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加地君、私、好きだな・・・。
ちょっと、独特の世界観を持っていて、それに浸る傾向はあるけど。
一番、「この人ただの主人公の追っかけじゃないな・・・」って思ったのは
土浦君に、「音楽の道に進むなら生半可な気持ちじゃダメ
自分は挫折したけど、本当に進みたいって思ってるなら真剣に考えろ」って忠告してたでしょ。
あれって、的を得た意見でいつものロマンチスト発言じゃなかったでしょ。
これで、一気に加地君の見方がかわりました。
きっと、過去に、音楽でその道を諦めざる終えないことがあって、苦しんできたんだろうな・・・って。
それで、叶わなかった自分の夢を主人公に託して、一途に応援してくれるんだろうなって。
そう、思うと主人公のバイオリンの音色に魅せられて、転校までして主人公のところまできたって
いうのも不自然じゃないなって思えてきて。
きっとね、加地君、今でもちゃんとすれば、音楽の道に進めるだけの技術や知識はあると思うんだ。
でも、それはおいといて、その願いを主人公に託してるんだよね。
だから、あんなに、一途に愛してくれるんだよ。
私は、素直にその思いを受け入れてあげたいな・・・って思った。
そして、いつか、また、主人公に託すんじゃなく、自分でも願いをかなえ欲しって。
その過程をふたりで探していくのもいいな~って思ったから加地君好きになった。
確かに、好き好き攻撃には弱いんだけどね。
だから、大げさな愛情表現も行動も全部OKよ、私。
本来、自分だけに愛情を注いでくれる人って怖さが先にくるんだけど
加地君は、確かに主人公に対しては底なしの愛情を注ぐけど
他に人にも、注いでたでしょ、その部分でセーフだったかな。
クリスマスツリーの告白もとジーンときたけど港のカウントダウンもよかったよ。
本当に音楽がすきで主人公がすきで・・・っていうの、伝わったよ。
今回は通常EDのほうだったけど、きっと、上級DEか連鎖EDだと
加地君の「バイオリンを諦めた理由」がわかるんだろうなとおもいつつ、
2周目は連鎖EDやってみようかと思います。
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【瑛君とののの物語】
《115回目》
彩は、かおりを促して、監督とカメラマンのところへ行った。
暫く、3人で話ているかと思ったら、彩がしきりにかおりに頭を下げていた。
そしてまた佐伯のところにやってきた。
「それで、相手代えてくれってどうするの?」
「どうしても、ペアで撮らなきゃいけないなら、俺が相手呼び出すからそいつとだったら撮ってもいい。」
「言ってることはわかるけど、その、やっぱり雑誌に載るわけだし新ブランドの宣伝なんだし
瑛君につりあうそれなりの子じゃないとやっぱり困るわけよ。
その辺は大丈夫なの?監督やカメラマンのおめがねに敵わないと、こちらとしても困るのよ。」
「ああ、わかってるよ。多分、大丈夫だと思う。
さっきの子と比べたら、ちょっとチビで貧弱だけど、そう悪くないと思うぜ。」
「本当に大丈夫なの?来てもらって、かおりちゃんにみたいに泣く泣く返すこともあるわよ。」
「ああ、大丈夫だ。彩さんの知ってる奴だよ。」
「え?そうなの?誰?」
「珊瑚礁のウェイトレス。」
「ああ、あのバイトの女の子・・・。そうねー、確かに身長はちょっと低そうだし
体のボリュームはなさそうね。でも顔だちは確かにOKかな。
まぁ、監督とカメラマン次第だけど、とにかく呼び出してみて」
「ああ、わかった。」
そう言うと、佐伯はののに電話をかけた。
(プルルル~プルルル~プルルル~)
「はい、ののです。佐伯君?」
「ああ、突然悪いな」
「ううん、いいよ。大丈夫!でも、珍しいね、佐伯君が電話かけてくるなんて。」
「お前さ、これから暇か?」
(え?もしかして、デートのお誘い???)
続く・・・
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