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連日TVから流れる地震関連のニュースで、日を追うごとに
被害の大きさを知らされ心が痛んでおります。
地震発生時、私は職場にいましたが、船に乗って
緩やかだけど大きな波を超えているような揺れをかなり長い時間感じてました。
でも、お気楽に、職場の皆と
「ドアを開けようか・・・」とか「外に非難?」とか
どこかで、「たいしたことないだろう」って思っていました。
今、そんな自分がとても恥ずかしく、愚かだな・・・って思っています。
でも、そんなことに気付き、地震に対して真剣に考えてみようって
思わざるおえなくなったこと・・・これも今回の地震がきっかけになるんだと思います。
日本の皆が、危機意識を高め、被災地域の復興を最優先すると言う意識を持てば
復興もスムーズにいくのかなって思います。
皆がそんな意識を持てば多少不利益を蒙っても、文句は出ないはず・・・って思いますからね。
今後はこの危機感、意識が持続するよう、心がけたいと思います。
私に出来ることなど知れているのだけど
節電をしたり、少しだけど募金をしたりしたいと思ってます。
地震当日、そんなお気楽だった私は、色々用事を済ませて帰宅すると
既に20時を回っていて、地震のTVをみながら気になっていたのは
翌日開催の「遥か祭り」のこと。
最初、関東地方にあれほどの被害があると思ってなくて・・・(ホント、お気楽だったんです。)
でも主催者コーエーのHP見てもすっと「メンテナンス中」の表示で情報が全くなくて。
焦ってしまって、数人のお友達に開催されるのかどうかメールで聞いてたりしてました。
するとTVから今回会場になっている「パシフィコ横浜」は帰宅不能になった方々の
避難場所になっていると知って、ここでやっとことの重大さに気付いた始末。
関東地方でもこんな被害が出てるんだ・・・って。
結局、日曜日になって、HPに公演中止の発表が出ていましたけど。
私の個人的な事情で今回のイベントは凄く、楽しみにしていたし、
どうしても見たかったんだけど(恐らく暫くイベントに行けなくなるので・・・)
こんな状態では、中止せざる終えないんだと納得はしています。
きっと、また同じ会場で開催しようとすると
すぐにスケジュールが決まるわけでもないですものね。
本当はどれだけ先になっても、公演して欲しいのだけどね。
延期でなく中止になってしまうのは、残念かな。
さて、「遥かなる時空の中で5」の進捗状況ですが・・・
さすがに、この休日は、どっぷりゲームってわけにはいかず
平日、少しづつプレイしてやっと今、6章をやってます。
そして・・・そう、念願の小松氏に会えて、仲間になってもらって
ただ今、一緒に戦っております。
嬉しいです!立花さんの声がきけて(笑)
もっと冷酷非道な感じなのかな?と思ったけど
すごく冷めた考え方なんだけど、思ったより優しいですね(笑)
ソウ君の変貌ぶりにビックリしてしまったのは私だけではないはず・・・。
それに、桐生兄弟はやはり只者ではなかったのだと・・・。
都姉ちゃんがやたらかっこよくて、
「男だったらいいのに・・・」って何度思ったことか(笑)
そうそう、戦いも息子がいなくても何とかひとりで戦えるようになったし
連鎖術も使える様になったし、少しは慣れてきて進歩しました!
レベルをどれくらいまで上げればいいのかわからないんだけど
とりあえず、早く、くぎりの7章まで行きたいと思ってます。
相変わらず、遅々とした進み具合なのだけど私はこの作品、好きですよー。
戦闘物が初めてという物珍しさもあるのだけど
ストーリーも自然に次に進めて行きたくなるので
引き込まれているのだと思います。
全く遥かシリーズをプレイしていない目からみると
良い作品なのではないかな・・・っていう感想です。
まだまだ、ほんの序盤なので最終的にどうなるかはわかりませんが・・・。
早く個人ルートに入りたいな。(もちろん狙いは小松氏(笑))
最後に、コーエーさんに一言。
地震の影響で色々不都合があったのは理解してます。
それにしても、今回の公演中止の告知に関しては、情けないですよね。
中止の連絡だけなら、何とでも出来るでしょ?
コーエーさん規模に及ばない小さな企業でも
お客様最優先で連絡は入れていましたよ。
もう少し、「顧客」のことを考えた行動をとったらどうですか?
