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ちょと~水瀬君よかったよ~!
千道君が寮の不良たちを襲撃する計画を中止したことにより
主人公と千道君が襲撃しようとしたグループにつかまり
足を負傷した千道君は主人公だけを逃がす。
主人公は寮の皆を説得して、千道君を助けにいく。
無事に千道君を助けることはできたけど、ケンカが学校側の知れてしまい
主人公を除く、6人が、3日間の謹慎処分となった。
皆が最後まで、主人公の名前だけは言わなかったので主人公だけは謹慎処分を免れる。
いてもたってもいられずに主人公が水瀬君にあいたくて学校早退して寮に帰ってきた。
何とか、梅さんの監視を抜けて、
主人公が水瀬君をてれていきたかった場所に連れていく。
それは・・・「猫喫茶」
お店の中に入ると、可愛い猫たちで一杯。
1匹、小さな子猫が水瀬君を気にってそばによってくる。
飲み物を頼むふたり。
主人公はスイーツを頼み、アイスクリームのところをすくって
水瀬君にあげようとしる。
アイスクリームは苦手な水瀬君。
どーしたと思う?
「アイスはいらないけど、こっちが欲しい」って何と!!!
主人公の唇を奪うんです!
しばらくキスを続けているんだけど、さっきの子猫に邪魔されて
「いいところなんだから、邪魔するな・・・」だって。キャー!!!
何だか、水瀬君、こんな積極的なキャラだったっけ?って思ってしまった。
でも、このシーン、何だか好きだな。
水瀬君、普段がそっけないから、こういうことされるともう胸キュンキュンです。
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【瑛君とののの物語】
《50回目》
駅に着いて電車に乗った。
帰宅ラッシュと重なってしまって、駅構内はかなり混み合っていた。
ホームに電車が入ってきて、やっとの思いで電車に乗り込んだ。
5つの駅がとても長く感じてしまう。
「何だか、凄く混んでるね。」
「ああ、帰宅ラッシュだな。もう少し、時間ずらせば良かったな。」
次の駅で、また人が雪崩混んでくる。
私は、四隅の一角に追いやられ、潰されそうになり目をつぶった。
(あーもうこれ以上、後ろには行けないのに・・・。押し潰されちゃうよ。)
すると、目の前に誰かが立ったかと思うと、ふっと私の周りに隙間ができた。
佐伯君が私の背後の壁に両手をついて囲んでくれていた。
「お前、潰されそうだから・・・。お前の足元に荷物置いたから、それだけ注意しろよ。」
「は、はい。」
(あー佐伯君、ち、近い、近すぎ。しゃべると、佐伯君の吐息が頭にかかっちゃうし・・・。顔、上げられないよ。)
私はとっさに俯いてしまって、顔がどんどん暑くなってくるのがわかった。
(どーしよう・・・意識しちゃってダメだ・・・)
「おい!のの。お前、顔、真っ赤だぞ。気分悪いのか?」
「ち、違うよ。大丈夫だよ。」
「そっか?変なやつだな」と言って、佐伯君は私の髪をくしゃって撫でる。
(あーそんなことされたら・・・。)
私はドキドキが一段と激しくなりますます俯いて顔を上げれなくなってしまった。
その後、この体勢で3つの駅を通過した。
その間も佐伯君は何事もなくぽつぽつと話しを続けてたけど、
私はとにかく話す度に髪にかかる佐伯君の吐息が気になって何を話していたのか良く覚えていない。
やっと降りる駅に電車が入り、ドアが開いた。
意外と下りる人が多く、人の波に任せてホームに降りた。
「あーやっと、着いたなぁ」と佐伯君が大きく伸びをした。
私がやっとあの体勢から解放されてほっとしていると、背中をポンと叩かれた。
「いくぞ!」
「う、うん、行こうか。」
私たちは珊瑚礁に向かって歩きだした。
続く・・・
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