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斎藤さんには苦労させられました~
私、乙ゲー仲間さんに
「もう、プレイ続けられない・・・」って凹みメールしたから
わかる人ならわかるよね・・・わたしの苦戦www
そうなんですよ~
あまりに辛くて、途中でプレイできなくなって暫く放置しました。
風間さんにめった切りにされて若変水飲んで羅刹の道を選んでしまったシーンでした。
でも、みんなに励まされ、私も、覚悟を決めてプレイ再開。
何とか、ENDまで辿り着けましたよ。
さて、斎藤一という人を語るのは難しいんだけど・・・。
こんなに不器用な生き方をする人っているんだな・・・って。
それを、どう捉えるかは、人それぞれだけど。
私は、好きですよ、斎藤さんの生き方。
好き、というより尊敬してしまいますよ。
こんなに自分の信念をしっかり定めて、それに沿った生き方をしてる人。
やっぱり凄いです。
世間の様々な誘惑に負けることなんてないんだろーなーwww
誘惑に負けってばっかりの私、自分の信念を決められない私にとっては
斎藤さんは、雲の上の存在のような人ですね。
斎藤さんの信念=「武士でありたい」という思いは並々ではなかったですね。
始終、話の背景にあって。
そして、武士として迎えてくれた新選組と言う組織と仲間を大切にしていて
それを守るためには、命をかけていて。
終盤、土方さんと袂を分かつ場面は、私も最初「何故?」って思ったのだけど
結局、斎藤さんの「武士道」を貫きたかった・・・ってことですよね。
あそこで、初めて、土方さんとは考えが別れたのかな。
あの場面でも自分の信念を貫き通した斎藤さん、素敵だったな。
もちろん、土方さんの考えも斎藤さんの考えもどちらが正しい、間違ってるわけではなく
もう、それぞれがどう考えるかだと思うから。
私は、斎藤さんの胸の内をきいて、納得できた。
そして、彼の「武士道」を進んで欲しいって思った。
もうね、斎藤さんの場合は
そばでみていられるだけでいいです。
「武士でありたい」という信念に沿った生き方は
とっても不器用な生き方だけど、それに向かって進んでる
彼の姿を見つめて、そばで応援できれば本望です・・・って思ってしまいました。
何だか、凄く真面目なこと書いてしまってるんだけど。
それぐらい、斎藤さんの生き方には感銘を受けたんです。
もう、ただ、そばでずっと見ていたい、最後の瞬間まで
彼の、生き様を見ていたいって思ったんです。
これが、斎藤さんをプレイした感想なんです。
乙女ゲームなので、恋愛という側面をみてみると・・・
斎藤さんは・・・気持ちの変化が全くわかりませんwww
これが、正直な感想。
未だに、いつから千鶴のこと好きになったのか、とか読みとるのが難しい。
千鶴を守って羅刹になったころは、まだ「好き」という感情からではなく
やはり、新撰組の任務だからだったと思う。
じゃーどこからかな?
やっぱり、千鶴の心からの訴えをきいてキスしたところかな。
あそこで、何かを決意したのは確かだよね。
自分の意思で彼女を守るって公言してたから。
じゃー羅刹になって千鶴の耳たぶを啜っていた時はどーなんだろ?
吸血目的でなく啜っていた自分に驚いてるシーンがあったけど
あれは、あの時点で、愛情とか持ってたのかな?
ただの衝動だけだったのかな?
