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しょっぱな、近藤勇さんの壮絶なENDで余韻に浸ってしまって
しばらく、ゲームに手がつけられなくなってしまったこともあり
取りあえず「悲恋」は避けたくて、絶対、明るく終われるだろう・・・と言うキャラ。
史実でも長生きだった(よね?)新八さんなら、「死」とかはないだろうと
明るい、楽しいENDを目指してプレイ!
このゲームの中の新八さんは、元気キャラで
鈴花とも、「悪友」って感じの付き合い方で、ゲーム中のやり取りも楽しかったです。
普段から、鈴花を構ってはパンチくらってたり、ツンデレ要素もあってね。
言いよってるわりには、鈴花が素直に返すと、冗談でかわして逃げてたりして・・・ね。
新八さんはきっと、入隊当初から鈴花のこと、女としてみて好きだったのかな?
どこから、意識してたんだろーーー?って興味あったんだけど
わかんなかったな・・・最初からかな。
近藤さんなんかは、「女」としてみ始めたシーンが描かれてたから解り易かったんだけど。
この物語のいいところは、男性隊士がひたすら鈴花を守るわけじゃなくて
同じように鈴花に戦わそうとするでしょ。
きっと鈴花にそれなりの実力があるからなんだろうけど、下手したらやっぱり
斬られる可能性はあるわけで、
普通は「お前はさがってろ!」みたいなのが多いんだけど
ここでは、新撰組の一員と認めて敢えて戦わせます。
そういうシーンがあるから、甘い部分が引き立ってきます。
仲間との悲しい別れとかもあるんだけど、感情論だけで、流されず、
その時の最良の選択肢だったと納得していくところとか。
時には、愛する人の為に自分が盾になったり。
絵的には難ありだけど、鈴花の生き方には、共感してるんです。
だから、余計に新八さんとの終盤の「男」と「女」のやりとりでは、ちょっとじーんと来ました。
「いつかきっとちゃんと口説いてやるから待ってろ!」
これが、後半、新八の口から唯一出た、告白の台詞だったよね。
そして、新八さんにやっと口説いてもらって、鈴花が喜んで
「新八さん、大好き!!」って言ってるシーンがとっても微笑ましくて嬉しくて、明るくなれました。
それに、新八の口説き文句もとってもジ――んときました。
「惚れた女の可愛い夢くらい叶えてやれねぇなんて男じゃねぇ!!俺が全部叶えてやる!!」
「こんなことで満足してもらっちゃー困る!
この戦が終わったら、もっともっとおめーをしあわせにしてやるからよ!」
後日談で、鈴花の夢を実現させるべく、お弁当を持ってお花見にいく話で
「あーこのふたり、この先、幸せになっていくんだなー」って思えて
ほんと、心が温かくなりました。
とってもよいENDで安心できました。
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【瑛君とののの物語】
《142回目》
「ええ、あなたに是非、協力してほしいの。」
「何ですか?」
「あのね、もうわかってると思うけど、私ね、佐伯さんのことが好きなの。
それでね、あなたに協力してほしいの。」
「わ、私に?ですか?」
「そう。だって、羽学に友達いないし。こんなんじゃ、佐伯さんの情報も何も入ってこないし。
聞きたいことや、やって欲しいことをあなたに協力してほしいの。
だから、まず、私とお友達になって、お願い!」
「そんな・・・急に言われても・・・。」
「あなた、佐伯さんと仲良さそうだし、ぜひ、お願いしたいの。」
「私・・・そんな重要な役目、できません。」
「そんな難しいこと言わないから。時々、佐伯さんの様子を聞かせてもらって
あと、間に入って、調整っていうか、いろいろと橋渡しして欲しいだけなの。」
「でも・・・」
「ね、お願いよ。じゃなきゃ、私、おおっぴらに行動するわよ。
ここのこととか、学校に知られたらまずいんでしょ。
あなたが、間に入ってくれたら、内密にできるでしょ。
でも、駄目なら、私、頼る人がいないから、協力者作るためにばらしちゃうと思うけど・・・」
「そんなの困るよ。」
「でしょ?だったらお願いよ!」
「何だか、脅迫みたいじゃない?」
「違うよ!だって、私は、あなたとお友達になりたいって言ってるのよ。どーして駄目なの?」
(うっ、ここでウンって言わなきゃ、この人本当に珊瑚礁のことばらしてしまいそう・・・
この際、しょうがないよね・・・。佐伯君の夢がかかってるんだし・・・)
「わかった。でも、私にできることなんてたいしたことないし
正直、佐伯君のことだってよく知らないよ。あんまり期待しないね。」
「わかったわ。これからよろしくね!柊さん」
「うん・・・。よろしくね。瀬戸さん。」
「あっ、私のことは、くるみって呼んで!あなたのこともののって呼んでいい?」
「うん、大丈夫だよ。ののでいいよ」
「じゃー改めてのの、よろしくね!」
「うん、よろしく」
そうして二人は早速、携帯の連絡先を教えあった。
「それじゃ、くるみさん、今日はもう帰っていいかな?」
「うん、ごめんね、長いこと引き止めちゃって。またメールで連絡するからよろしくね!」
「わかった、じゃーおやすみ。」
ののは、入り口の扉に手をかけると、
「マスターお疲れ様でした」と元気に挨拶をして出て行った。
続く・・・
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