この失態を取り戻すには、今後大変な努力が必要だと思います。
私は、仕事柄、顧客の信用を失ってそれを取り戻す大変さは身に染みて判ってます。
どうか、企業挙げてこんなことになった原因究明。適正な対策措置を
取っていただき、にどどこのようなことのないよう1日も早く、顧客の信用を取り戻して下さい。
そして、「さすがコーエーさん!」って言われるよう努力してください。
乙女ゲームを愛する私は、応援させていただきますので。
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【瑛君とののの物語】
≪270回目≫
佐伯が日本を経ってから2週間ほど過ぎた時・・・
街がクリスマスムードで盛り上がってきたある日のこと。
放課後、ののは、バイトが休みということもあり
ぼんやりと考え事をしながら、最後に机に出されていた教科書を鞄につめこんでいた。
(はぁ・・・もうすぐクリスマス。みんな楽しそうだな・・・)
「はぁ・・・。」
大きな溜息が思わず口から零れた時、背後から声が聴こえた。
「ののちゃん、大きな溜息ついてどうしたの?」
ののはあわてて振り向くと、そこには、穏やかな笑顔を浮かべた
井上が佇んでいた。
「あっ、井上君。」
井上は、ののの前までゆっくりと歩いてくると、
そこにある椅子を引いて、椅子をまたぐ様にしてののの前に座った。
「それに、何だか元気ないよね、最近・・・。」
「そんなことないよ。今日は、バイトないから、放課後焦らなくていいから
ちょっとぼーとしてただけだよ。」
「そう?そんな風には見えなかったけど。
心、ここにあらずって感じで、ちょっと寂しそうにみえたけど・・・僕の勘違い?」
「えっ?うーん、ちょっと疲れてるかな・・・」
「相変わらず、ののちゃん・・・素直じゃないね。」
「そんなことないよ。」
「僕さ、いつもののちゃんのこと見てるから、よくわかるんだよ。
隠したって駄目だよ。」
「そんな・・・私、隠してなんていないよ。」
「そう?じゃー素直に寂しいって言えば。」
「・・・。」
「佐伯がいなくて寂しいんだろ?」
「そんなことないよ。」
「ふふ・・・。また、強がっちゃって・・・かわいいね、ののちゃん。」
「もう、井上君、からかわないで。」
「からかってないよ。」
そう言って井上は、ののの俯き加減の顔を覗き見た。
(ちょっと・・・井上君、顔が近いよ・・・恥ずかしい)
「あのさ、ののちゃん・・」
「な、何?」
今度は、井上の手がののの頭に載せられて、またぐっと顔が近づいてきた。
思わぬ至近距離にののは無意識に体を引いていた。
「逃げないで、ののちゃん。
佐伯がいなくてもさ、僕がののちゃんのこと元気にしてあげるからさ。」
「・・・。」
「ほら、俯かないで。僕の目をみて。
本当は寂しいんでしょ?」
ののは、井上の言葉に素直に首を縦にふった。
「やっぱり・・・。じゃーさ、24日の日、一緒に出かけよう。
連れて行ってあげたいとこあるしさ。
佐伯いないんだったら、別に気にしなくていいでしょ。」
「え、でも・・・。」
「でも?何?ちょっと友達と出かけるくらいいいだろ?
それとも、佐伯にそんなことまで禁止されてるの?」
「そうじゃないけど・・・。」
「じゃーいいじゃない。何か問題ある?
別に、友達と都合が会う日に出かけるだけだろ?」
「それは、そうなんだけど・・・。」
ののがどうやって対処したらいいのか混乱していると
「じゃー何も問題ない。決定だね。
楽しみにしてて。僕、絶対にののちゃんのこと元気にしてあげるから。」
「う、うん。」
「よし、ちょっとは元気出てきた?
ホント、楽しく過ごさせてあげるからさ!期待してていいよ!」
井上はののの頭を軽くポンポンとたたくと
そのまま立ち上がってののに続けて言った。
「じゃーそろそろ帰ろうか?」
「一緒に帰るの?」
「そうだよ、何か問題ある?」
「う、ううん、何でもない。」
「大丈夫。ちゃんとお家まで送って行ってあげるから。」
「そうじゃない、そんなこといいよ、井上君、遠回りになるから。」
「そんなの、ののちゃんが気にすることないの。
お姫様をお送りするのはナイトの役目だから。
ほら、行こう!」
井上は、すっとののの手を取ってののを立たせてあげた。
「ありがとう・・・。」
ののは反射的にそう答えて、井上と歩き出した。
井上はののの手をふわりと握り、そのまま教室を出た。
そのままふたりは、下校の途に付いた。
続く…
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