新選組の命令で「彼女を守る」という大義名分があるから
余計わかりづらかったんですよ、その辺が。
斎藤さん自身も大義名分にかこつけて、自分の気持ちに気付かない
または、気付かないふりをしてたって部分もあるんじゃないかな。
ってことで、恋愛って面では、結局よくわあらないまま、ENDを迎えた感じです。
でも、あのキスから変わったのは確かだから
それからは、やっぱり「恋愛」という面からも幸せな気持ちになりました。
終章の雪を一緒に見る場面・・・。
もうね、全然甘くないんだけど、凄く幸せ感じてしまってwww
名前呼ぶまで拗ねてたり、迎えに来て欲しかったとか。
お前と一緒に雪が見たかったとか。
もう、キュンキュンですwww
甘甘ですよ・・・気分はねwww
それまでが、お互いじわじわと亀ペースで育んできた愛情だから
あのふたりは、このあとどんどん加速をつけて甘―くなっていくと思うんです。
それは、あの雪をみあげる斎藤さんをみててば解ります。
だから、その後を妄想するだけで、もうキュンキュンでした。
あと、死ENDは自分が死ぬストーリーだったから大丈夫でした。
それから、風間さん。
マジで憎らしかったです。
先に、攻略しておいてよかったかもwww
今ちょっと大嫌いなんだよ!!ってねwww
それに引き換え、雨霧さん、いい人だよね~
斎藤さんの生き方、認めて、尊重してくれたもの。
このふたりは、敵、見方を超えて、何か通じるものができたんきゃないかと思います。
すみません、斎藤さん、何て言っていいかわからなくて
上手く感想が書けませんでした。
ただ、何度も言いますが
傍で、ずっと彼の生き様を見届けたい・・・もう、これだけです。
あともうひとつwww
実は、私、斎藤さんの声の方が苦手でwww
それで、斎藤さはないかも~って懸念してたのだけど、全然OKでした~www
なんでだろーーー?
それだけ、キャラに惚れこんだのか?
ぼそぼそじゃべりだったからか?
でも、後半は一杯しゃべってたよね。
うーーん、キャラで声もカバーしちゃったのかなwww
ご心配をおかけしてました皆さん、声、大丈夫でしたよ!!www
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【瑛君とののの物語】
《235回目》
大きな背中を見送ったののは、やはり頭が混乱していた。
しばらく、その場に立っていたが、左手にはめている時計の針が目に入り
何かを思い出したようにまた歩き出した。
「いけない!もうこんな時間・・・早く帰ってバイト行く準備しなきゃ・・・」
その間も、ののは今朝から自分の身に起こった出来事を
ひとつづつ思い出していた。
「私、何か、いけないことしたのかな?
あんなに瑛君の機嫌を損ねること・・・」
いくら考えても心当たりに辿り着けない。
(しょーがない、今日バイトで瑛君と話せたら話してみよう・・・)
ののは、もう一度時計をみると少しスピードを上げて歩き出した。
ののは帰宅するといつもの通りにバイトの時間まで宿題を片付けようと
机に向かってした。
しかし、やはり、佐伯の行動の意味がわからず考え込んでしまい、
教科書とノートを机に広げたまま、深く溜息をつくばかりだった。
しばらくそんな時間が流れ、携帯のアラーム音でバイトに
出かける時間になったことに気付いた。
「あれっ?もうこんな時間・・・何にもできてないや・・・」
ののは、机の上のノートを眺めてまたひとつ大きな溜息をついた。
そして、出かける準備をすると、階段を下りて玄関に向かい
「珊瑚礁」に向かって歩き始めた。
3月の穏やかなこの季節。
海岸通り沿いのこの道は、とても気持ちが良い。
いつもならば、少しまだ冷たいが爽やかな海風を肌に感じながら
気持ちよく歩けるこの道も、今日のののには、何故かとても長い道に感じられた。
店の前までやってくると、またひとつ大きな溜息をつい扉を開けた。
(駄目だ、ちゃんと、いつものように元気良く、挨拶しなきゃ!)
「おはようございます!」
何とか、平静を取り戻したののは、マスターに挨拶をして店の奥に足を運ぶ。
厨房にいる佐伯の横を通り抜ける。
「おはよう・・・瑛君。」
「おはよう・・・」
いつもと変わらない挨拶なのに、何故か空気が重たく感じる。
その重い空気に包まれているように感じられて、逃げるようにののは
さっさと、着替えるために、佐伯の横を通り抜けたのだった。
(なんだよ、あいつ・・・いつもだったら、「今日も不機嫌そうだね~」とか言ってくるのに・・・)
ののは着替えを終えて、仕事を始めた。
今日は、特に忙しいでもなく、いつものように比較的穏やかに時間が流れている。
マスターは相変わらず、カウンターに座って常連さんたちと談笑をしている。
そんな穏やかな時間に、店の扉を開ける音が割り込んできた。
「カラン、カラン」
「こんにちは!」
明るい声と同時に、きびきびとした足取りで品の良い女性が入ってきた。
(あっ・・・彩さん。)
続く・・・
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