しみになってきました。
それでは、次こそはお目当てキャラの誉君に行きたいと思います。
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【瑛君とののの物語】
《238回目》
ののは、わざと、厨房の隅に行って、ふたりの姿がみえないところで
食器類のチェックを始めた。
暫くすると、彩との話が終わった佐伯が厨房に戻ってきた。
佐伯とののの間には、どよんと重い空気が流れていた。
お互い何か言いたげなのだが、口を閉ざしてしまっていた。
ののがチェックした食器を置く音だけが、やけに鮮明な響を発していた。
(私、何で、聞けないんだろう?彩さんと何を話てたの?って・・・
別に気軽に聞いちゃえばいいのに・・・どーして?)
無言のまま時間が過ぎていった。
ののは食器類のチェックを終えると必然的に佐伯に話かけた。
「あの、瑛君・・・食器のチェック終わったけど、次、何をしようか?」
「ああ、そーだな・・・。ここはもう特にないから
店のほうでマスターに聞いてくれるか?」
「はい・・・」
普通の何気ない会話だったが、ののは何だか自分が必要のない人に扱われたようで
少し寂しい気分になっていた。
ののがカウンターにいるマスターに話しかけた時
お店の扉が勢いよく開いた。
「カランカラン」
そして元気の良い声はどこかで聞いたことのあるものだった。
「こんにちは!」
ののは、その声の持ち主をみて、ドキッとした。
(くるみさん・・・)
しかし、手を止めるわけにはいかないので、
トレーにお水とお絞りを載せて、くるみが座った席に足を運んだ。
「いらっしゃいませ・・・」
ののはくるみの前にそっとお水を置いた。
くるみは自分の前に置かれた手をなぞるように
視線を下から上に走らせののの目で止めた。
「あらーののったら。まだここで働いてたの?」
「はい、そうですよ。」
「ふーん、あなたって、鈍感な上に図々しかったのね。
まぁ、いいわ。ところで瑛君いる?」
「いますけど、今は奥で仕事やってます。」
「そう、じゃーここへ呼んできて。」
「それは、困ります。御用でしたら、私が代わってお伺いします。」
「ふふ、あんたも言うようになったわね。
でも、あなたに用は無いのよ。瑛君に話があるの。」
「ですから、申し訳ありませんが、今、彼は手が離せませんので、代わってお伺いします!」
「あなた、日本語わからないの?瑛君を呼んできて!
私はお客なのよ。ちゃんとお客さんの言う事、聞きなさいよ!」
くるみとののの声がどんどん大きくなってきて、周りのお客さんの注目を浴びているのも
気付かずに、ふたりは押し問答を繰り返している。
すると、ののは左肩をぽんぽんと叩かれた。
「のの、お前、もういいから、また奥の仕事やってきてくれ。」
ののは声が聞こえる方を振り返る。
すると佐伯が、少し不機嫌そうな顔をして立っていた。
続く・・・
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