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正直にいいますと、最初、隆志君を攻略中、一番、心惹かれたのが誠悟君でした。
っていうより、この人の一言「うん」に落ちたって感じです。
誠悟君の「うん」という声に撃沈してしまいました。
そして、号泣度数がまた上がってしまいました。
もう、誠悟君の話は理想的は幼馴染の王道ストーリーで素直に感動して泣けましたよ。
これ以降ネタばれですから、知りたくない方はスル―してね!!
幼馴染の桜衣、誠悟、紳は3人仲良く高校生活を送っている。
そこへ、転校生の隆志が加わる。
色々な問題を乗り越えて、4人は友人として付き合っていく。
3年の9月から12月、皆がそれぞれ自分の進路のことで悩む。
中々自分の進路を決められない桜衣。
一方、高校生走り高跳びの最高記録保持者の誠悟は某有名一流大学の推薦のオファーがきている。
ある日誠悟は溢れる自分の気持ちを抑えきれず、半ば、襲うような形で
(誠悟の告白を桜衣が「冗談でしょ?」と返してしまい「どれだけ本気か思い知らせてやる」という流れで)告白する。
桜衣は今のままがいいと誠悟を振ってしまう。
振ってしまってから、やけに誠悟のことが気になっていつも誠悟のことばかり考えている自分に気づき
やっと、自分は誠悟が好きなんだと自覚を持つ。
今度は桜衣が誠悟に告白する。
晴れて、2人は付き合うが、誠悟が遠くの大学の推薦を受けたため、2人で一緒に過ごせる時間はあとわずか。
そして、別れの日、桜衣は「行かないで」の一言を何度も飲みこんだ。
笑顔で誠悟が乗ったバスを見送るも、暫くすると、泣き崩れてしまう。
そこへ、行ったはずの誠悟戻ってきて、「やっぱり離れることなんて俺にはできない。
必ず皆を説得するから、俺と一緒に付いてきてほしい。」と。
もう堂々としたプロポーズ。憧れるな~
ここで、本編Happy END。
この後、エンドロールと歌が流れ、エピローグへ。
あるアパートの一室らしき部屋で、桜衣が受験勉強をしているシーン。
英語の勉強だけど、後ろから誠悟が抱き包んで、教えている。
桜衣の「これじゃ、ドキドキして勉強に集中できないよ。受験に失敗したら誠悟のせいだからね」の言葉にあっさり「別にいいでしょ、好きなんだから」と返している。
あー誠悟君、相変わらず、桜衣にゾッコンなんだー。
と、ふたり仲良く遠くの地で暮らしている様子が描がれてました。
ホント、幸せそうで、良かったです。
萌えさせていただきました、この2人には。
何でこんなに感動したか・・・それは誠悟の桜衣に対する海のように深い愛に・・・。
誠悟君、普段は冷静沈着なクール系キャラで、でもツンデレじゃなくて、
普段から、桜衣にたいする愛情はみせてます。 だた、言動がクールなので、デレデレしててもそう見えないんです。
頭がよくて、運動もできて、イケメンで・・・そう、もてない訳ありません。
遠征先の陸上部のマネージャーが人目ぼれをして、誠悟に会いに来る話があるのでけど
全く目もくれず冷たくあしらってます。
「俺が優しくするのはお前だけ」と皆の前で言ってのけますから・・・。
桜衣に振られた誠悟君、どーしたと思います?
悩む桜衣にたいして、「この前(告白したこと)のことは全て無かったことにしていいから」って言うんですよ。
こんなこと、普通言えませんよ。自分の「好きだ」という事実をなしにするってことですよ。
自分の何十年も抱いてきた気持ちを否定するなんて・・・。もう切なくて、見てられない。
そして、桜衣への決別として、大学推薦を受けてはなれようとする。
誠悟君、あなたはどれだけ自分を犠牲にするの?って感じでしたよ。
そして、ありましたよ!幼馴染の王道、「子供のころの約束が・・・。」
そして、誠悟が守ろうとしていた約束、お決まりのように桜衣はその思い出を忘れているのよね・・・。
で、桜衣が思いだした時、もう・・・ホント、誠悟、良かったねと号泣です。
しかし、小さい頃からひたすら桜衣だけを想い守り、見続けてきた誠悟の一途な想いには脱帽です。
本当に報われて・・・というか、ふたり結ばれてよかったです。 ほんと、久しぶりの純愛にどっぷりはまってました。
もう瞼がボンボンになってしまいました。
明日会社どーしよ・・・
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【瑛君とののの物語】
《90回目》
「ニャー」と鳴きながら、一匹の猫が木の後ろの茂みから出てきた。
「何だ、猫かよ。」
「ビックリしたね。」
「何だよ、あいつ、いいとこで邪魔しやがって・・・」
佐伯君はひとりごとのように呟いた。
「え?何?」
「バーカ、何でもないよ!ってかさ、お前、この体勢だと花火みれないだろ?」
「そ、そうだね・・・」
「しょーがねえな」
佐伯君は立ちあがるとののの後ろに座り、後ろから抱きしめた。
「これなら花火もみれるな」
「う、うん。」
(何だか、恥ずかしいけど、佐伯君の暖かみを感じて、とっても心地いいな・・・)
佐伯君はののの首筋にキスをすると
「リンゴ飴のお礼は、またの機会にじっとくり返してもらうからな、覚悟しとけ」
「えー何?何?それってどういう・・・」
すると、後ろから佐伯君が人差し指をののの唇の押し当てて
「だまれ。もういいから、花火みようぜ」
「そ、そうだね」
ののは佐伯君に後ろから包み込まれたまま、ずっと最後まで夜空に放たれる花火を見ていた。
(きっと、私も今日のこと、一生憶えてる。この花火、絶対忘れない・・・)
(*夏の行事はこれにて終了です。甘く終われたかな・・・)
続く・・・
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