【2人きりのナイショ話】藤堂零
皆さんどう?お目当ての彼の部屋に行ってますか?
最初はたいしたことない企画なんじゃないかって思ってたけど、
やり出すと、結構、彼の部屋通ってしまいました。
「今日学校でどんなことがあった?」
これは予想どおり「・・・昼寝」だった。だって、藤堂君だもんね!
でも、ずっと屋上で昼寝している理由がつがいの燕が気になってって言うのは・・・。ツボでした!
「伴侶をみつけた2羽はずっと一緒にいるんだ」とか
「こいつら協力して子育てしてるの見守りたい」とか
「俺、あんたが一緒に見たいって言ってくれるの待ってた。だからめちゃ嬉しいよ。」とか
「俺と一緒にあいつら見守っていかないか?」「俺とあんただけの秘密だからな」とか、
さらっっと言ってのける藤堂君。
ますます好きになってしまうわ・・・
「寮の人たちのことどう思ってるの?」
吾妻 → 人懐っこい、うるさい。
水瀬 → 寮の皆のこと一番みている。一番大人。うるさいの嫌だから無口なとことがいい。
龍海 → ガキ。ウルサイ。声と顔がデカイ。相手にしない。苦手。でも、一番情に深い奴。
榊 → 気が合う。チャラチャラしてるようだけど、人の気持ちに敏感で繊細な奴。
主人公→ 最初は興味なし。
龍海君の酷い言われようには思わず吹いてしまった。でもちゃんといいとこも見てる。
藤堂君の歯に衣きせない物言いは魅力的ですね!
主人公も興味無しと言われ「ガーン」だったけど、
今は「危ないから一人で行動するな。困るんだ、あんたに何かあったら。」
って思ってるって言われて、胸キュンキュン・・・。
「暇な時、何してる?」
これも予想どおり「昼寝」だったなぁ。
でも、休日に昼寝するとっておきの場所、教えてもらっちゃった!
あと図書館好きで本が好きとか。
今読んでるのがシェークスピアの「真夏の夜の夢」
藤堂君、どこが悪で不良なの?って思わず突っ込みたくなる。
でね、主人公が恋愛小説が好きって話すると
「恋愛小説は興味ないけど、あんたが好きな本がどんなのか知りたいからかしてくれ」とか言うのよ。
どーしてこう言うこと照れずにさらっというかな・・・。
藤堂君はこの手の発言をさらっと流れに中で言うのが、すごく私にとってツボなんです。
「授業のことで相談があるの」
もう、知ってると思うけど、毎日授業にも出ないで昼寝ばかりしているのに、頭いいんだよね、藤堂君。
これも、私のストライクゾーンだわ。
おバカさんもいいんだけど、やっぱり頭いい方がいいな・・・。
化学と数学が好きで、「数学は答えが一つだからシンプルで良い。」とか言ちゃうわけよ。
そのあと「あんたって素直なんだな。いいと思うよ、そういうとこ。」とか
「俺に出来ることあるか?俺には遠慮するな。もっと頼ってこい」とかってまたさらっと言うのよ。も~~~惚れてまうやろ!!の世界。あ~藤堂君ってホント私のツボをぐいぐいと押してくるのよね。
「私のことどう思ってるの?」
最初、てんぱってたら、ココア入れてくれて「落ちつけよ」だって。もう~またツボ・・・。
「あんたのお陰で、感情が出せるようになった。」
「俺もあんたの前では、無理しないでいられる」
「あんたは俺にとって、いや、俺達にとって大事な存在だ、だからこれからもよろしくな!」
藤堂君ってね、「好き!」とか「愛してる!」とか絶対言葉で言わないのよね。
「えっ、どーなの、それって。どうとればいいの?」ってことが多くて。
そこが、また私のツボだわ・・・。
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【瑛君とののの物語】
《7回目》
入学式が終わって3日目。色んなことに少しづつ慣れてきた。
「あ~今日も1日終了!速く帰ろっと!」
あれ?何だか人だかりが出来れる。何だろう?有名人でもいるのかな?
「ごめん!ホントもうそろそろ行かないと・・・」
あれ・・・佐伯君だ!
「ええ~もうちょっといいでしょう?」
「ごめんね。今日は家でちょっと用事があるから・・・」
それでも佐伯君を取り囲んでいる女性達は諦める様子はない。
「ダメェ、佐伯君、この間もそう言って付き合ってくれなかったじゃん!!」
「ハハ~そうだっけ?あっ、そうか、今日は予備校だった!」
「スルイ!そんなの観え見え見え~!」
わぁ~女子の囲まれちゃって、もてもてだー漫画みたい・・・。
「参ったな・・・。」佐伯君がぽつりと呟く。
女子の群れで近寄れないや・・・。
続く・・・
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