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イケメン学園からまた単発アプリが配信されてました。
「みんなで家事分担編」← ちょっとお笑い系かな?なんて想像してますが・・・。
寮の管理者の梅さんが屋根の修理をしようとして落ちて救急車で運ばれる。
大事には至らなかったけど、安静にしていないといけないので
梅さんの仕事を皆で分担してやろうということに。
仕事は6種類で主人公はどれかのお手伝いに付くと言うことになり
これが選択肢になってます。
選択肢は・・・・・・
①掃除 ②洗濯 ③屋根の修理 ④買い物 ⑤炊事 ⑥ご近所付き合い
選択肢を選んだ順に書いていきますね。
①掃除
零狙いだったのだけど、晃になりました。
晃はやはり凄く気が回る人なので掃除も手際のよいこと!
お風呂掃除を最後にして、最初に湯船で洗面器などの漬け置きにしておけば
あとが楽だよと提案してたけど・・・あんたは主婦か!って突っ込みいれたくなるほど。
確かに私も大掃除の時、この手を使うけど、小物をゴシゴシ洗わなくていいから楽だよね。
でね、窓拭きしても高いところは手が届かないからってやってくれて
ついでに桟も綺麗に拭いたり雑巾がけしてたら、
「きつく絞るの大変だから絞ってあげるよ」とか
「廊下のワックスがけは力がいるから僕がするよ」とか
とにかく、気が利いて優しいの!!
こんな人が旦那様だったら、お掃除一緒にやってしまえば楽だよな・・・
って思いながらプレイしてました。
今回はクールダウンストーリーなのか、際どいシーンはなかったよ。
でも、キスシーンはばっちりありました。
最後のお風呂場の掃除のところで、軽くだけどね。
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【瑛君とののの物語】
《110回目》
ののは慌てて立とうとしたが
「痛っ!」
「お前、大丈夫か?足、怪我したのか?」
「うん、私、その崖から足踏み外して、落ちちゃったの。その時足、くじいちゃったみたいで」
すると佐伯君がののの足首をさわって確かめてみた。
「そうだな、これはくじいてるな、痛いだろ。」
「痛みはいいんだけど、私、歩けないよ・・・」
「そうだな、これじゃ、歩けないな・・・。全く、世話のかかるやつ。ほら、乗れ!」
佐伯君はそう言うと、ののをたたせると、自分の背中をののに向けた。
「乗れって、おんぶ?」
「じゃなきゃ、帰れないだろ。お姫様抱っこじゃ手がふさがれるから危ないだろ。ほら、早くしろ!」
「うん、わかった」
ののは、そっと佐伯君の背中に捕まった。
「よし、じゃー行くぞ」
「うん、ありがと、佐伯君・・・。」
ののは、広い背中に顔をうずめて背中から伝わる佐伯君の温かさを噛みしめていた。
(佐伯君の背中、大きくて温かくて安心する・・・ほんとにありがとう)
2人は懐中電灯で道を照らしながら、出口へとむかってゆっくりと歩いていった。
すると、向こうのほうから声がした。
「おーい、誰かいるか?」
それに佐伯君が大きな声でこたえた。
「すみませーん!みつかりました!!」
むこうの方から4、5人の大人が走ってきた。
「おう、お連れさんみつかったか」
「はい、ご迷惑をおかけしました。」
佐伯君がそう言ってやってきたおじさんたちに頭を下げた。
「無事にみつかってよかったな。」そう言って、佐伯君の背中におぶさってるののをみた。
「へぇーこの子か。確かに、こんな可愛い子、いなくなったらぱにくるよな。」
「あの時は取り乱してすみませんでした。」佐伯君が再度、頭を下げた。
「お嬢ちゃん、あんまり彼氏に心配かけちゃダメだよ。
こいつ、凄かったんだから。血相変えて、えらい勢いで管理事務所に入ってきたかと思うと
いきなり『懐中電灯貸してください!』だもんな。」
「佐伯君が、そんなだったの?」
「そうさ、落ち着かせて事情きくのに苦労したよ。
いいな、お嬢ちゃん、こんなに愛されてて!」
「は、はい・・・」
佐伯くんが、慌ててもう一度あらためてお詫びとお礼を言った。
「とにかく、ご迷惑をかけて申し訳ありませんでした。」
「私が悪いんです、ご迷惑をおかけしてすみませんでした。
それに、皆さんで探してくださって、ありがとうございました」
ののも佐伯君の背中に捕まったまま、頭をさげた。
続く・・・
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