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この学園は、日本一の俺様を育てるために創設され、
生徒が男女ペアになって日本一の「俺様=キングレオ」を目指して
課題(試練)をクリアーしていくお話なんです。
ありえない設定でしょ。でも、面白かったよ。
まず、5人の中で一番気になった荒瀧くんから攻略開始。
荒瀧君は、日本最大のヤクザの組の跡継ぎ息子として修行のためこの学園に入学。
主人公は学園側の手続きミス(同姓同名がいた)で
本来、大金持ちしか入れないのに一般庶民で入学。
荒瀧君は、実は、父親の愛人の子供で、母親が小さい頃無くなり父親に引き取られた。
正妻にも子供(元次)がいるが、出来が悪くて父親が晋作を跡継ぎとした。
元次は晋作を恨んでいる。そして、同じ学園にいる。
晋作はヤクザの2代目としての鎧を着けて、人を寄せ付けないようにしているが
実際は、ピアノ演奏が大好きでその道に進みたい(かなりの腕前)と思っていたり
猫が好きで、こっそり飼っていたり、雷がトラウマになっていて怖がったりと
優しくて、照れ屋で、仁義礼節を重んじてる男の子だった。
主人公は最初は鎧をつけた晋作と接していくわけだけど
温室でピアノを弾いたり、猫の世話をしてたりする晋作をみつけて
散々、邪険にされながらも、毎日、ピアノ演奏を聴きに温室に通う。
じょじょに晋作が本来の自分を主人公にみせるようになり、仲良くなっていく。
そしてパートナー選び。
男性が女性を指名するわけだけど、学園の中で異色の主人公は、キングレオ候補の
男性から次々と指名される。
しかし、そこで晋作が始めて主人公を求める。
主人公は冷たくされながらも、優しかったり、助けてくれたりする晋作を
好きになりかけていたので、晋作と組むことにする。
そして第1の試練:湖の中のネックレス(だったかな?)を撮ってくる
第2の試練:無人島での生活、
第3の試練:ピアノの連弾
を一番でこなし、見事、キングレオの座を射止める。
そして、ヤクザの父親を説得して音楽の道に進むこと、主人公と付き合うことを許してもらう。
途中、腹違いの兄妹の元次とのいざこざ(主人公が狙われたり)があったり
主人公の幼馴染との取り合いがあったり以外と16日間、飽きることなく楽しめました。
晋作のキャラ設定が硬派だったからかも知れないけどあまり甘い部分はなかったです。
でも、途中、何回かはドキドキする場面はありました!純愛路線で・・・。
最後に二人っきりになってキスをするってところがあるんだけど
ちょっと感動物でした。
そして、中々、言葉にだして、甘いことは言ってくれない晋也くんの
最終日のメールの内容に撃沈
『俺の女になれ。一生、俺の傍からはなさねーから、覚悟しろや!』
それでは、スーパー八ピィエンドの選択肢です。
↓
【レッスン1】・荒瀧君にペンをかりる → ・言わない → ・もらう
【レッスン2】・うん、全然! → ・ベートーベン
【レッスン3】・かばってくれてありがとう → ・晋作と組む
【レッスン4】・うん、ちょっと → ・思ってないよ
【レッスン5】・成績がいい不良なんて珍しいけど → ・ピアノが聴きたくて
【レッスン6】・とってあげる → ・2日間よろしくね
【レッスン7】・もう、嫁に行けない → ・好きなのかも
【レッスン8】・一緒に寝る → ・ありがとう
【レッスン9】・晋作をとめる → ・お母さんのこと → ・なんでもないよ
【レッスン10】・行かない → ・秀ちゃんが心配で
【レッスン11】・拒否する → ・ありがとう
【レッスン12】・謝る → 期待とおりでしょ
【レッスン13】・助けてくれてありがとう → ・行きたい
【レッスン14】・会いたくなって → ・私も付いていく
【レッスン15】・遠慮する → ・大丈夫
【レッスン16】・選択肢なし
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【瑛君とののの物語】
《105回目》
しばらく歩いていると、小さな机とベンチが点在している休憩場所があった。
佐伯君とののは、そこでお弁当を食べることにした。
「あー久しぶりに歩いたな。腹減ったー!」
「今日はね、張り切って早起きしてお弁当作ってきたんだ!
たくさん作ったから、いっぱい食べてね!」
「お前の手料理か・・・。大丈夫か?」
「何それ?どー言う意味?」
「いーや、何でもないよ。
でもさ、お前の手料理食べるの初めてじゃないか?」
「あっ、そー言えばそうだね。意外と自信あるんだけどな・・・。」
「お前のその根拠のない自信はどこからくるんだ?
悪いけど俺、舌は確かだぞ。それに、学校でも色んな女の子からお弁当
差し入れてもらったりしてるし」
(そうだった。佐伯君、学校のお昼休み順番に親衛隊の子たちとお昼食べてるんだった・・・。)
「でもでも、そこそこのレベルはあると思うんだけどなぁ・・・」
「どれ、じゃお手並み拝見といくか。」
そう言うと佐伯君はお弁当箱の隅にある卵焼きに手を伸ばした。
「これ食べると、だいたい解るんだよな。そいつの腕前。一番、個性がでるから」
「ど、どうかな?」
「うーん・・・。」
(えっ、もしかしてダメだった?)
次に、真ん中にあった唐揚げを取って口に運んだ。
「お口に合わなかった?」
「ばーか、そんな泣きそうな顔して。誰もまずいなんて一言も言ってないだろ。」
「そーだけど・・・。」
「うーん、まだまだってところだけど、旨いぞ!合格点はやるよ。」
「ほんと?嬉しい!」
「お前、自慢の唐揚げは確かに旨いよ。まぁ、1回じゃまぐれってこともあるからな。
また作ってこいよ、ちゃんと食ってやるから。」
「うん、わかった!私、頑張るよ。お弁当作るの嫌いじゃないんだ。」
続く・・・
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