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私、完全に騙されました・・・。
平助君のEND、号泣して森田さんのエンディング曲聞いたの私だけでしょうか?
だって・・・絶対、死んだと思ったの。
最後にきて、これ、地雷じゃない!!
うっそーーー!!また、2人で相打ち死にするのーーー!!やめてーーー!!
で、見事に号泣でした。
と、と、ところが、曲を涙流して聞いたあと
「えっ?何、このエピローグ?幽霊になって復讐か???」と思ってた。
生きてたの?しかも2人とも・・・。
うっそだろーーー!あの状況で助かるの???
ってことで、きっとハトがマメ鉄砲食らったような顔をしていたと思う。
これはいかんでしょ。
これは、生きかえってしまったらウソっぽい。
生かすなら、あんな最後はちょっとねぇ。
でも、まあ、助かって、幸せそうだったから許そうか。
平助君は、とっても幼いイメージなんだけど、時々、すっごく大人だったなぁ。
(実際は、鈴花より年上なんだよね・・・)
伊藤先生に出会ってからの自分の思想というか、考えを熱く語るところとか
鈴花に対しても、意外と強引と言うか
伝えたいことは、きっちり伝えてくるとことか・・・ね。
「戦」にたいしては、かなりドライな考え方だなって思ったんだけど・・・違ったね。
(状況によっては、昨日まで仲間だった者とも斬り合わなきゃいけない)
私、平助君が最後、鈴花と敵として斬り合おうとしてきたでしょ。
あれ、どーしても受け入れられなくて。
だって、つい数時間前には、気持ちを確認して口づけしてたんだよ。
それなのに、どーして、斬れるの?ってね。
でも、違った、やっぱり斬れなかったんだね。
斬りかかってくる鈴花にすんなり斬られるなんて・・・。
「君をどうしても斬れない」なんて・・・今さらずるいよ。
だって、鈴花も決死の覚悟だったんだと思う。
斬り合えば、実力では叶わない平助に斬られるのわかってて向かって行くんだからね。
なのに、自分に手で、平助君斬ってしまって。
私、この話は「鈴花がえらい!!」って思った。
斬り合う覚悟をしたこと、そして、潔く後を追って自害したこと。
「絶対許さない、だから今から追いかけて捕まえてやる!」ってもうかっこいいよ、鈴花。
それにしても、打って変わって、甘い平和なエピローグ。
ほっとはしたけど・・・。
平助君、自分の願いを叶えたみたいで良かったね。
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【瑛君とののの物語】
《148回目》
「のの、こんにちは!」
「あっ、くるみさん、こんにちは!」
「とりあえず、歩きながら話そうか?」
「うん!」
ののとくるみは駅の方向に向かって歩き出した。
今日は、ののはバイトがない日で、少し時間に余裕があるということで
駅前通りのカフェに行くことにした。
お店に入って、窓際の席に通されると、ふたりは迎え合わせで席に着いた。
ののは、ブレンドコーヒー、くるみはカフェオーレーを注文した。
「ごめんね、急に呼び出して。」
「ううん、いいよ。今日は大丈夫な日だったから。」
「あのね、のの。早速だけど、お願いがあるの。」
ののは、嫌な予感を持ちながら、恐る恐る聞いてみた。
「何?私、ほんとに大したことできないよ。」
「そんなことない!ののにしかできないこと!
私、実は、今、瑛くんを遊園地に誘ってるんだけど、返事がこないの。
ののからも後押しして欲しいの。」
(ちょっと・・・瑛くんって・・・)
「そんなの、無理だよ。」
「えー、そんなーーー冷たいなぁ。ののが言ってくれたら、瑛くんもOKすると思うんだ。」
「それはないと思うけど。佐伯君、一度決めたことには頑固で覆さないから。」
「そこを何とか、あなたの力で」
「無理だよ、だめ!絶対できない!」
「そんな・・・そんなことでいいの?
じゃー私、また、毎日、学校と珊瑚礁に押しかけようかな。
バイトの話とかもしちゃうかも?」
「くるみさん、それはひどいよ。それじゃ、まるで脅しじゃない!」
「だって、わたし、ののに頼るしかないんだもの。
でも、それが、駄目なら、どんな手段だって使うつもり。
それくらい本気なの!」
続く・・・
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